四半期報告書-第98期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)

【提出】
2021/02/12 13:26
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年12月31日)においては、世界的な新型コロナウイルス感染症拡大による経済活動の制限に起因する景気停滞に直面しました。海外では、中国は顕著な経済成長を示しているものの、欧米をはじめ主要地域では感染拡大により景気の先行きが見通せない状況が続いています。国内でも政府の経済対策などにより緩やかながら景気回復の兆しを見せていましたが、再び感染拡大の傾向が強まり、先行きに不透明感が増してきました。
当社グループの主力事業を取り巻く環境は、無機化学事業においては、新型コロナウイルス感染症の影響が厳しく、酸化チタン販売は、前年度を大きく下回りましたが、高機能・高付加価値製品は、前年度並みの販売を維持しました。有機化学事業においては、農作物栽培への同影響が限定的に留まり、主力の農薬の販売は海外向けが順調に推移しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高678億円(前年同期比28億円減)、営業損失5億円(前年同期は13億円の営業利益)、経常損失12億円(前年同期は6億円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失27億円(前年同期は12億円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
事業の種類別セグメントの状況は次のとおりであります。
(無機化学事業)
酸化チタンは、新型コロナウイルス感染症の影響により自動車及び建築用途向けの販売が大幅に減少し、足元では、需要は回復しつつあるも売上高は268億円(前年同期比34億円減)となりました。
機能材料は、電子部品材料が5G関連で堅調に推移し、自動車関連も持ち直しつつあり、抗菌・抗ウイルス分野で光触媒用酸化チタンの販売が伸長したことなどから、売上高は77億円(前年同期比1億円増)となりました。
損益面では、酸化チタンの販売数量の減少とこれに伴う操業調整による固定費負担増に加えて、原料チタン鉱石価格の高止まりなどにより、販売、原価の両面から収益を圧迫しました。
この結果、無機化学事業の売上高は345億円(前年同期比32億円減)、営業損失は6億円(前年同期は19億円の営業利益)となりました。
(有機化学事業)
農薬の国内販売は、剤毎の増減はあるものの前年同期並みで推移しました。
海外販売は、米州において流通在庫の消化が進まず殺虫剤の販売が落ち込む一方、欧州での殺菌剤と除草剤の販売が順調に推移しました。
農薬以外では、動物薬の売上高が前年同期を上回りました。
この結果、有機化学事業の売上高は306億円(前年同期比3億円増)、営業利益は17億円(前年同期比9億円増)となりました。
(その他の事業)
売上高は26億円(前年同期並み)、営業利益は2億円(前年同期並み)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて31億円減少し1,692億円となりました。流動資産は、29億円減少し1,074億円となりました。これは、現金及び預金が19億円、たな卸資産が43億円それぞれ増加しましたが、受取手形及び売掛金が87億円、流動資産のその他が3億円それぞれ減少したことなどによるものです。固定資産は、2億円減少し618億円となりました。これは、有形固定資産が4億円減少しましたが、繰延税金資産が2億円増加したことなどによるものです。
負債については、前連結会計年度末に比べて3億円増加し960億円となりました。これは、支払手形及び買掛金が2億円、持分法適用に伴う負債が3億円それぞれ増加しましたが、引当金が2億円減少したことなどによるものです。
純資産については、前連結会計年度末と比べて34億円減少し732億円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純損失を計上したことや配当金の支払いにより利益剰余金が減少したことなどによるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は6,853百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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