有価証券報告書-第163期(2022/04/01-2023/03/31)

【提出】
2023/06/28 13:12
【資料】
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【項目】
183項目
(戦略)
■ [TAISEI VISION 2030]
当社グループは、2021年5月に、中長期的な外部環境や構造変化を、「IX(インダストリー・トランスフォーメーション):業界再編圧力の高まり、SX:環境・社会課題を事業を通じて解決する方向へ、DX:DXが競争力を左右する時代へ」の3つのXとして特定し、グループ理念等に基づいて「中長期的に目指す姿[TAISEI VISION 2030]」を策定しました。
「安全・安心の実現」、「『人』と『技術』と『情報』の最適活用」を基本姿勢として、「進化し続けるThe CDE3(キューブ)カンパニー~人々が豊かで文化的に暮らせるレジリエントな社会づくりに貢献する先駆的な企業グループ~」を目指しており、その中で、SXに対しては「環境分野のフロントランナーを目指してカーボンニュートラルに向けた取り組みの加速」、「ダイバーシティ&インクルージョンを進め、多様な能力を最大限発揮できる働きやすい環境や人事・給与制度の実現」に向けて取り組んでおります。
■ 中期経営計画(2021-2023)
[TAISEI VISION 2030]の実現に向けて足元の事業環境を考慮しながら、3年間で集中的に取り組むことを重点課題として特定し、事業関連とサステナビリティ関連に分類して取り組んでおります。
サステナビリティ関連については、「エネルギー・環境」・「安全」・「技術開発」・「DX」・「働き方改革」・「ガバナンス」の6分野を特定の上、各分野において具体的な重点施策を実行しております。
■ マテリアリティ(取り組むべき重点課題)
社会及びステークホルダーの関心や社会課題を認識するとともに、当社グループの経営への影響(インパクト)を踏まえ、以下の8つのマテリアリティ(取り組むべき重要課題)を特定しております。
① 持続可能な環境配慮型社会の実現② 品質の確保と技術の向上③ 持続可能な社会の実現に向けた技術開発④ サプライチェーン・マネジメントの推進⑤ 労働安全衛生管理の徹底⑥ 技術者の育成・担い手の確保⑦ 働きがいのある魅力的な職場環境の実現⑧ コンプライアンスの徹底 グループガバナンス体制の再構築

また、マテリアリティに沿ったKPI(重要業績評価指標)を定め、取り組みの可視化を図ることにより、事業活動を通じた社会課題の解決‧価値創造に取り組んでおります。
なお、各マテリアリティの中期経営計画(2021-2023)重点施策への反映については、「大成建設グループ統合レポート2022(サステナビリティ経営の全体像と中期経営計画の取り組み)」をご覧ください。
(https://www.taisei-sx.jp/management/materiality/)