四半期報告書-第54期第2四半期(平成28年7月1日-平成28年9月30日)

【提出】
2016/11/14 9:12
【資料】
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【項目】
30項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の概況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、設備投資に慎重な姿勢が強まり、個人消費の停滞や中国やその他の新興国経済の成長鈍化、英国のEU離脱問題等の影響により、円高が進行するなど、景気の先行きは不透明な状況で推移いたしました。
当社グループにおきましては、東日本大震災の復興事業における被災3県の海岸堤防、防潮堤工事に提供する製品の出荷は順調に推移いたしましたが、その他の地域における型枠貸与および製品の出荷は伸び悩みました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高につきましては、4,036百万円(前年同四半期比480百万円減)となりました。営業損失は10百万円(前年同四半期は営業利益55百万円)、経常損失は20百万円(前年同四半期は経常利益52百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は25百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益31百万円)となりました。
セグメントの業績の概況
事業別の売上高は、型枠貸与事業が716百万円(前年同四半期比1百万円増)、資材・製品販売事業が3,320百万円(前年同四半期比481百万円減)となりました。
収益面では、型枠貸与事業の営業利益が86百万円(前年同四半期比77百万円増)、資材・製品販売事業の営業損失が97百万円(前年同四半期は営業利益45百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下資金という。)は、前連結会計年度末に比べ、362百万円増加し、905百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況については、以下のとおりであります。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動により得られた資金は154百万円(前年同四半期は14百万円の収入)でした。主に売上債権の減少1,367百万円、減価償却費163百万円による収入と、仕入債務の減少1,213百万円、たな卸資産の増加127百万円による支出等によるものであります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動により支出した資金は36百万円(前年同四半期は57百万円の支出)でした。主に鋼製型枠等有形固定資産の取得による支出34百万円等によるものであります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動により得られた資金は243百万円(前年同四半期は174百万円の支出)でした。主に長・短期借入による収入2,145百万円と、長・短期借入金返済による支出1,695百万円、リース債務返済による支出147百万円、配当金の支払額56百万円等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は25百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。