四半期報告書-第110期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/10 9:45
【資料】
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【項目】
34項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大が一時は終息の動きを見せたものの、新たな変異株の発生など感染再拡大の懸念が解消されないことから、個人消費の停滞は依然として続き、総じて先行きが不透明な状況となりました。また、諸資源の価格は変動が続き、一部には原料の減産や供給不安があるなど、注視すべき状況にあります。
国内需要については、新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいるものの、不要不急の外出自粛の傾向は完全には終息しておらず、消費の回復は低調な状態が続き、総じて弱含みの状況が続いております。
海外需要については、欧州を中心として、新型コロナウイルスのワクチン接種の普及が進み、活動制限の段階的な緩和によって、個人消費を悪化させている供給制約も和らいでいることから回復傾向にあると見られます。 こうした経済環境のもと、当社事業に関し、中東の民族衣装分野では当第3四半期に入り回復基調となるも、上期の需要低迷を受けて前期比減となりました。一方で、欧州ではラグジュアリー向けが堅調に推移したことに加え、国内及び北米市場における需要拡大により売上は増加しました。
当第3四半期連結累計期間では、ファブリックの魅力と歴史を再発信するとともに、当社のものづくりを多くの方に感じていただく主旨のもと、ファブリックラボラトリー「fa-bo(ファーボ)」をリニューアルし、多くのお客様にご来館いただきました。また、当社の新たな取り組みとしてBtoC拡大に向け新設したファクトリーショップ「mono-bo(モノーボ)」については、開店当初より地元のみならず、県外も含め多数のご来客をいただき、好評を得ております。
加えて、本年10月にはJIS(日本産業規格)適合審査済みであり、不織布によるウイルスカット機能と抗ウイルス機能を持ち合わせた「ダントツマスクール Premier(プレミア)」を新商品として発表しました。「ダントツマスクール Premier(プレミア)」は、市販されている使い捨て不織布マスクとは異なり、使用した後であっても手洗いにより廃棄せず、繰り返し50回もの使用に耐えうるため、環境に極めてやさしい画期的かつ当社の技術が結集された多機能マスクです。当社では今後も、こうした商品開発に挑戦してまいります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は230億82百万円(前期比0.4%増)となり、営業利益は11億37百万円(前期比4.9%増)、経常利益は15億77百万円(前期比7.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は16億19百万円(前期比3.8%増)となりました。
なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご参照ください。
セグメントの業績につきましては、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後の区分に組み替えた数値で比較しております。
① 繊維事業
衣料ファブリック及び資材ファブリックの両部門について、上期においては、消費不振を発端に需要低迷の影響による市場の落ち込みから、製品事業をはじめとし伸び悩みを見せました。一方、当第3四半期における当社をとりまく事業環境は、改善に向かう動きにあります。
まず、衣料ファブリック部門に関しては、国内外において高感性・高機能素材の開発と市場導入を進めてまいりました。中東向けの民族衣装分野は当第3四半期に入り回復基調となるも、上期の需要低迷の影響から、大きく減収となりました。一方で、ファッション及びスポーツ分野については、特に国内・北米市場が好調に推移したことに加え、欧州ラグジュアリ―向けが堅調に推移し、増収となりました。
次に、資材ファブリック部門については、リビング、生活関連資材及び医療分野における需要が回復へと転換したことから堅調に推移し、当部門全体としては、増収となりました。
製品部門におきましては、前期の衛生関連商品の大幅な需要拡大に対して、今期においては需要が減少したことから、大幅な減収となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の当事業の売上高は227億27百万円、セグメント利益(営業利益)は11億6百万円となりました。
② その他の事業
物流分野の当第3四半期連結累計期間の売上高は3億55百万円、セグメント利益(営業利益)は21百万円となりました。
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、470億30百万円となり、前連結会計年度末に比べ13億95百万円増加しました。負債は、109億80百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億18百万円増加しました。純資産は、360億50百万円となり、前連結会計年度末に比べ23百万円減少しました。
(2)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は4億53百万円であります。

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