有価証券報告書-第65期(平成29年9月1日-平成30年8月31日)

【提出】
2018/11/21 13:19
【資料】
PDFをみる
【項目】
82項目

対処すべき課題

文中における将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社は、「顧客の満足と信頼を最優先する」ため、法令遵守と顧客の要求事項を満たし、低価格で高品質な施工と、親身なアフターサービスにより真のオンリーワン企業を目指してまいります。
(2)目標とする経営指標
当社は、競争が激化している事業環境の中、工事利益率及び営業利益率の向上に取り組んでまいります。
(3)経営環境及び対処すべき課題
建設業界におきましては、政府建設投資は首都圏を中心に東京オリンピック関連施設など高い水準で推移する一方で、地方については財政問題もあり弱含みとなる可能性があります。民間建設投資も企業収益の改善等を受け底堅く推移することが予想されます。一方で技術労働者不足と建設資材の価格高騰に伴う建設コストの上昇が懸念され、引き続き楽観できない経営環境が続くものと思われます。このような状況の中、当社は経営方針の諸施策の遂行により、受注及び安定した利益の確保に尽力してまいります。
① 「リニューアル・メンテナンス」分野の提案・企画営業力を強化し、安定的な利益確保のできる経営の構築を図ってまいります。
② 受注時の採算性判断の強化及び貸倒リスクの軽減の徹底に注力してまいります。
③ 施工時の原価管理及び施工管理を徹底し、コスト構造の見直しにより原価の低減を図ってまいります。
④ 有利子負債の削減に取り組み、財務体質の強化を図るとともに、キャッシュ・フローを重視した経営を行ってまいります。
⑤ 経費については、費用対効果を都度検討見直しを行い、その削減に努めてまいります。
⑥ 内部統制の整備・運用の充実及びリスク管理体制の強化を図ってまいります。
⑦ 品質マネジメントシステムISO9001を実践活用してまいります。
⑧ 環境変化に左右されない強固な企業体質づくりのため、人材確保及び人材育成の強化に努めてまいります。