有価証券報告書-第45期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/29 13:11
【資料】
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【項目】
102項目

対処すべき課題

当社グループは、中期経営計画の基本戦略を着実に実行し、業績目標を達成するため下記の課題に取り組んでまいります。
①継続的な売上成長の確保
食品添加物の削減や製造から納品までの時間を短縮するなど鮮度に徹底的にこだわった商品の開発に挑んでいきます。また、健康志向をテーマとし、高齢化社会に向けた健康の維持・増進を図る商品の研究・開発をすすめ、継続的な売上の成長をめざしてまいります。
②コスト競争力の向上
食材等のアイテム集約や共通化を今後も継続していくとともに、精米、海苔、鶏肉など主要食材の購買部主導による価格管理をはじめ、最新の製造機器の導入により、生産効率の改善に取り組み、コスト競争力の向上を図ってまいります。
③現場力強化に向けた人材育成
フルタイムやパートタイムなど多様な働き方への対応、多国籍な人材へのケアや処遇等の見直しなど従業員が働きやすい環境の整備をすすめてまいります。
また、次世代幹部の育成に向け、主に若手、中堅社員を対象とする研修制度の充実を図ってまいります。
④環境負荷の軽減
企業としての社会的使命を果たすべく、現場でのきめ細やかな対応をもとにした食物残渣の削減、飼料化や堆肥化など廃棄物のリサイクルをすすめていくとともに、太陽光パネルの新規設置や省エネ効果の高い生産機器の導入により、環境負荷の軽減を図ってまいります。
⑤コーポレートガバナンスへの取り組み
改正会社法に加え、東京証券取引所におけるコーポレートガバナンスコードが策定されたことを受け、実効性あるガバナンス体制を整備し、継続的な成長と企業価値の向上に努めてまいります。