有価証券報告書-第131期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/23 14:00
【資料】
PDFをみる
【項目】
131項目
当社は、積極的に企業価値の向上をはかり、株主への利益還元を経営の最重要課題のひとつと考えております。利益配分については、研究開発や設備投資およびM&Aといった将来の事業展開のために必要な内部留保とのバランスを勘案し、連結業績に応じた安定的な配当の継続を実施していきたいと考えております。
当社の配当は、中間配当および期末配当の年2回を基本的な方針としております。配当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会であります。
当期の期末配当につきましては、持続的成長に向けた戦略投資やM&Aの資金の確保も考慮し、1株につき60円といたしました。これにより、当期の年間配当金は、昨年実施した中間配当とあわせて、前期比35円増額の1株につき110円となります。
また、内部留保については、中長期的視野に基づいた研究開発、高品質商品開発のための生産技術の改善・設備投資のほか、中期経営計画に基づく戦略投資として、成長分野におけるM&A、主に半導体関連材料分野における生産能力増強ならびにDX関連等の戦略投資に充当する予定であります。
なお、当社は中間配当を行うことができる旨を定款で定めております。
(注) 基準日が当期に属する剰余金の配当は、次のとおりであります。
決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)
2021年10月29日
取締役会決議
2,35350.00
2022年6月23日
定時株主総会決議
2,82360.00