有価証券報告書-第117期(2025/01/01-2025/12/31)

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2026/03/25 13:14
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【項目】
162項目
(4)【役員の報酬等】
① 役員報酬等の内容
1)役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数
役員区分報酬等の
総額
(百万円)
報酬等の種類別の総額(百万円)対象となる
役員の員数
(名)
基本報酬短期業績
連動報酬
(STI)
株式報酬Ⅰ
(PSU)
株式報酬Ⅱ(RS)
業績連動型非業績連動
取締役1,2223811645121442011
うち社外取締役8277---56
監査役127127----5
うち社外監査役5050----3

(注)1 上記基本報酬及びSTIの額は、2025年度に支払った報酬等の合計額(全額金銭報酬)であります。
2 短期業績連動報酬(STI)、株式報酬Ⅰ(PSU)及び業績連動型株式報酬Ⅱ(RS)が業績連動報酬等に該当し、株式報酬Ⅰ(PSU)及び株式報酬Ⅱ(RS)が非金銭報酬等に該当します。
3 STIの額は、2024年度の業績等の結果を踏まえて、2025年3月に支払った報酬等の合計額(全額金銭報酬)です。
4 株式報酬Ⅰ(PSU)の額は、2025年度に費用計上した金額の合計額です。PSUは3年間のTSR(株主総利回り)評価の結果に応じて決定された数の当社株式等を、3年間のTSR評価期間終了後、速やかに交付するものです(決定された数の一定割合(50%)は時価相当額の現金で支給します)。PSUの運用においては、みずほ信託銀行株式会社の株式給付信託(BBT)を活用しております。
5 株式報酬Ⅱ(RS)の額は、2025年度に費用計上した金額の合計額です。業務執行取締役に対するRSは業績連動型であり、毎期のサステナビリティ評価の結果に応じて決定された数の当社株式等を、退任時までの譲渡制限を付して交付するものです(決定された数の一定割合(30%)はポイントとして留保し、退任時に時価相当額の現金で支給します)。取締役会議長及び社外取締役に対しては、毎期、事業年度終了後に業績条件を付さないRSを交付し、退任時に譲渡制限を解除します(現金換価支給は行いません)。RSの運用においては、みずほ信託銀行株式会社の株式給付信託(BBT-RS)を活用しております。
6 2022年度以降の取締役の報酬額は、2022年3月30日開催の第113回定時株主総会において、以下のとおり決議しています。STI及びLTIは取締役(社外取締役を除きます)が対象となります。
役員区分株主総会決議日金銭報酬
(基本報酬+STI)
株式報酬(LTI:BBT)役員の員数
拠出金額交付ポイント
取締役2022年3月30日
第113回
定時株主総会
年額8.5億円以内
(うち社外取締役:
1億円)
3事業年度
13.5億円以内
1事業年度
41万ポイント以内
10名
(うち社外
取締役4名)

7 2025年度以降の取締役の報酬額は、2025年3月26日開催の第116回定時株主総会において、以下のとおり決議しております。STI及びBBTは業務執行取締役が対象となります。BBT-RSは、新たに導入した譲渡制限付株式(RS)に係るみずほ信託銀行株式会社の株式給付信託で全ての取締役(非業務執行取締役及び社外取締役を含みます)が対象となります。
役員区分株主総会決議日金銭報酬
(基本報酬+STI)
株式報酬(LTI:BBT及びBBT-RS)役員の員数
拠出金額交付ポイント
取締役2025年3月26日
第116回
定時株主総会
年額11億円以内
(うち社外取締役:
1.5億円)
3事業年度
22億円以内
(うち社外取締役:1億円)
1事業年度
41万ポイント以内
(うち社外取締役:
2万ポイント)
9名
(うち社外
取締役:4名)

8 監査役の報酬額は、2005年3月30日開催の第96回定時株主総会において、月額1,200万円以内と決議しております。同株主総会終結時点の監査役の員数は、社外監査役2名を含む4名であります。
2)個人別の報酬等の総額(社長CEO又は連結報酬等が1億円以上の者に限る)
当事業年度に
係る主な職位・
氏名
報酬等の
総額
(百万円)
報酬等の種類別の総額(百万円)会社区分
基本報酬年次賞与
(STI)
株式報酬Ⅰ
(PSU)
株式報酬Ⅱ(RS)
業績連動型非業績連動
代表取締役社長CEO
髙橋 秀仁
5171008024197-当社
取締役会議長
森川 宏平
18354-114-15当社
取締役CFO
染宮 秀樹
15750286316-当社
取締役CSO/CRO
眞岡 朋光
15750286316-当社
取締役CHRO
今井 のり
15150285716-当社

3)業績連動報酬の算定方法と評価結果
a. 短期業績連動報酬(STI: Short-Term Incentive)
・業務執行取締役に対する2024年度STI(2025年3月支給分)は、下記算定式及び評価に基づき、役職別基準額に対して144.0%の支給となりました。
STI個人別支給額 = 役職別基準額 ×(①全社業績評価係数 + ②個人業績評価係数)

① 全社業績評価係数(評価ウエイト:70%)
2024年度STIの全社業績評価係数は、以下のとおり、99.0%となりました。
KPI2024年度目標実績(a)
評価係数
(b)
評価ウエイト
(a×b)
加重評価係数
EBITDA(額)Maximum
Target
Threshold
1,935億円
1,382億円
1,106億円
1,907億円194.9%20%39.0%
EBITDA(率)Maximum
Target
Threshold
13.5%
10.4%
8.8%
13.7%200%30%60.0%
ROICMaximum
Target
Threshold
10%
6~7%
4.5%
2.7%0%20%0%
合計評価ウエイト
70%
全社評価係数
99.0%

(注) 評価係数(a)は、業績結果(実績)に応じて、Threshold未達の場合は0%、Threshold達成時はEBITDA(額・率)が50%・ROICが25%、Target達成時は100%、Maximum達成時は200%(上限)となります。
② 個人業績評価係数(評価ウエイト:30%)
個人別に設定した長期ビジョンやサステナビリティに係る戦略目標、後継者・経営幹部の育成目標、経営理念に基づく企業文化醸成のための取組目標等について評価した結果、2024年度STIの個人業績評価係数は、全業務執行取締役について45.0%となりました。
b. パフォーマンス・シェア・ユニット(PSU: Performance Share Unit)
・当事業年度に評価が確定する2023年度PSUは、3年間の当社TSR(株主総利回り)について、化学・繊維業界企業22社における順位(%ileランク)を算定し、その結果に応じて役職別に交付する当社株式等の数を決定するものです。
個人別交付株式数 = 役職別基準ポイント × TSR評価係数

・2023年度PSUのTSR評価係数(実績値)は、2023年1月~2025年12月の3年間の当社TSR(301.4%)及び化学・繊維業界企業22社における順位(100%ile(22社の1位を上回る))に基づき、200%となりました。
0104010_002.png0104010_003.png

c. 業績連動型RS(RS: Restricted Stock)
・当事業年度より導入した業績連動型RSは、毎期のサステナビリティ評価の結果に応じて決定された数の当社株式等を退任時までの譲渡制限を付して交付するものです。
個人別交付株式数 = 役職別基準ポイント × サステナビリティ評価係数

・2025年度のサステナビリティ評価係数(実績値)は、以下①~③の結果を踏まえて、105%となりました。
① 従業員エンゲージメントスコア:60%(対前年比+3%ポイント)
② パーパス実践度スコア:56%(対前年比△1%ポイント)
バリュー実践度スコア:63%(対前年比±0%ポイント)、
③ Resonac Pride製品・サービスの認定数:7(全ての事業で認定取得)
(注)認定評価の客観性・公正性を担保するため、対象となる当社製品・サービスの社会・環境及び顧客への提供価値を定量的に算出した上で、顧客・投資家や地域行政を含む多様なステークホルダーとの対話、及びサステナビリティアドバイザー(社外有識者3名)による多角的なリスク評価・アドバイスを反映し、サステナビリティ推進会議での審議を経て決定しております。詳細は当社Webサイト(https://www.resonac.com/jp/sustainability/management/sdgs.html)をご参照ください。
4)Pay for Performanceの状況(過去4年間の株価(TSR)と社長CEO報酬)
・当社の過去4年間における社長CEO(髙橋秀仁)の連結報酬等の額と株主総利回り(TSR)との関係は以下のとおりです。
・髙橋が社長CEOに就任して以降、当社は事業ポートフォリオの見直しや成長事業への集中投資を急ピッチで推し進め、業績や株価は着実に向上しております。その結果、2025年に支給された2024年度STIは支給率144%・2022年度PSUは支給率185.5%となりました。また、当社は、2025年度より、世界で戦える優秀な経営人材の獲得・保持を目的として報酬水準・報酬体系を改定し、特に企業価値向上に向けたインセンティブとして、株式報酬を大幅に拡充しております。
社長CEOの実績報酬と当社TSR(株主総利回り)
0104010_004.png(注1)社長CEO実績報酬は「2)個人別の報酬等の総額」に記載する連結報酬等の額を適用しております(STIは前期業績等を踏まえて当該事業年度に支払われた額、LTIは当該事業年度における費用計上額となります)。
(注2)当社TSRは現社長CEO就任時の株価(2021年12月末株価終値)を100とした場合の指数です。TOPIX成長率(配当込み)は同じく2021年12月末時点を100とした場合の指数です。

② 報酬諮問委員会の運営状況等
1)報酬諮問委員会の役割・権限等
・取締役の個人別の報酬等の額及び交付する株式の数の決定については、取締役会の監督機能強化の視点から、独立社外取締役を構成員の過半数とし、独立社外取締役が委員長を務める報酬諮問委員会に委任しております。
・報酬諮問委員会の主な役割・権限は以下のとおりであります。
<報酬諮問委員会の主な役割・権限>
決議事項審議又は確認事項
・取締役の個人別の基本報酬の額
・取締役のSTIに係る業績指標の目標及び評価、並びに個人別支給額
・取締役の株式報酬(PSU及びRS)に係る役職別の基準ポイント、業績指標の目標及び評価、並びに個人別の確定ポイント・交付株式数等
・役員報酬等の決定方針
・執行役員(取締役非兼務)の個人別の報酬等の内容
・役員報酬等に係る会社の重要な規則・手続等の制定、改正、廃止、並びに重要な公表資料等における記載内容

2)報酬諮問委員会等の運営状況
・2025年4月から2026年3月の期間においては報酬諮問委員会を5回開催し、取締役会より諮問又は委任を受けた下記内容について審議・決定しました(報酬諮問委員会を構成する各役員の役職・氏名及び出席状況は「(1)コーポレート・ガバナンスの概要」の欄に記載)。
・報酬諮問委員会における審議・決定に際しては、その役割・権限を適切に行使するため、「役員報酬等の決定方針」との整合性並びに経営環境の変化や株主・投資家の皆様からのご意見等を踏まえるとともに、グローバルに豊富な経験・知見を有する第三者機関(タワーズワトソン株式会社)より審議に必要な情報や助言等を得ています。当期間においては5回中2回の報酬諮問委員会に同社の報酬コンサルタントが同席しました。報酬諮問委員会は、当期間において審議又は決定した内容を適時・適切に取締役会に報告し、取締役会は、かかる内容の合理性・妥当性について確認を行っております。
<当期間の報酬諮問委員会における主な確認・審議・決議事項>
開催月確認・審議・決議事項
2025年
4月
・第116回定時株主総会における報酬改定議案の承認を経て、改定後の「役員報酬等の決定方針」に基づき、2025年度の各取締役の個人別の基準報酬額及びLTIの基準交付ポイントを決定しました。
7月・個人業績(STIに係る業績指標)の目標設定及び評価プロセスについて、報酬諮問委員会による意思決定をより円滑に進めるための運用方法を検討しました。
11月・役員報酬に関する国内外の企業の最新動向を収集・分析し、近時のトレンドを確認しました。
・業務執行取締役及び執行役員の報酬水準・報酬構成について、グローバル事業を中核に据える大手製造業企業と比較検討のうえ、その妥当性を検証し、改定後の報酬制度が適切であることを確認しました(2026年度は改定を行わないことを確認)。
・社外取締役の報酬水準・報酬構成について、グローバル事業を中核に据える大手企業(全産業)と比較検討のうえ、その妥当性を検証し、改定後の報酬制度が適切であることを確認しました(2026年度は改定を行わないことを確認)。
2026年
1月
3月
・2026年度の各取締役の個人別の基準報酬額及びLTIの基準交付ポイントを決定しました。
・2023年度PSUについて、2023年1月~2025年12月の3年間のTSR評価を踏まえて、各取締役に対して支給する当社株式の数及び金銭の額を決定しました。
・2025年度STIに係る業績指標(全社業績及び個人業績)の評価及び2025年度業績連動型RSに係る業績指標(サステナビリティ指標)の評価について議論を行い、各取締役に対して支給するSTIの額及び譲渡制限付株式の数等を決定しました。個人業績評価については、対象となる各取締役(社長CEO、CFO、CSO/CRO、CHRO)について社長CEOによる一次評価(社長CEO自身については自己評価)を踏まえ、その妥当性を審議・確認の上、最終評価を決定しました。
・2026年度STIに係る業績指標(全社業績及び個人業績)の目標及び2026年度業績連動型RSに係る業績指標(サステナビリティ指標)の目標について議論を行い、決定しました。個人業績目標については対象となる各取締役(社長CEO、CFO、CSO/CRO、CHRO)から説明を受け、その妥当性を審議・確認しました。
・2025年度事業報告及び有価証券報告書に記載する役員報酬等の内容について、株主・投資家に対する情報開示の充実化や分かりやすさの視点から、その適切性を確認しました。

3)当事業年度の報酬の妥当性・相当性
・当事業年度の取締役の個人別の報酬等の内容の決定にあたっては、上記1)及び2)に記載のとおり、独立社外取締役を過半数とする報酬諮問委員会において、審議に必要な客観的・専門的な情報を踏まえ、「役員報酬等の決定方針」との整合性を含めた多角的な検討を行っているため、取締役会も基本的にその決定を尊重し、その内容が当該決定方針に沿うものであり、妥当と判断しております。
③ 2026年度の役員報酬等の決定方針
1)役員報酬等の決定方針の決定方法と変更点
[役員報酬等の決定方針の決定方法]
当社取締役の個人別の報酬等の決定方針は、独立社外取締役を過半数とする報酬諮問委員会において、毎期、その妥当性を審議した上で、取締役会にて決定しております。報酬諮問委員会の審議においては、経営環境の変化や株主・投資家の皆様からのご意見等を踏まえるとともに、グローバルに豊富な経験・知見を有する第三者機関より審議に必要な情報等を得ております。
[2026年度からの主な変更点]
上記②2)及び3)に記載のとおり、報酬諮問委員会における審議等を経て現行報酬制度は適切であることを確認しており、2026年度は役員報酬等の決定方針に特に変更はありません。
2)役員報酬等の決定方針
a. 基本方針
[取締役(社外取締役を除く)]
・『世界トップクラスの機能性化学メーカー』を目指すに相応しい優秀な人材を内外から獲得・保持できる報酬制度であること
・業績目標の達成及び中長期的な企業価値の向上を動機付け、当社グループの持続的な成長に寄与するものであること
・株主を含むすべてのステークホルダーに対する説明責任の観点から透明性、公正性及び合理性を備えた報酬決定プロセスであること
[社外取締役]
・独立した客観的な立場から当社の経営を監督し、中長期的な企業価値の向上を意識した経営に関する助言を行うという役割・責務に適した報酬体系であること
b. 報酬構成・報酬水準
[取締役(社外取締役を除く)]
・取締役(社外取締役を除く)の報酬は、役職に応じて決定する基本報酬(固定報酬)、毎期の業績に応じて変動する短期業績連動報酬(STI)、中長期の業績や企業価値に応じて変動する株式報酬(LTI)により構成します。株式報酬(LTI)は、3年間の業績・株価に応じて当社普通株式等を交付する「パフォーマンス・シェア・ユニット(PSU)」、及び、毎期のサステナビリティ評価に応じて譲渡制限付株式(RS)等を交付する「業績連動型RS」で構成します。
・報酬水準及び総報酬(年収)に占める変動報酬(STI及びLTI)の割合は、外部専門機関の調査に基づく他社水準(グローバル事業を中核に据える大手製造業企業との比較)を踏まえ、適切な金額・割合に設定します。業績や株価に対する責任の重さを考慮して、上位の役位ほど変動報酬の割合を高く設定します。
・上記に関わらず、代表権を持たない取締役会長及び取締役会議長並びにその他の非業務執行社内取締役の報酬については、その役割・責務に応じて個別に設定します。なお、経営の監督を主たる役割・責務とする場合は、業績に連動するSTI及びLTIは支給しないこととします。
<2026年度 取締役の報酬構成(基準額)>
⦅⦅代表取締役社長⦆⦆⦅⦅取締役常務執行役員⦆⦆⦅⦅取締役会議長⦆⦆
0104010_005.png0104010_006.png0104010_007.png

(注)1 小数点第1位を四捨五入しているため、各欄の合計が100%にならない場合があります。
2 上記の取締役常務執行役員の報酬構成(基準額)は、取締役としての報酬と常務執行役員としての報酬を合算したものです。
3 取締役会議長の役割は、経営の監督(議長としての職務)が中心となるため、基本報酬及び業績条件を付さない譲渡制限付株式(RS)で構成します。
[社外取締役]
・社外取締役の報酬は基本報酬(固定報酬)及び業績条件を付さない譲渡制限付株式(RS)で構成します。
・報酬諮問委員会又は指名諮問委員会の委員及び委員長については、その役割に応じた手当を支給します。
・業績条件を付さないRSは基本報酬(委員手当及び委員長手当を除きます。)の10%程度の金額とします。
・報酬水準は、各社外取締役に期待する役割・機能を果たすために費やす時間・労力並びに外部専門機関の調査に基づく他社水準(グローバル事業を中核に据える大手企業(全産業)との比較)を踏まえ、適切な金額に設定します。
c. 短期業績連動報酬(STI: Short-Term Incentive)
・STIとして毎期支給する金銭の額は、以下の算式のとおり、全社業績目標達成のインセンティブを高めるため、役職別基準額に①全社業績評価係数(評価割合70%)及び②個人業績評価係数(評価割合30%)を乗じて算出します。業績評価係数は業績等の結果に応じて0%~200%の範囲で変動します。
STI個人別支給額 = 役職別基準額 ×(①全社業績評価係数 + ②個人業績評価係数)

・①全社業績評価係数及び②個人業績評価係数を算定するための業績評価指標(KPI)は、当社が長期ビジョンの実現に向けて重視する財務指標・戦略指標のなかから選定します。
<2026年度STIの業績評価指標(KPI)>
KPI評価割合選定理由
①全社
業績評価
EBITDA*120%「世界トップクラスの機能性化学メーカー」になるための指標
・エレクトロニクスを中心とした事業成長+イノベーション及び構造改革を通じて、世界で戦える会社に相応しい規模と収益性を目指します
対売上
EBITDAマージン*2
30%
ROIC*320%企業価値の最大化と株主への利益還元に向けた指標
・戦略適合性、ベストオーナー視点に加え、規律(採算性・資本効率)をより意識した経営を促し、ポートフォリオ経営のさらなる高度化と中長期的なROEの向上を目指します
②個人
業績評価
長期ビジョンに
おける取組・サステナビリティ課題への対応等
30%長期視点での経営を強く促し、当社の持続的な成長の実現を目指します

*1 EBITDA = コア営業利益 + 減価償却費及び償却費
*2 対売上EBITDAマージン = EBITDA ÷ 連結売上収益
*1及び2 業績評価に際しては、為替調整として2026年通期予想(2026年2月13日発表)に使用した為替レートを適用
*3 ROIC = (コア営業利益 ± 持分法投資損益 - 法人所得税費用)÷(有利子負債 + 資本合計)
d. 株式報酬Ⅰ. パフォーマンス・シェア・ユニット(PSU: Performance Share Unit)
・毎期の職務執行の対価としてのPSUは、以下の算式のとおり、中長期的な企業価値の向上を目的として、役職別に定める基準額に応じた基準ポイント(役職別基準ポイント)に3年間の当社TSR(株主総利回り)に応じた係数(TSR評価係数)を乗じた数の株式等を交付する仕組みとします。なお、算定された数の一定割合(現状は一律50%を適用)は時価相当額の金銭で支給します。
個人別交付株式数 = 役職別基準ポイント × TSR評価係数(0~240%)

・TSR評価係数は、3年間の当社TSRについて、国内ピアグループ(当社とビジネスモデルが類似する同規模以上の化学・繊維業界企業)における当社の順位、及び、欧米の化学企業で構成する株価指数(インデックス)成長率との比較に応じて決定します。国内ピアグループにおける当社TSR順位の目標は、長期ビジョン『TSR:中長期的に化学業界で上位25%の水準を目指す』の実現に向けて、中位以上に設定します。欧米の株価指数(インデックス)は、客観性・透明性を担保するため、株主・投資家に広く認知されている代表的な指数を選定します。なお、欧米主要株価指数との比較による調整係数は2025年度プランから追加した仕組みです。
0104010_008.png
e. 株式報酬Ⅱ. 譲渡制限付株式(RS: Restricted Stock)
[業務執行取締役]
・株価意識経営の強化とサステナビリティビジョン2030の実現を後押しするため、2025年度より業績連動型RSを導入しております。業績連動型RSは、以下の算式のとおり、役職別に定める基準額に応じた基準ポイントに毎期のサステナビリティ評価に応じた係数を乗じた数の譲渡制限付株式(RS)等を交付する仕組みです。交付するRSは退任時まで譲渡できないものとします。毎期、算定された数の一定割合(現状は一律30%を適用)はポイントとして留保し、退任時に時価相当額の金銭で支給します。譲渡制限期間中、留保分に対する配当金相当額は再投資するものと仮定して、ポイントを加算します。
個人別交付株式数 = 役職別基準ポイント × サステナビリティ評価係数(85%~115%)

・2026年度のサステナビリティ評価係数は、パーパス・バリューの実践度スコア、従業員エンゲージメントを高めるための重点項目の評価スコア、及び「Resonac Pride製品・サービス」認定数の達成状況等に応じて決定します。
(注)Resonac Pride 製品・サービスとは、当社事業による「パーパス」と「バリュー」の実践を可視化するための取り組みです。認定にあたっては、パーパスに基づき社会を変えることで社会や環境、お客さまや社会に提供した価値や当社が大切にする4つのバリューの発揮内容が妥当かどうか、製品環境アセスメント・レピュテーションなどのリスク評価、売上計画やシェアなどの将来性・インパクト、世界共通のゴール(SDGs)との関連性などの観点で第三者の視点を入れ評価してまいります。詳細は当社Webサイト(https://www.resonac.com/jp/sustainability/management/sdgs.html)をご参照ください。
[非業務執行取締役(取締役会議長及び社外取締役)]
・中長期的な企業価値の向上を意識した経営の監督・助言を主たる役割・責務とする取締役(取締役会議長及び社外取締役)に対して、2025年度より業績条件を付さない譲渡制限付株式(RS)を導入しております。本制度は役職別に定める基準額に応じた基準ポイントに相当する数の譲渡制限付株式(RS)を、毎期、事業年度終了後に交付するものです。交付するRSは退任時まで譲渡できないものとします。
(注)本制度において現金支給(ポイントを時価換算した金額相当の金銭の給付)は行いません。
f. 個人別の報酬決定手続き
・取締役の個人別の報酬等の内容は、その妥当性と客観性を確保するため、取締役会から委任を受けた報酬諮問委員会で決定します。報酬諮問委員会の委員長は独立社外取締役とし、構成員の過半数は独立社外取締役とします。報酬諮問委員会の審議においては、経営環境の変化や株主・投資家の意見等を踏まえるとともに、客観的・専門的な見地からの審議に必要な情報を適切に得ることとします。
・報酬諮問委員会は審議の結果を適時・適切に取締役会に報告することとします。
g. その他の重要事項
[報酬の調整・返還請求等]
・当社の業績が悪化した場合や当社の企業価値・ブランド価値を毀損するような品質問題、重大事故、不祥事等が発生した場合は、臨時に取締役の報酬等を減額又は不支給とする場合があります。
・STIについて、期初の目標設定時に想定していなかった一時的な特殊要因として勘案すべき要素が発生した場合に、その影響を排除した上で業績等の評価を行い、個人別の支給額を算定する場合があります。
・STI及びLTIについて、役員の不正行為等が生じた場合や誤った財務諸表に基づいて支給が行われた場合、当該事実に係る役員の報酬受給権は消滅し、当社は現に支給した報酬の返還等を請求する場合があります。
[取締役を兼務しない執行役員及び監査役の報酬]
・取締役を兼務しない執行役員の個人別の報酬等については、取締役(社外取締役を除きます。)に対する報酬等の決定方針に準じて、報酬諮問委員会の審議を経た上で、代表取締役社長CEOが決定します。
・監査役の個人別の報酬等については、外部専門機関の調査に基づく他社水準等を踏まえ、監査役の協議により決定します。
[株式保有ガイドライン]
・社外取締役を除く取締役及び執行役員は、中長期的な企業価値向上への貢献意欲をより一層高めるため、継続的に、一定価値以上の当社株式の保有に努めることとします。具体的には、潜在的保有株式(株式給付信託の確定ポイント)を含めて、代表取締役社長は基本報酬の3.0倍以上、その他役員は基本報酬の1.0倍以上の価値の株式保有を目指すこととし、相当する価値の株式数を超えるまでは、株式の売却を制限します。

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