- #1 コーポレート・ガバナンスの概要(連結)
(社外取締役)
1)経営、法曹、海外、人材活用、ESG等の多様な分野で指導的な役割を果たし、豊富な経験や専門的知見を有していること
2)当社の理念、事業に高い関心を持ち、適時適切に社内取締役に対する意見表明や指導・助言、監督を行う能力を有すること
2025/02/28 10:22- #2 サステナビリティに関する考え方及び取組(連結)
①人材育成方針
当社グループは、国内・海外において幅広い領域に事業を展開しており、これからの市場環境の変化や成長領域の拡大に向けて、より一層、様々なスキルや経験を持った多様な人材の活躍が必要になります。持続的成長を実現する人材を育成していくために、中期経営計画のテーマの一つとして、「多様な人材が活躍できる仕組みづくり」を掲げています。ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの理解につながる機会づくり、多様な従業員の活躍につながる場づくり、成長を実感できるキャリアや学びへの仕組みづくりなどを通して、世界で働く従業員一人ひとりの個性や成長する意欲、個々の能力を最大限に発揮できる企業文化づくりに取り組んでいます。
これまで大切に育んできた理念に共感した一人ひとりの従業員と創意工夫の企業文化は、グループの持続的成長を支える強みとなっています。2025年度より始まる次期中期経営計画からは、人的資本のさらなる価値拡大に向けて、積極的に人的資本投資を進めます。
2025/02/28 10:22- #3 セグメント情報等、連結財務諸表(連結)
1.報告セグメントの概要
当社の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象として、市場別に「市販用」「業務用」「海外」「フルーツ ソリューション」「ファインケミカル」および「共通」としています。
各事業の概要は下記のとおりです。
2025/02/28 10:22- #4 事業の内容
(2024年11月30日現在)
| 事 業 区 分 | 当 社 お よ び 主 要 な 関 係 会 社 | 主 な 取 扱 商 品・サ ー ビ ス |
| コープ食品株式会社 | 調理食品等 |
| 海外 | キユーピー株式会社杭州丘比食品有限公司北京丘比食品有限公司Q&B FOODS,INC.KEWPIE(THAILAND)CO.,LTD. | マヨネーズ・ドレッシング類 |
| フルーツ ソリューション | アヲハタ株式会社 | ジャム類、フルーツ加工品等 |
以上の当社グループの状況について事業系統図を示すと、次頁のとおりです。
なお、アヲハタ株式会社(連結子会社)は、東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場しています。
2025/02/28 10:22- #5 事業等のリスク
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。
| 事象 | リスク | リスクへの対応策 |
| 市場の動向 | 長期にわたり漸次的にその影響が大きくなる可能性がある主なリスクは次のとおりです。・国内人口減少による長期的な市場縮小・野菜価格変動、消費者意識の変化によるサラダ市場の縮小 | 国内では「市販用」と「業務用」の2体制でフレキシブルな市場対応を図り持続的成長につなげています。当社グループの内食・中食・外食への展開力を活かしサラダとタマゴの可能性を広げ、健康寿命延伸に貢献することで事業機会の創出をめざします。お客様の食生活における悩みの解決や新たな食シーンの創造につながるような商品・サービスをスピーディーに提案し、市場と需要の開拓を推進しています。具体的には、営業の組織形態を大きく変更してマーケティング力と提案力を一層強化しています。また、新商品の製造方法を小規模に試す試験場「仙川SHIPYARD」を立ち上げました。さらに、特に成長が見込まれるドラッグストアなど未開拓販路の開拓に加え、デジタルマーケティングを強化しD2C(Direct to Consumer/消費者直販サイト)市場での取り組みを進めています。海外では、中国、東南アジアと北米を重点エリアとし、当社グループのこれまでの顧客層である富裕層から中間層へ開拓を進めます。またデジタルコミュニケーションとマーケティング機能を強化し、「キユーピーブランド」の認知率と商品使用率の向上に取り組んでいきます。人材や商品開発、マーケティング、ガバナンスなどに経営資源を集中的に投下し、持続的な成長を図っています。 |
| 原材料(主原料やエネルギー・一般原資材)の調達 | 食油調達においては、大豆や菜種の相場、為替相場および需給などの変動により短期、長期的な価格変動リスクがあります。鶏卵調達においては、突発的な鳥インフルエンザの発生、産卵鶏の羽数変動、長期的な鶏卵の消費動向などによる価格変動および調達困難リスクがあります。その他当社グループで使用している原材料調達は、国際的な景気動向や需給バランス、為替の変動、地政学リスクなどによる価格変動リスクがあります。また、社会的な配慮のもとでの持続可能な調達への取り組みが不十分と評価された場合、漸次的にレピュテーションが低下する可能性があります。 | 当社グループでは、原材料価格の上昇の影響を低減するため、商品の価格改定や付加価値化、生産効率化、グループ連携による調達体制の構築などの取り組みを進めています。また、主原料の相場影響を受けにくい事業構造への転換を進めています。鶏卵調達においては、大手生産者を中心に各地の生産者との年間数量計画、一定価格契約、相場でのスポット契約の組み合わせ、また一部地域で鳥インフルエンザが発生して卵の移動が制限されたとしても他の地域の工場でカバーできる全国調達・割卵工場体制整備などを実施しています。また、状況に応じて海外からも調達できる体制を整備しています。鳥インフルエンザの猛威による原価上昇と減産による利益減少のリスクについては、発生時期を考慮した原料及び製品在庫を確保するとともに、商品の付加価値化を進め、収益性向上に努めています。中長期的な持続可能性の観点では、採卵鶏のアニマルウェルフェアの課題に関係する業界や行政と連携しながら取り組んでいます。社会的な配慮のもとでの持続可能な調達に向けて、当社グループの「持続可能な調達のための基本方針」を定め、原料の品質だけでなく、サプライチェーン上での環境や人権に与える影響の確認を進めています。本基本方針の実現に向けて「キユーピーグループ サプライヤーガイドライン」を定め、サプライヤーとの相互理解のもとサプライチェーンにおけるさまざまな課題解決を行い、持続可能な調達およびサプライヤーとの共存共栄をめざして取り組んでいます。 |
2025/02/28 10:22- #6 会社の支配に関する基本方針(連結)
・親を大切にすること
また、当社グループは、「『おいしさ・やさしさ・ユニークさ』をもって、世界の食と健康に貢献する」ことをめざし、市販用、業務用、海外、フルーツ ソリューション、ファインケミカルおよび共通の各事業を展開しています。
(2)グループの理念に基づく行動
2025/02/28 10:22- #7 会計方針に関する事項(連結)
(4)重要な収益及び費用の計上基準
当社グループは、市販用、業務用、海外、フルーツ ソリューションおよびファインケミカルを主要な事業としています。
(イ)市販用
2025/02/28 10:22- #8 従業員の状況(連結)
(1) 連結会社の状況
| 2024年11月30日現在 |
| 業務用 | 3,270 | (1,089) |
| 海外 | 3,555 | (79) |
| フルーツ ソリューション | 438 | (180) |
(注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含むほか、嘱託を含む)であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しています。
2.全社は、特定のセグメントに区分できない提出会社の管理部門に所属している従業員数です。
2025/02/28 10:22- #9 指標及び目標(連結)
- 海外展開2025/02/28 10:22
- #10 株式の保有状況(連結)
特定投資株式
| 銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
| 株式数(株) | 株式数(株) |
| 貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) |
| 1,835 | 2,057 |
| SAHA PATHANA INTER-HOLDING PUBLIC CO.,LTD. | 5,719,331 | 5,719,331 | 海外における共同事業運営の維持・強化および相互の取り組みによる将来的な企業価値向上のため。 | 無 |
| 1,540 | 1,661 |
| SAHA PATHANAPIBUL PUBLIC CO., LTD. | 5,219,737 | 5,219,737 | 海外における共同事業運営の維持・強化および相互の取り組みによる将来的な企業価値向上のため。 | 無 |
| 1,348 | 1,362 |
| 銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
| 株式数(株) | 株式数(株) |
| 貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) |
| 銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
| 株式数(株) | 株式数(株) |
| 貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) |
| 銘柄 | 当事業年度 | 前事業年度 | 保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由 | 当社の株式の保有の有無 |
| 株式数(株) | 株式数(株) |
| 貸借対照表計上額(百万円) | 貸借対照表計上額(百万円) |
(注)1.「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しています。
2.キッコーマン㈱の株式数につきましては、2024年4月1日付で普通株式1株を5株に分割する株式分割が実施
2025/02/28 10:22- #11 略歴、役員の状況(取締役(及び監査役))(連結)
| 1988年4月 | 当社 入社 |
| 2010年7月 | 当社 関東支店長 |
| 2014年7月 | 当社 海外本部副本部長 |
| 2016年7月 | 当社 海外本部長 |
| 2017年2月 | 当社 執行役員 |
| 2021年2月 | 当社 上席執行役員当社 海外統括 |
| 2022年9月 | 当社 市販用市場副統括 |
2025/02/28 10:22- #12 監査報酬(連結)
各監査役の経歴等ならびに当事業年度に開催した監査役会および取締役会への出席の状況は次のとおりです。
| 氏名 | 経歴または主な活動内容 | 当事業年度の出席状況 |
| 監査役会 | 取締役会 |
| 社外監査役寺脇 一峰 | 法律家としての専門知識および幅広い見識から、コンプライアンス、リスク管理などの内部統制体制を含め、経営全般に対する有意義な意見や指摘を積極的に述べています。 | 13 / 13回(100%) | 12 / 12回(100%) |
| 社外監査役熊平 美香 | 海外を含む事業会社の経営経験に加え、企業変革やリーダーシップ開発についての幅広い見識から、経営全般に対する有意義な意見や指摘を積極的に述べています。 | 13 / 13回(100%) | 12 / 12回(100%) |
| 社外監査役伊藤 彰浩 | 事業会社の監査役として豊富な経験と経理財務を中心に経営企画、収益構造改革などの幅広い見識から、経営全般に対する有意義な意見や指摘を積極的に述べています。 | 13 / 13回(100%) | 12 / 12回(100%) |
b.監査役および監査役会の主な活動状況
当事業年度における監査役会は、監査役会規則に基づき原則月1回、取締役会に先立って開催しており(1回当たりの所要時間は平均1時間3分)、審議および報告を通じた、具体的な検討・共有事項は次のとおりです。
2025/02/28 10:22- #13 研究開発活動
キユーピー醸造株式会社では、醸造酢の持つ機能性を生かし、洋風酢として「リッシュフェルメンテ ワインビネガー2024」を数量限定で発売しました。日本ワインを原料にした最高峰のビネガーで、今年はルミエール(山梨県)のワインを使用した赤ワインビネガーと白ワインビネガーの2種類を展開しました。また、トマトビネガーやエンハンスビネガーも外食向けに1Lペットボトルを追加し、幅広い用途での利用を促進しています。デリカ・米飯・加工業態向けには、おいしさと日持ちを両立させた「台湾風ピリ辛ベース」を発売しました。この商品は「やみつきになるニンニクの風味」と「持続する唐辛子の辛さ」が特徴で、たまご商品との共通レシピも提案しています。さらに、寿司米飯市場向けに2種類のしょうゆと自家製だしを組み合わせた味飯用調味液を開発し、汎用性の高い商品として展開しています。
(3)海外
海外では、各国の開発拠点を中心に現地の嗜好性やトレンドにあった開発を進めています。
2025/02/28 10:22- #14 社外取締役(及び社外監査役)(連結)
当社では「経営陣幹部の選解任と取締役・監査役候補の指名を行うにあたっての方針と手続き」を定めており、この方針に基づき候補者を選任しています。なお、当社の社外役員としての責務を十分に果たしていただくために、社外役員の他社役員兼務については、当社以外に上場企業3社以内とすることを原則としています。
社外取締役および社外監査役ともに、取締役会や指名・報酬委員会において、経営、法曹、海外、人材活用、ESG等含む経営全般について、客観性・中立性に基づき意見や指摘を積極的に述べており、現状の体制は、外部的視点による経営監視機能が十分に働いているものと判断しています。
なお、「経営陣幹部の選解任と取締役・監査役候補の指名を行うにあたっての方針と手続き」については、(1)コーポレート・ガバナンスの概要の④ 企業統治に関するその他の事項をご参照ください。
2025/02/28 10:22- #15 税効果会計関係、連結財務諸表(連結)
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳
| 前連結会計年度(2023年11月30日) | | 当連結会計年度(2024年11月30日) |
| 税額控除 | | | △2.7 |
| 海外子会社との税率差異 | | | △2.6 |
| その他 | | | △0.0 |
2025/02/28 10:22- #16 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(連結)

[2025-2028年度 中期経営計画の指標]
2025-2028年度 中期経営計画では、経済価値として「ROE」「国内事業利益率」「
海外売上CAGR」を指標とし、資本効率を重視しながら国内・
海外ともに稼ぐ力を高めていきます。社会価値については「サラダ喫食数」「プラスチック削減」「食品ロス削減」「従業員エンゲージメント」を経営数値目標として取り組んでいきます。

<サステナビリティ目標>

[2025-2028年度 中期経営計画 キャッシュアロケーション]
2025/02/28 10:22- #17 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
ルギー価格の高止まりや、物流コスト・人件費の上昇、為替の動向など先行き不透明な状況が続いてきました。こ
のような環境において、海外への資源投下を進め、中国・東南アジア・北米を中心に、KEWPIEブランドの
認知拡大を加速させてきました。国内では引き続きお客様の多様化するニーズに対応するとともに、収益性・生産
2025/02/28 10:22- #18 脚注(取締役(及び監査役)(連結)
取締役兼務者を除く執行役員は次のとおりです。
| 役名 | 職名 | 氏名 |
| 常務執行役員 | イノベーション担当 兼 研究開発本部長 | 金光 智行 |
| 上席執行役員 | 海外統括 兼 海外本部長 | 日暮 淳 |
| 上席執行役員 | 業務用市場統括 | 北川 岳史 |
| 執行役員 | 経理・財務担当 兼 経営推進副本部長 | 富田 たくみ |
| 執行役員 | 海外統括 中国グループ担当 兼 杭州丘比食品有限公司 総経理 | 白川 徹 |
| 執行役員 | 知的財産室長 | 磯野 義和 |
2025/02/28 10:22- #19 設備投資等の概要
セグメントごとの内訳は、次のとおりです。
| セグメントの名称 | 設備投資金額(百万円) | 主な内容 |
| 業務用 | 4,877 | 調味料、タマゴ製品製造設備等 |
| 海外 | 10,468 | 調味料製造設備等 |
| フルーツ ソリューション | 355 | ジャム類、フルーツ加工品製造設備等 |
(注)1.設備投資金額には、無形固定資産および長期前払費用への投資が含まれています。
2.「その他」は、報告セグメントに配分前のグループ基幹システム投資額です。
2025/02/28 10:22- #20 配当政策(連結)
内部留保金は、財務体質の強化を図りながら将来の事業展開に備えるため、その充実にも努め、中長期的な視野
に立ち、国内の効率化、海外への成長投資を中心に設備投資や、DX、新規開発投資を推進します。配当金は、会
社法第459条第1項および第454条第5項の規定に基づき、取締役会の決議によって中間と期末の年2回、剰余金の
2025/02/28 10:22- #21 重要な会計方針、財務諸表(連結)
6.収益及び費用の計上基準
当社は、市販用、業務用、海外およびファインケミカルを主要な事業としています。
(1)市販用
2025/02/28 10:22