四半期報告書-第97期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/11 9:07
【資料】
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【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2019年4月1日から2019年9月30日)における世界経済は、欧米では、米中貿易摩擦の長期化や英国のEU離脱を巡る混乱など政治・政策面での不安定さを抱えながらも個人消費を中心に景気は底堅く推移しました。アジアでは、中国経済の減速が継続する中、全体としては景気の減速感が強まりました。日本経済は、雇用や所得環境は堅調に推移したものの、輸出や生産に弱さが見られるなど、総じて景気は横ばい状態で推移しました。
当社グループの主力事業を取り巻く環境は、酸化チタンでは、国内需要は堅調に推移したものの、中国経済の減速の影響などを受け、海外需要は減少しました。農薬では、農業大国ブラジルの需要が回復基調で推移したものの、世界各地で異常気象が頻発し、今後の販売への影響が懸念されます。
このような状況の下、当社グループは創立100周年の2020年に向けた第7次中期経営計画の2年目を迎え、既存事業の収益基盤をしっかりと固めつつ、成長に向けた攻めの取り組みを推し進めております。
当第2四半期連結累計期間の連結業績は、売上高520億円(前年同期比2億円減)、営業利益26億円(前年同期比18億円減)となりました。営業外では、前年同期の為替差益が差損に転じるなどで経常利益は18億円(前年同期比31億円減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億円(前年同期比34億円減)となりました。
事業の種類別セグメントの状況は次のとおりであります。
(無機化学事業)
酸化チタンは、国内で堅調な出荷が続きましたが、アジア向けを中心に輸出が振るわず、売上高は203億円(前年同期比14億円減)となりました。
機能材料は、電子部品向け販売が関連業界の需要落ち込みの影響を受け、低調であったことなどから売上高は55億円(前年同期比4億円減)となりました。
損益面では、チタン鉱石価格の続騰による製造コストアップなどで減益となりました。
この結果、当事業の売上高は259億円(前年同期比18億円減)、営業利益は26億円(前年同期比19億円減)となりました。
(有機化学事業)
農薬の国内販売は、この夏の異常気象による農業生産への影響などを受け、売上は前年同期を下回りました。
海外販売は、欧州で作物の適用拡大を受け殺虫剤が大きく伸長し、アジア、米州でも殺菌剤が好調であった他、新規剤の主力市場における本格販売が始まったことなどから前年同期を上回る増収となりました。
農薬以外では、受託製造する医薬原末などの売上が前年同期をやや下回りました。
この結果、当事業の売上高は244億円(前年同期比17億円増)、営業利益は10億円(前年同期比1億円増)となりました。
(その他の事業)
その他の事業は、売上高は16億円(前年同期並み)、営業利益は4千万円(前年同期並み)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて18億円減少し1,668億円となりました。流動資産は4億円減少し1,066億円となりました。これは受取手形及び売掛金が28億円、その他流動資産が2億円減少しましたが、たな卸資産が28億円増加したことなどによるものです。固定資産は、13億円減少し602億円となりました。これは、投資有価証券が3億円、繰延税金資産が5億円減少したことなどによるものです。
負債については、前連結会計年度末に比べて12億円減少し920億円となりました。これは、長短借入金・社債が30億円減少しましたが、支払手形及び買掛金が21億円増加したことなどによるものです。
純資産については、前連結会計年度末と比べて5億円減少し748億円となりました。これは、その他有価証券評価差額金や為替換算調整勘定が減少したことなどによるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて4千万円減少し、当第2四半期連結会計期間末における残高は239億円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各活動のキャッシュ・フローのうち主なものは、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益が14億円(前年同期比30億円減)となり、減価償却費及びその他の償却費の調整、仕入債務の増加、売上債権の減少などがたな卸資産の増加などを上回り、61億円の収入(前年同期比38億円の収入減)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得などで22億円の支出(前年同期比9億円の支出増)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、借入金の返済を進めるなどで38億円の支出(前年同期比10億円の支出減)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は4,218百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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