有価証券報告書-第29期(平成26年10月1日-平成27年9月30日)

【提出】
2015/12/24 9:02
【資料】
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【項目】
74項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 注記事項(重要な会計方針)」をご参照下さい。
(2) 当事業年度の経営成績の分析
① 売上高
「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1) 業績」をご参照下さい。
② 売上総利益
売上総利益は1,264,876千円(前事業年度比11.9%減)となり、売上総利益率は28.9%(前事業年度は29.5%)となりました。売上総利益の減少につきましては、売上高が減少したこと及び当事業年度より、物流センターから直営店舗への商品の配送費を売上原価として処理しておりますが、前事業年度と比べ配送費率が0.4ポイント上昇したことが売上総利益率の低下の要因となっております。
③ 営業利益及び経常利益
営業利益及び経常利益につきましては、売上高が減少したこと及び引き続き経費削減等に努めましたが、売上高が減少したことにより販売費及び一般管理費比率が前事業年度に比べ1.8ポイント上昇したことにより、営業利益は127,529千円減少し81,741千円、経常利益につきましては、前事業年度に比べ125,987千円減少し79,935千円となりました。
④ 当期純利益
当期純利益につきましては、当社が行っている債務保証に伴う債務保証損失引当金の戻入額3,750千円、かすみがうら工場売却等による固定資産売却損14,726千円、店舗閉鎖損失2,271千円及び法人税、住民税及び事業税23,585千円を計上した結果、50,307千円となりました。
(3) 当事業年度の財政状態の分析
① 資産
当事業年度末における資産の残高は、前事業年度末と比較して91,302千円減少し1,693,336千円となりました。これは主に、増加要因として、投資有価証券の増加30,000千円、ソフトウェアの増加22,844千円、減少要因として、現金及び預金の減少72,009千円、有形固定資産の減少59,839千円等によるものであります。
② 負債
当事業年度末における負債の残高は、前事業年度末と比較して91,852千円減少し381,109千円となりました。これは主に、買掛金の減少56,557千円、未払金の減少17,538千円等によるものであります。
③ 純資産
当事業年度末における純資産の残高は、前事業年度末と比較して549千円増加し1,312,227千円となりました。これは主に、増加要因として、当期純利益の計上50,307千円等、減少要因として、剰余金の配当49,758千円によるものであります。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」をご参照下さい。
(5) 経営戦略の現状と見通し
「第2 事業の状況 3 対処すべき課題」をご参照下さい。
(6) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当事業年度におけるキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フロー13,207千円、投資活動によるキャッシュ・フロー△35,966千円、財務活動によるキャッシュ・フロー△49,254千円となりました。詳しくは「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2) キャッシュ・フロー」をご参照下さい。