四半期報告書-第111期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)

【提出】
2022/08/10 12:00
【資料】
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【項目】
31項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染者数が抑制され始め、徐々に外出需要が回復し、消費活動が正常化に向かう一方、外国為替相場での急激な円安進行やウクライナ情勢の影響をはじめとし、依然として先行きが不透明な状況となりました。また、諸資源の価格は変動が続き、世界的な原燃料価格の高騰や供給不安があるなど、注視すべき状況にあります。
国内需要については、新型コロナウイルスのワクチン接種率が向上し、新規感染者数が減少傾向にある一方で、外出自粛の傾向が完全には終息しておらず、消費マインドについては完全には戻らない状況であります。
海外需要については、新型コロナウイルスのワクチン接種の普及が進み、活動制限の緩和によってサービス消費の回復が本格化しつつあることから、欧州を中心に回復傾向にあると見られます。
このような事業環境のもと、当社グループは原燃料・資材価格の高騰による企業コスト上昇に対して、商品の高付加価値化を伴った価格転嫁、生産性の向上や加工ロス・エネルギーロス削減を含めたトータルコスト削減など、あらゆる施策を実行してまいりました。
当第1四半期連結累計期間では、当社グループのサステナブルなモノづくりを主題とし、積極的に展示会への出展を行いました。その中でも、本年5月には2019年11月以来、約2年半ぶりとなる展示会を開催し、繊維業界に限らず多数のお客様にご来場いただきました。当社の新たな環境方針として策定した「小松マテーレ・サステナビリティ・ビジョン(KSV)」の考え方に基づき、コロナ禍を踏まえたニューノーマルな時代において、これまで以上に地球に優しく、人と社会に貢献できる素材と製品をご提案いたしました。
また、環境配慮型素材の総合ブランドとして、「mateReco(マテレコ)」を新たに立ち上げました。「mateReco」は、「KSV」の実現に向けた取り組みの1つであり、当社独自の加工技術・先端資材の開発・提供をとおし、地球環境への貢献を加速させる狙いがあります。そのコンセプトとしては「環境にやさしい原料(MATERIAL)」を使用し、「環境負荷が少ない製造工程(PROCESS)」を経て、「サステナブルな素材や製品(PRODUCT)」の社会への提供があります。上記の「mateReco」の取り組みを拡大し、SDGs(持続可能な開発目標)のゴールである2030年までに、当社グループの売上に占める「mateReco」ブランドの比率を50%以上へ高める目標を掲げております。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は83億56百万円(前期比20.4%増)となり、営業利益は4億18百万円(前期比247.5%増)、経常利益は6億39百万円(前期比150.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億43百万円(前期比46.9%増)となりました。
セグメントの業績につきましては、次のとおりであります。
① 繊維事業
衣料ファブリック部門に関しては、国内外において、高感性・高機能素材、環境配慮型素材の開発と市場導入を進めてまいりました。特に、北米向けカジュアルウェアが牽引したことに加え、中東向け民族衣装分野においても市場回復とともに機能商品の積極的な導入により、前期比大幅増となりました。また欧州および国内向けについても堅調に推移したことから、当部門全体として増収となりました。
資材ファブリック部門については、生活関連資材、電材が好調に推移するものの、リビング分野における需要低迷の影響から、当部門全体としては、減収となりました。
製品部門におきましては、自社製品ブランドの市場への浸透を図る一方、衛生関連商品の需要低迷により総じて減収となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の当事業の売上高は82億52百万円、セグメント利益(営業利益)は3億87百万円となりました。
② その他の事業
物流分野の当第1四半期連結累計期間の売上高は1億4百万円、セグメント利益(営業利益)は27百万円となりました。
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、464億52百万円となり、前連結会計年度末に比べ11億47百万円減少しました。負債は、109億48百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億13百万円減少しました。純資産は、355億4百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億34百万円減少しました。
(2)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億50百万円であります。

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