有価証券報告書-第133期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/25 16:01
【資料】
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【項目】
183項目
当社は、配当による株主還元を基本とし、利益成長に合わせた還元水準の向上を図っています。株主還元に関する基本方針は次の4点になります。
① 中期的なフリー・キャッシュ・フローの見通しから、株主還元の水準を判断する。
② 配当による株主還元を基本とし、1株当たり配当金の維持・増加を目指す。
③ 配当性向30~40%(中期経営計画の3年間累計)を目安とし、配当水準の安定的向上を図る。
④ 自己株式取得は資本構成適正化に加え、投資案件や株価の状況等を総合的に勘案して検討・実施する。
4つの方針の中でも、特に②の累進配当の方針を重視しており、収益が中期経営計画で掲げた目標を下回る状況ではありますが、2023年度は1株当たり年間配当金として36円を維持しました。2024年度以降も配当金維持・向上を予定しています。
株主還元を含めたキャピタルアロケーションについては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (1) 経営方針・経営戦略等 ② 当社グループ全体の経営方針・経営戦略等 <経営方針・経営戦略>ⅳ 財務・資本政策 ■ 資金の源泉と使途の枠組み」と併せてご参照ください。
内部留保については、「マテリアル」「住宅」「ヘルスケア」の3領域において、M&Aを含む戦略的な投資や、新事業創出のための研究開発費など、将来の収益拡大の実現に必要な資金として充当していきます。
当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としており、剰余金の配当の決定機関は取締役会としています。
当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりです。
決議年月日配当金の総額
(百万円)
1株当たり配当額
(円)
2023年11月7日
取締役会決議
24,98118
2024年5月9日
取締役会決議
24,98118