四半期報告書-第15期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)
財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府や日銀による各種政策の効果もあり、企業収益や雇用環境が改善するなど緩やかな回復基調が続いております。しかしながら、中国を始めアジア新興国等の経済の先行きや米国の政策動向の影響など海外経済の不確実性により、依然として国内景気への影響が懸念されております。
コムシスグループを取り巻く情報通信分野におきましては、スマートフォン・タブレット端末の多様化・高機能化に伴い急増する大容量のトラフィックに対応するため、モバイルネットワークの構築が進められています。また、公共・民間分野におきましては、IoT、AI(人工知能)などICTを活用した新たなイノベーションや国土強靭化施策、環境・エネルギー事業、東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた社会インフラ投資の拡大が期待されております。
コムシスグループといたしましては、太陽光発電設備工事をはじめ、グリーンイノベーション事業への参画、スマート社会に向けた公共投資・ICT投資の増加に対応した新たな事業領域へのチャレンジ及びM&Aによる子会社化等のトップラインの拡大に取り組んでまいりました。また、成長事業分野への要員流動、施工効率の向上及び経費削減等の利益改善にも努めてまいりました。
このような取り組みの結果、当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、受注高2,911億6千万円(前年同期比5.4%増)、売上高2,436億1千万円(前年同期比18.9%増)となりました。
また、損益につきましては、経常利益171億1千万円(前年同期比52.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益117億5千万円(前年同期比63.8%増)となりました。
なお、グループ別の業績につきましては、以下のとおりであります。
グループ別の受注高・売上高・セグメント利益[営業利益]
(単位:百万円)
(注) 「受注高」及び「売上高」は外部顧客への取引高を記載しております。なお、「セグメント利益」は当社及びセグメント間取引により生じた利益を含んでおります。
(2) 財政状態の分析
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ128億8千万円減少し、1,542億8千万円となりました。これは、現金預金が102億5千万円、未成工事支出金等が197億5千万円増加し、受取手形・完成工事未収入金等が399億5千万円減少したことなどによるものであります。当第3四半期連結会計期間末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ234億2千万円増加し、1,406億2千万円となりました。これは、有形固定資産が147億8千万円、無形固定資産が58億1千万円、投資その他の資産が28億1千万円増加したことによるものであります。
この結果、当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ105億3千万円増加し、2,949億円となりました。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ147億9千万円減少し、564億9千万円となりました。これは、支払手形・工事未払金等が157億9千万円減少したことなどによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ35億9千万円増加し、137億2千万円となりました。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ217億3千万円増加し、2,246億7千万円となりました。これは、主に株式交換等により資本剰余金が83億3千万円増加し、自己株式が51億5千万円減少したことなどによるものであります。
この結果、自己資本比率は75.7%(前連結会計年度末は70.9%)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、コムシスグループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億4千万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間においてコムシスグループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備について、当第3四半期連結累計期間に著しい変更はありません。
当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設の計画は、次のとおりであります。
(注)1 日吉寮は、完了予定年月を平成30年3月から平成30年7月に変更しております
2 船橋寮は、投資予定額の総額を348百万円から381百万円に変更しております。
3 船橋寮は、着手年月を平成30年7月から平成30年3月に変更しております。
4 船橋寮は、完了予定年月を平成31年3月から平成31年2月に変更しております。
また、当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した除却等の計画はありません。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府や日銀による各種政策の効果もあり、企業収益や雇用環境が改善するなど緩やかな回復基調が続いております。しかしながら、中国を始めアジア新興国等の経済の先行きや米国の政策動向の影響など海外経済の不確実性により、依然として国内景気への影響が懸念されております。
コムシスグループを取り巻く情報通信分野におきましては、スマートフォン・タブレット端末の多様化・高機能化に伴い急増する大容量のトラフィックに対応するため、モバイルネットワークの構築が進められています。また、公共・民間分野におきましては、IoT、AI(人工知能)などICTを活用した新たなイノベーションや国土強靭化施策、環境・エネルギー事業、東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた社会インフラ投資の拡大が期待されております。
コムシスグループといたしましては、太陽光発電設備工事をはじめ、グリーンイノベーション事業への参画、スマート社会に向けた公共投資・ICT投資の増加に対応した新たな事業領域へのチャレンジ及びM&Aによる子会社化等のトップラインの拡大に取り組んでまいりました。また、成長事業分野への要員流動、施工効率の向上及び経費削減等の利益改善にも努めてまいりました。
このような取り組みの結果、当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、受注高2,911億6千万円(前年同期比5.4%増)、売上高2,436億1千万円(前年同期比18.9%増)となりました。
また、損益につきましては、経常利益171億1千万円(前年同期比52.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益117億5千万円(前年同期比63.8%増)となりました。
なお、グループ別の業績につきましては、以下のとおりであります。
グループ別の受注高・売上高・セグメント利益[営業利益]
(単位:百万円)
報告セグメント | 受注高 | 売上高 | セグメント利益 [営業利益] | |||
金 額 | 増減率 | 金 額 | 増減率 | 金 額 | 増減率 | |
日本コムシスグループ | 188,266 | 1.3% | 155,030 | 19.7% | 11,526 | 35.8% |
サンワコムシス エンジニアリンググループ | 41,481 | 32.2% | 34,257 | 33.3% | 2,517 | 689.6% |
TOSYSグループ | 15,989 | △0.9% | 15,392 | 11.3% | 625 | 90.8% |
つうけんグループ | 37,039 | 2.0% | 31,394 | 6.7% | 1,247 | △6.3% |
コムシス情報システムグループ | 7,185 | 18.0% | 6,328 | 10.4% | 675 | 71.7% |
(注) 「受注高」及び「売上高」は外部顧客への取引高を記載しております。なお、「セグメント利益」は当社及びセグメント間取引により生じた利益を含んでおります。
(2) 財政状態の分析
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ128億8千万円減少し、1,542億8千万円となりました。これは、現金預金が102億5千万円、未成工事支出金等が197億5千万円増加し、受取手形・完成工事未収入金等が399億5千万円減少したことなどによるものであります。当第3四半期連結会計期間末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ234億2千万円増加し、1,406億2千万円となりました。これは、有形固定資産が147億8千万円、無形固定資産が58億1千万円、投資その他の資産が28億1千万円増加したことによるものであります。
この結果、当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ105億3千万円増加し、2,949億円となりました。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ147億9千万円減少し、564億9千万円となりました。これは、支払手形・工事未払金等が157億9千万円減少したことなどによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ35億9千万円増加し、137億2千万円となりました。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ217億3千万円増加し、2,246億7千万円となりました。これは、主に株式交換等により資本剰余金が83億3千万円増加し、自己株式が51億5千万円減少したことなどによるものであります。
この結果、自己資本比率は75.7%(前連結会計年度末は70.9%)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、コムシスグループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億4千万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間においてコムシスグループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備について、当第3四半期連結累計期間に著しい変更はありません。
当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新設の計画は、次のとおりであります。
会社名 事業所名 (所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 投資予定額 | 資金調達 方法 | 着手年月 | 完了予定 年月 | 完成後の 増加能力 | |
総額 (百万円) | 既支払額 (百万円) | |||||||
日本コムシス株式会社 品川港南ビル (東京都港区) | 日本コムシス グループ | 駐車場 | 4,340 | 2,806 | 自己資金 | 平成30年 2月 | 平成31年 5月 | ― |
株式会社大栄製作所 本社 (神奈川県厚木市) | 日本コムシス グループ | 事務所 | 530 | 335 | 自己資金 | 平成29年 8月 | 平成30年 6月 | 本社機能の統合による 業務の効率化 |
コムシスシェアード サービス株式会社 日吉寮 (横浜市港北区) | その他 | 寮・社宅 | 303 | 9 | 自己資金 | 平成29年 10月 | 平成30年 7月 | ― |
コムシスシェアード サービス株式会社 船橋寮 (千葉県船橋市) | その他 | 寮・社宅 | 381 | 0 | 自己資金 | 平成30年 3月 | 平成31年 2月 | ― |
(注)1 日吉寮は、完了予定年月を平成30年3月から平成30年7月に変更しております
2 船橋寮は、投資予定額の総額を348百万円から381百万円に変更しております。
3 船橋寮は、着手年月を平成30年7月から平成30年3月に変更しております。
4 船橋寮は、完了予定年月を平成31年3月から平成31年2月に変更しております。
また、当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した除却等の計画はありません。