四半期報告書-第52期第2四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)

【提出】
2014/11/14 11:05
【資料】
PDFをみる
【項目】
28項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の概況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の積極的な金融・経済政策や円安・株高に支えられ、企業収益は改善し、景気は緩やかな回復基調に推移いたしましたが、輸入物価の上昇、消費増税を背景に国内物価の上昇、個人消費の低迷等により、国内景気の先行きは不透明感が増してきております。
当社グループにおきましては、東日本大震災の復旧事業における海岸堤防で使用する護岸ブロック等の出荷が順調に伸長したことから、売上高は増加いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高につきましては、3,398百万円(前年同四半期比362百万円増)となりましたが、鋼製型枠の減価償却費等が増加し、営業利益は50百万円(前年同四半期比36百万円減)、経常利益は63百万円(前年同四半期比27百万円減)、四半期純利益は54百万円(前年同四半期比26百万円減)となり、増収減益となりました。
セグメントの業績の概況
型枠貸与事業が867百万円(前年同四半期比28百万円減)、資材・製品販売事業が2,530百万円(前年同四半期比390百万円増)となりました。
収益面では、型枠貸与事業の営業利益が43百万円(前年同四半期比28百万円減)、資材・製品販売事業の営業利益が7百万円(前年同四半期比7百万円減)と前年同四半期よりそれぞれ減少いたしました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下資金という。)は、前連結会計年度末に比べ、ほぼ同額の814百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況については、以下のとおりであります。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動により得られた資金は211百万円(前年同四半期は251百万円の収入)でした。主に税金等調整前四半期純利益63百万円、売上債権の減少1,802百万円による収入と、仕入債務の減少1,359百万円、たな卸資産の増加289百万円による支出等によるものであります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動により支出した資金は75百万円(前年同四半期は35百万円の支出)でした。主に鋼製型枠等有形固定資産の取得による支出70百万円等によるものであります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動により支出した資金は142百万円(前年同四半期は82百万円の支出)でした。主にリース債務の返済に
よる支出92百万円、配当金支払による支出72百万円、短期借入による収入30百万円、短期借入金返済による減少
7百万円等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は28百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。