臨時報告書

【提出】
2020/07/01 9:24
【資料】
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提出理由

当社は、2020年6月26日開催の取締役会において、当社の連結子会社2社に対する貸付金について貸倒引当金を積むことを決議いたしました。また、当社及び当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項並びに企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第11号、第12号及び19号の規定に基づき、本臨時報告書を提出するものであります。

連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象

1.取立不能又は取立遅延債権のおそれ
(1)当該債務者等の名称、住所、代表者の氏名及び資本金
①株式会社扇屋東日本
住所 :東京都新宿区早稲田鶴巻町519
代表者 :代表取締役社長 横川 紀夫
資本金 :100百万円
②株式会社一丁
住所 :東京都新宿区早稲田鶴巻町519
代表者 :代表取締役社長 楠元 健一郎
資本金 :100百万円
(2)当該債務者等に生じた事実及びその事実が生じた年月日
当社は、2020年6月26日開催の取締役会において、連結子会社に対する貸付金について回収可能性を検討した結果、貸付金の一部について貸倒引当金を積むことといたしました。
(3)当該債務者等に対する債権の種類及び金額
①株式会社扇屋東日本
債権の種類 :貸付金
債権の金額 :213百万円
②株式会社一丁
債権の種類 :貸付金
債権の金額 :114百万円
(4)当該事実が当社の事業に及ぼす影響
連結子会社に対する貸付金について貸倒引当金を計上することにより、個別決算において328百万円の貸倒引当金繰入額を特別損失として計上いたしますが、連結決算においては相殺消去されるため、連結業績に与える影響はありません。
2.財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象
(1)当該事象の発生年月日
2020年6月26日(取締役会決議日)
(2)当該事象の内容
①個別決算
当社は、当第4四半期において連結子会社である株式会社一丁の株式の実質価額が著しく低下したために減損処理を行い、関係会社株式評価損として527百万円を計上いたしました。
②連結決算
当社の連結子会社である株式会社扇屋東日本、株式会社扇屋西日本、株式会社フードリーム、株式会社一丁、株式会社一源及び株式会社紅とんは、当第4四半期連結会計期間において、契約期間の満了又は不採算であった26店舗について閉店をいたしました。加えて、将来キャッシュ・フローによる設備投資額の回収が困難と見込まれた店舗につき、固定資産の減損又は閉店を決定したこと等により、減損損失335百万円及び店舗閉鎖損失引当金繰入額62百万円を計上することとなりました。 また、既存店舗の収益拡大のためのリニュアル等を実施し、これらに伴う固定資産除却損40百万円を計上することとなりました。 さらに、連結子会社ののれん期末残高の回収可能性を検証した結果、株式会社一丁ののれんを全部減損し、減損損失447百万円を計上することとなりました。
(3)当該事象の損益及び連結損益に与える影響
①個別決算
関係会社株式評価損 527百万円
②連結決算
減損損失 796百万円
店舗閉鎖損失引当金繰入額 62百万円
固定資産除却損 40百万円