有価証券報告書-第53期(令和2年1月1日-令和2年12月31日)
(1)経営成績等の状況の概要
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績等の状況
当事業年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染拡大とその予防策に明け暮れた1年でした。”STAY HOME”に始まり、東京オリンピック・パラリンピックのほかにも、各種イベントの延期・中止が相次ぎ、様々な業界で需要が極端に落ちこみました。その後、GO TOキャンペーンの実施など、感染防止対策を施したうえでのニュー・ノーマルの模索が始まり、テレワークやオンライン会議が日常化するなど、職場の風景が大きく変わりました。
フォーム印刷業界におきましては、特に公的部門で新型コロナウイルス感染症対応政策による一時的な追い風もありましたが、テレワークやオンライン会議が日常化する中でビジネス・スタイルのペーパーレスにも一段と拍車がかかりました。
このような情勢のもと、当社は営業部門におきましては、公的機関の案件の取り込みと、業態改革に伴うアウトソーシングの動きを捉え、紙による通知・返信のプロセスとWEBによる情報交換プロセスとの一括受注を図り、売り上げの確保に努めました。
製造部門におきましては、様々な感染症予防対策を講じて生産力を維持しつつ、一層の省力化・人員配置の効率化に努めました。
また、セキュリティ委員会を通じて、サイバー攻撃対策などの情報セキュリティ対策を強化すると共に、法令遵守、内部統制、ISO、個人情報保護の諸活動を通じて各製造工程の質的な見直しを図り、社員教育を繰り返し行いました。
以上のとおり、営業・製造・管理各部門においてそれぞれの体質強化策を推進してまいりました結果、売上高7,256百万円(前期比2.1%減)、経常利益449百万円(前期比6.0%増)、当期純利益354百万円(前期比20.1%増)となり、前事業年度に比べ減収・増益となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ535百万円増加し、2,176百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は750百万円(前年同期比62百万円の増加)となりました。これは主として税引前当期純利益460百万円、減価償却費323百万円、売上債権の減少額153百万円、法人税等の支払額197百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果得られた資金は137百万円(前年同期比70百万円の増加)となりました。これは主として有形固定資産及び無形固定資産の取得による支出54百万円、投資有価証券の取得による支出52百万円、投資有価証券の売却による収入218百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は352百万円(前年同期比5百万円の増加)となりました。これは配当金の支払132百万円及びリース債務の返済による支出219百万円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
(注)1 当社は単一セグメントであるため、製品区分別に記載しております。
2 金額は販売価格で表示しております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.商品仕入実績
(注)1 当社は単一セグメントであるため、製品区分別に記載しております。
2 金額は実際仕入額で表示しております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.受注実績
(注)1 当社は単一セグメントであるため、製品区分別に記載しております。
2 金額は販売価格で表示しております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
d.販売実績
(注)1 当社は単一セグメントであるため、製品区分別に記載しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 主要な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績の10%以上の相手先がないため、記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①.財政状態の分析
(資産)
当事業年度末の総資産は前事業年度末に比べて54百万円減少し、9,520百万円となりました。うち流動資産は3,361百万円(前年同期比375百万円の増加)、固定資産は6,158百万円(前年同期比430百万円の減少)となりました。流動資産の主な増加要因は、売上債権が153百万円減少したものの、現金及び預金が535百万円増加したこと等によるものであります。また固定資産の主な減少要因は、有形固定資産が249百万円、投資有価証券が198百万円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当事業年度末の負債は前事業年度末に比べて245百万円減少し、2,317百万円となりました。うち流動負債は1,565百万円(前年同期比29百万円の減少)、固定負債は752百万円(前年同期比215百万円の減少)となりました。流動負債の主な減少要因は、未払法人税等が54百万円減少したこと等によるものであります。また固定負債の主な減少要因は、リース債務が179百万円、繰延税金負債が53百万円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当事業年度末の純資産は前事業年度末に比べて190百万円増加し、7,202百万円となりました。うち株主資本は7,022百万円(前年同期比221百万円の増加)、評価・換算差額等は179百万円(前年同期比31百万円の減少)となりました。株主資本の主な増加要因は、利益剰余金が221百万円増加したことによるものであります。評価・換算差額等の減少要因は、その他有価証券評価差額金が31百万円減少したことによるものであります。
②経営成績の分析
当事業年度の売上高は前事業年度に比べ154百万円減少の7,256百万円、売上原価は前事業年度に比べ168百万円減少の5,540百万円、販売費及び一般管理費は前事業年度に比べ14百万円減少の1,270百万円となりました。この結果、営業利益は前事業年度に比べて29百万円増加の445百万円となりました。
営業外損益は前事業年度に比べて3百万円減益の4百万円となりました。これは、受取利息及び配当金等による営業外収益が29百万円、支払利息等による営業外費用が25百万円計上されたことによるものであります。この結果、経常利益は前事業年度に比べて25百万円増加の449百万円となりました。
特別損益は前事業年度に比べて25百万円減益の11百万円となりました。これは、投資有価証券売却益等による特別利益が21百万円、投資有価証券売却損等による特別損失が10百万円計上されたことによるものであります。この結果、当期純利益は前事業年度に比べて59百万円増加し、354百万円となりました。
③キャッシュ・フローの分析
当事業年度のキャッシュ・フローは、営業活動で得た資金750百万円及び投資活動で得た資金137百万円を、財務活動に352百万円使用しました。その結果、当事業年度の現金及び現金同等物の残高は、前事業年度に比べ535百万円増加し、2,176百万円となりました。
なお、詳細につきましては「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
④資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の主な資金需要は、製造費用や営業費用の運転資金及び設備投資資金であります。資金調達につきましては、運転資金の状況や設備投資計画に照らして必要な資金を、自己資金及び金融機関からの借入等により調達しております。なお、当事業年度末における有利子負債残高はリース債務の546百万円となっております。
⑤経営成績に重要な影響を与える要因
当社の経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2.事業等のリスク」に記載しているとおりであります。
⑥経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましは、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)目標とする経営指標」に記載しているとおり、自己資本当期純利益率(ROE)10%以上、売上高経常利益率(ROS)13%以上を目標としております。当事業年度は、ROEが5.0%、ROSが6.2%となっており、資本の効率的な運用と収益性の向上に努めてまります。
⑦重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成において、見積りが必要な事項につきましては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性から、これらの見積りと異なる場合があります。
当社が採用しております重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載しているとおりであります。
なお、新型コロナウイルス感染症が業績に及ぼす影響については、現在のところ限定的であり、会計上の見積りに大きな影響を及ぼす可能性はないとみております。
当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績等の状況
当事業年度における我が国経済は、新型コロナウイルス感染拡大とその予防策に明け暮れた1年でした。”STAY HOME”に始まり、東京オリンピック・パラリンピックのほかにも、各種イベントの延期・中止が相次ぎ、様々な業界で需要が極端に落ちこみました。その後、GO TOキャンペーンの実施など、感染防止対策を施したうえでのニュー・ノーマルの模索が始まり、テレワークやオンライン会議が日常化するなど、職場の風景が大きく変わりました。
フォーム印刷業界におきましては、特に公的部門で新型コロナウイルス感染症対応政策による一時的な追い風もありましたが、テレワークやオンライン会議が日常化する中でビジネス・スタイルのペーパーレスにも一段と拍車がかかりました。
このような情勢のもと、当社は営業部門におきましては、公的機関の案件の取り込みと、業態改革に伴うアウトソーシングの動きを捉え、紙による通知・返信のプロセスとWEBによる情報交換プロセスとの一括受注を図り、売り上げの確保に努めました。
製造部門におきましては、様々な感染症予防対策を講じて生産力を維持しつつ、一層の省力化・人員配置の効率化に努めました。
また、セキュリティ委員会を通じて、サイバー攻撃対策などの情報セキュリティ対策を強化すると共に、法令遵守、内部統制、ISO、個人情報保護の諸活動を通じて各製造工程の質的な見直しを図り、社員教育を繰り返し行いました。
以上のとおり、営業・製造・管理各部門においてそれぞれの体質強化策を推進してまいりました結果、売上高7,256百万円(前期比2.1%減)、経常利益449百万円(前期比6.0%増)、当期純利益354百万円(前期比20.1%増)となり、前事業年度に比べ減収・増益となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当事業年度の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ535百万円増加し、2,176百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において営業活動の結果得られた資金は750百万円(前年同期比62百万円の増加)となりました。これは主として税引前当期純利益460百万円、減価償却費323百万円、売上債権の減少額153百万円、法人税等の支払額197百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において投資活動の結果得られた資金は137百万円(前年同期比70百万円の増加)となりました。これは主として有形固定資産及び無形固定資産の取得による支出54百万円、投資有価証券の取得による支出52百万円、投資有価証券の売却による収入218百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度において財務活動の結果使用した資金は352百万円(前年同期比5百万円の増加)となりました。これは配当金の支払132百万円及びリース債務の返済による支出219百万円によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
| 製品区分 | 生産高(千円) | 前年同期比(%) |
| ビジネスフォーム | 2,384,189 | 82.9 |
| 一般帳票類 | 1,412,220 | 97.1 |
| データプリント及び関連加工 | 3,179,855 | 115.2 |
| 合計 | 6,976,265 | 98.4 |
(注)1 当社は単一セグメントであるため、製品区分別に記載しております。
2 金額は販売価格で表示しております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b.商品仕入実績
| 製品区分 | 金額(千円) | 前年同期比(%) |
| サプライ商品 | 214,250 | 90.7 |
(注)1 当社は単一セグメントであるため、製品区分別に記載しております。
2 金額は実際仕入額で表示しております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c.受注実績
| 製品区分 | 受注高(千円) | 前年同期比(%) | 受注残高(千円) | 前年同期比(%) |
| ビジネスフォーム | 2,411,139 | 84.3 | 316,052 | 109.4 |
| 一般帳票類 | 1,444,905 | 98.4 | 133,861 | 132.3 |
| データプリント及び関連加工 | 3,185,888 | 114.2 | 214,137 | 102.9 |
| 合計 | 7,041,933 | 98.9 | 664,050 | 111.0 |
(注)1 当社は単一セグメントであるため、製品区分別に記載しております。
2 金額は販売価格で表示しております。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
d.販売実績
| 製品区分 | 販売高(千円) | 前年同期比(%) |
| ビジネスフォーム | 2,383,898 | 82.8 |
| 一般帳票類 | 1,412,220 | 97.1 |
| データプリント及び関連加工 | 3,179,855 | 115.2 |
| サプライ商品 | 280,583 | 88.6 |
| 合計 | 7,256,557 | 97.9 |
(注)1 当社は単一セグメントであるため、製品区分別に記載しております。
2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
3 主要な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績の10%以上の相手先がないため、記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。
①.財政状態の分析
(資産)
当事業年度末の総資産は前事業年度末に比べて54百万円減少し、9,520百万円となりました。うち流動資産は3,361百万円(前年同期比375百万円の増加)、固定資産は6,158百万円(前年同期比430百万円の減少)となりました。流動資産の主な増加要因は、売上債権が153百万円減少したものの、現金及び預金が535百万円増加したこと等によるものであります。また固定資産の主な減少要因は、有形固定資産が249百万円、投資有価証券が198百万円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当事業年度末の負債は前事業年度末に比べて245百万円減少し、2,317百万円となりました。うち流動負債は1,565百万円(前年同期比29百万円の減少)、固定負債は752百万円(前年同期比215百万円の減少)となりました。流動負債の主な減少要因は、未払法人税等が54百万円減少したこと等によるものであります。また固定負債の主な減少要因は、リース債務が179百万円、繰延税金負債が53百万円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当事業年度末の純資産は前事業年度末に比べて190百万円増加し、7,202百万円となりました。うち株主資本は7,022百万円(前年同期比221百万円の増加)、評価・換算差額等は179百万円(前年同期比31百万円の減少)となりました。株主資本の主な増加要因は、利益剰余金が221百万円増加したことによるものであります。評価・換算差額等の減少要因は、その他有価証券評価差額金が31百万円減少したことによるものであります。
②経営成績の分析
当事業年度の売上高は前事業年度に比べ154百万円減少の7,256百万円、売上原価は前事業年度に比べ168百万円減少の5,540百万円、販売費及び一般管理費は前事業年度に比べ14百万円減少の1,270百万円となりました。この結果、営業利益は前事業年度に比べて29百万円増加の445百万円となりました。
営業外損益は前事業年度に比べて3百万円減益の4百万円となりました。これは、受取利息及び配当金等による営業外収益が29百万円、支払利息等による営業外費用が25百万円計上されたことによるものであります。この結果、経常利益は前事業年度に比べて25百万円増加の449百万円となりました。
特別損益は前事業年度に比べて25百万円減益の11百万円となりました。これは、投資有価証券売却益等による特別利益が21百万円、投資有価証券売却損等による特別損失が10百万円計上されたことによるものであります。この結果、当期純利益は前事業年度に比べて59百万円増加し、354百万円となりました。
③キャッシュ・フローの分析
当事業年度のキャッシュ・フローは、営業活動で得た資金750百万円及び投資活動で得た資金137百万円を、財務活動に352百万円使用しました。その結果、当事業年度の現金及び現金同等物の残高は、前事業年度に比べ535百万円増加し、2,176百万円となりました。
なお、詳細につきましては「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。
④資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の主な資金需要は、製造費用や営業費用の運転資金及び設備投資資金であります。資金調達につきましては、運転資金の状況や設備投資計画に照らして必要な資金を、自己資金及び金融機関からの借入等により調達しております。なお、当事業年度末における有利子負債残高はリース債務の546百万円となっております。
⑤経営成績に重要な影響を与える要因
当社の経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 2.事業等のリスク」に記載しているとおりであります。
⑥経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましは、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (3)目標とする経営指標」に記載しているとおり、自己資本当期純利益率(ROE)10%以上、売上高経常利益率(ROS)13%以上を目標としております。当事業年度は、ROEが5.0%、ROSが6.2%となっており、資本の効率的な運用と収益性の向上に努めてまります。
⑦重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この財務諸表の作成において、見積りが必要な事項につきましては、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性から、これらの見積りと異なる場合があります。
当社が採用しております重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計方針)」に記載しているとおりであります。
なお、新型コロナウイルス感染症が業績に及ぼす影響については、現在のところ限定的であり、会計上の見積りに大きな影響を及ぼす可能性はないとみております。