四半期報告書-第66期第2四半期(平成31年4月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/14 11:00
【資料】
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【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益は高い水準で底堅く推移し、雇用環境も着実に改善しており、緩やかな回復基調で推移しました。一方、通商問題を巡る緊張や中国経済の先行き、英国のEU離脱問題など海外の政治状況・経済の不確実性に加え、相次ぐ自然災害の影響により、景気の先行きは依然として不透明な状態が続いております。
当社グループを取り巻く環境におきましては、企業の経費削減の徹底や競争の激化による受注価格の下落、デジタル技術の加速度的な進展による紙媒体の需要減少、人件費や材料費の上昇など、依然として厳しい状況が続いておりますが、企業の人手不足に対応するための自動化・省力化投資需要は増加基調にあります。
また標的型攻撃などのサイバー攻撃による脅威が増大するなか、情報セキュリティ対策の重要性がより一層高まりました。
このような状況のなか、当社グループは持続的な成長の実現に向け、従来型のソリューションと最先端のデジタル技術を掛け合わせることで、独自性の高い新たな価値を提供する「デジタルハイブリッド」を軸とした成長戦略を実行するとともに、グループ全体での構造改革に取り組み、事業体制の最適化や製造拠点の再編などを推進しました。
また中長期的な成長ビジョンの実現に向けて、メッセージサービスとパーソナライズド動画を組み合わせた電子配信ソリューションの開発や金融機関を横断する共通手続きプラットフォームの構築を推進し、デジタル分野を中心に新規領域への取り組みを加速しました。
新市場開拓に向けた取り組みにおいては、当第2四半期連結累計期間に、インドネシアを中心にASEAN圏でデータ・プリント・サービス(DPS)やビジネスプロセスアウトソーシング(BPO)、システム開発などを手掛けるレイコム・ドキュメント・ソリューションズ社の株式を取得し、同社を持分法適用会社としました。
以上の結果、香港子会社の清算や一部得意先における大型案件の縮小の影響はありましたが、金融機関を中心としたDPS需要の取り込みや、消費税率引き上げに伴う経済対策関連のDPS、BPOの拡販、デジタルソリューション、ペイメントサービスなど、成長領域の拡大が進み、前年同四半期に比べ売上高は1.8%増の1,128億円、営業利益は68.7%増の42億円、経常利益は50.1%増の42億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は30.3%増の21億円となりました。
セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。
データ&ドキュメント事業 売 上 高 783億円(対前年同四半期 4.2%増)
セグメント利益(営業利益) 54億円(対前年同四半期 41.4%増)
データ&ドキュメント事業のうちDPSでは、金融機関などを中心に事務通知物やダイレクトメールの受託が堅調に推移した他、消費税率引き上げに伴う経済対策関連の通知物需要取り込みにより、前年から増収となりました。
デジタルソリューションでは、金融機関を中心にスマートデバイスを活用したサービスの拡販などにより、前年から大幅な増収となりました。
BPOでは、金融機関や自治体を中心とした需要の取り込みに加え、前述の経済対策関連に伴う申請業務受託などが拡大しましたが、一部得意先における大型案件の縮小などの影響により、前年から減収となりました。
ビジネスフォーム(BF)は、製品仕様の簡素化による単価下落や電子化に伴う数量減などの影響がありましたが、改元や税率引き上げを見据えた一時的な需要増などにより、わずかに増加しました。
以上の結果、データ&ドキュメント事業全体では増収となりました。
また成長分野への先行投資などによる販管費増の影響はありましたが、DPSの増収やIT費用を含む製造コストの削減効果、減価償却方法の変更などの影響により、営業利益における収益性は大幅に向上しました。
ITイノベーション事業 売 上 高 143億円(対前年同四半期 1.3%増)
セグメント利益(営業利益) 13億円(対前年同四半期 5.9%減)
ITイノベーション事業では、システム運用管理サービスにおいて得意先のシステム更改に伴う減収の他、カード関連の数量減などがありましたが、電子マネー決済プラットフォーム「シンカクラウド」を中心としたペイメントサービスの拡大などによりわずかに増収となりました。
なお「シンカクラウド」の接続端末数拡大によるプラットフォーム利用料収入の増加などはありましたが、システム運用管理サービスの減収やIoT・カード関連の製造コスト増加などにより、営業利益における収益性は低下しました。
ビジネスプロダクト事業 売 上 高 134億円(対前年同四半期 2.0%減)
セグメント損失(営業損失) 1億円(対前年同四半期 ― )
ビジネスプロダクト事業では、情報機器において税率引き上げを見据えた前倒し需要の取り込みがあったものの、コピー用紙などのサプライ品の減少により、わずかに減収となりました。
なおサプライの減収や仕入れ価格上昇の影響はありましたが、情報機器の増収などにより、収益性は改善しました。
グローバル事業 売 上 高 66億円(対前年同四半期 13.6%減)
セグメント利益(営業利益) 3億円(対前年同四半期 180.3%増)
グローバル事業では、香港市場の金融機関を中心にDPSやBPO、付加価値の高いカードの受注拡大などがありましたが、香港の子会社清算による売上減の影響により、大幅な減収となりました。
なお子会社清算による香港グループの収益改善やタイの製造コスト削減などの影響により、営業利益における収益性は大幅に向上しました。
(2) 財政状態
当第2四半期連結会計期間末の財政状態は、前連結会計年度末に比べ資産合計は22億円減の2,218億円、負債合計
は21億円減の501億円、純資産合計は1億円減の1,717億円となりました。この結果、自己資本比率は76.2%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比
べ46億円減少し、545億円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果、前年同四半期に比べ資金が6億円増加し73億円の収入となりました。これは主に収入では税金等調整前四半期純利益38億円、売上債権の減少額38億円、支出においては、仕入債務の減少額14億円によるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果、支出した資金は前年同四半期に比べ47億円増加し101億円
となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出71億円、関係会社株式の取得による支出34億円によるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果、支出した資金は17億円となりました。これは主に配当金
の支払額13億円によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社の事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。
なお当社は、2019年10月8日、日本年金機構が発注する帳票の作成及び発送準備業務に関して、独占禁止法違反の疑いがあるとして、公正取引委員会の立ち入り検査を受けました。当社といたしましては、公正取引委員会による検査に全面的に協力してまいります。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は830百万円であります。
(6) 主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した主要な設備の新規の計画は、次のとおりであります。
会社名事業所名
(所在地)
セグメント
の名称
設備
の内容
投資予定額資金調達
方法
着手及び完成
予定年月
完成後の
増加能力
総額
(百万円)
既支払額
(百万円)
着手完了
トッパン・フォームズ㈱デジタルビジネス統括本部
(東京都港区)
データ&ドキュメント事業サーバ186自己資金2019年
10月
2020年
11月
(注)
トッパン・フォームズ㈱デジタルビジネス統括本部
(東京都港区)
データ&ドキュメント事業サーバ242自己資金2019年
11月
2020年
3月
(注)

(注) 完成後の増加生産能力については、受注の内容によって個々に作業内容を異にし、その種類が複雑多岐にわたるため、一定の生産能力を算定し、正確な稼働率を算出することが困難でありますので記載を省略いたします。

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