有価証券報告書-第148期(2024/04/01-2025/03/31)
指標および目標
当社は、企業理念に基づく行動を通して、長期的な価値の創造を目指しています。関連する部門で働く従業員が意見を出し合って「企業理念に基づく私たちの指標(corporate philosophy metrics)」を策定しました。従業員は、各評価指標の進捗状況を社内ポータルサイトでいつでも確認できるようになっています。透明性の高い情報共有は、従業員一人ひとりがタケダの持続的な成長に責任を持ち、社外ステークホルダーとの信頼関係の構築を促します。
Patient すべての患者さんのために
(注)2023年度および2024年度の上表の各種指標については、KPMGあずさサステナビリティ株式会社より、国際監査・保証基準審議会(IAASB)によって発行されたISAE(国際保証業務基準)3000及びISAE3410に準拠した限定的保証業務を受けています。その結果、同社より、2023年度の指標については2024年6月25日付で、2024年度の指標については2025年6月24日付で、すべての重要な点において、会社の定める規準(2023年度については当社のウェブサイトに掲載されており、2024年度については2025年6月30日に当社のウェブサイトに掲載予定)に従って算定され、表示されていないと認められる事項は発見されなかったとの結論を受領しております。
People ともに働く仲間のために
(注)2023年度および2024年度の上表の各種指標については、KPMGあずさサステナビリティ株式会社より、国際監査・保証基準審議会(IAASB)によって発行されたISAE(国際保証業務基準)3000及びISAE3410に準拠した限定的保証業務を受けています。その結果、同社より、2023年度の指標については2024年6月25日付で、2024年度の指標については2025年6月24日付で、すべての重要な点において、会社の定める規準(2023年度については当社のウェブサイトに掲載されており、2024年度については2025年6月30日に当社のウェブサイトに掲載予定)に従って算定され、表示されていないと認められる事項は発見されなかったとの結論を受領しております。
Planet いのちを育む地球のために
当社は、スコープ1および2の温室効果ガス排出量を、2025年度までに2016年度基準から40%削減する目標を2020年に設定しました。また、排出量の67%を占めるサプライヤーが2024年度までに科学的根拠に基づく目標を設定する目標も設定しました。これらの目標はSBTi(科学的根拠に基づく目標イニシアチブ)の認証を取得しました。2022年には、2035年度までに当社の事業活動に起因する温室効果ガス排出量(スコープ1および2)を、2040年度までに当社のバリューチェーン全体における温室効果ガス排出量(スコープ3の温室効果ガス排出量の見積もり(注1)を含む)をネットゼロ(注2)にする新しい目標を公表しました。これらのコミットメントは、必要とされる短期的な排出削減目標とともに、2024年にSBTiの認証を取得しました。当社は、2022年度まで、カーボンニュートラルを維持してきましたが、2024年度からは、気候変動対策の目標としてのカーボンニュートラルからの転換を行いました。当社は、ネットゼロに焦点を当てる一環として、自主的炭素市場(Voluntary Carbon Market:VCM)を引き続き支援し、人々の健康に役立ち、SBTiの企業ネットゼロ基準に適合するカーボン除去のソリューションやプロジェクトに優先的に投資していきます。
(注1)実際のスコープ3の排出量は測定が困難であり不透明性が残ることからも、これらは取り組みを進めていく上で今後克服すべき重要な課題です。
(注2)当社は、SBTiの企業ネットゼロ基準に従ってネットゼロ排出量を定義しています。
* 当社の温室効果ガス排出量を計算するための方法の詳細については、2025年6月30日に当社ウェブサイトに掲載を予定している「ESGデータブック」をご参照ください。
(注)2023年度および2024年度の上表の各種指標については、KPMGあずさサステナビリティ株式会社より、国際監査・保証基準審議会(IAASB)によって発行されたISAE(国際保証業務基準)3000及びISAE3410に準拠した限定的保証業務を受けています。その結果、同社より、2023年度の指標については2024年6月25日付で、2024年度の指標については2025年6月24日付で、すべての重要な点において、会社の定める規準(2023年度については当社のウェブサイトに掲載されており、2024年度については2025年6月30日に当社のウェブサイトに掲載予定)に従って算定され、表示されていないと認められる事項は発見されなかったとの結論を受領しております。
データ・デジタル&テクノロジー
(注1)2023年度および2024年度の上表の各種指標については、KPMGあずさサステナビリティ株式会社より、国際監査・保証基準審議会(IAASB)によって発行されたISAE(国際保証業務基準)3000及びISAE3410に準拠した限定的保証業務を受けています。その結果、同社より、2023年度の指標については2024年6月25日付で、2024年度の指標については2025年6月24日付で、すべての重要な点において、会社の定める規準(2023年度については当社のウェブサイトに掲載されており、2024年度については2025年6月30日に当社のウェブサイトに掲載予定)に従って算定され、表示されていないと認められる事項は発見されなかったとの結論を受領しております。
(注2)医療用医薬品の適正使用に関する情報やWeb講演会を提供する日本の医療従事者向け会員サイト。
事業の成長
(注)2023年度および2024年度の上表の各種指標については、KPMGあずさサステナビリティ株式会社より、国際監査・保証基準審議会(IAASB)によって発行されたISAE(国際保証業務基準)3000及びISAE3410に準拠した限定的保証業務を受けています。その結果、同社より、2023年度の指標については2024年6月25日付で、2024年度の指標については2025年6月24日付で、すべての重要な点において、会社の定める規準(2023年度については当社のウェブサイトに掲載されており、2024年度については2025年6月30日に当社のウェブサイトに掲載予定)に従って算定され、表示されていないと認められる事項は発見されなかったとの結論を受領しております。
当社のサステナビリティへの取り組みのさらなる詳細は、2025年6月30日に当社ウェブサイトに掲載を予定している2025年統合報告書をご参照ください。
当社は、企業理念に基づく行動を通して、長期的な価値の創造を目指しています。関連する部門で働く従業員が意見を出し合って「企業理念に基づく私たちの指標(corporate philosophy metrics)」を策定しました。従業員は、各評価指標の進捗状況を社内ポータルサイトでいつでも確認できるようになっています。透明性の高い情報共有は、従業員一人ひとりがタケダの持続的な成長に責任を持ち、社外ステークホルダーとの信頼関係の構築を促します。
Patient すべての患者さんのために
| 指標 | 2023年度 | 2024年度 | ハイライト:医薬品候補マイルストーンの達成 | ||
| 医薬品候補マイルストーンの達成薬事承認件数およびピボタル臨床試験開始件数 | 29 | 29 | ピボタル臨床試験は、薬事承認申請において規制当局が治療薬およびワクチンを承認するか判断する根拠となるデータを取得するための試験です。したがって、ピボタル臨床試験開始件数と薬事承認件数は、新薬をお届けするまでの進捗を示す重要な指標です。 2024年度には、後期開発段階の6つのプログラムのうち3つでピボタル臨床試験を開始し、患者さんに新たな治療法をお届けするための大きな前進を遂げることができました。また、地域ごとに新しい適応症での承認を取得し、より多くの患者さんに新たな治療法を提供できるようになりました。特筆すべき例として、クローン病の維持療法を目的とするENTYVIO SC(国内製品名:エンタイビオ皮下注)(一般名:ベドリズマブ)が米国食品医薬品局(FDA)によって承認されたことが挙げられます。 | ||
| 臨床試験結果の公開公開されている登録サイトに結果概要が適切なタイミングで公開された臨床試験の割合 | 100% | 100% | |||
| 医薬品の持続的な安定供給指定納期に基づき発注数量通りに出荷した注文書の割合 | 99.1% | 99.5% | |||
| 健全な製造工程の維持重要な指摘事項のなかった規制当局による査察の割合 | 100% | 100% | |||
| 成長製品・新製品のアクセス向上償還を通じて患者さんが製品にアクセスできる主要市場の数 | TAKHZYRO | 9 | LIVTENCITY | 9 | |
| ALOFISEL | 4 | ADZYNMA | 3 | ||
| LIVTENCITY | 6 | FRUZAQLA | 4 | ||
| 低・中所得国および医療制度が発展途上にある国における医薬品アクセスプログラムの強化資力ベースの患者支援プログラムに新規に登録した患者さんの数 | 1,682 | 1,975 | |||
(注)2023年度および2024年度の上表の各種指標については、KPMGあずさサステナビリティ株式会社より、国際監査・保証基準審議会(IAASB)によって発行されたISAE(国際保証業務基準)3000及びISAE3410に準拠した限定的保証業務を受けています。その結果、同社より、2023年度の指標については2024年6月25日付で、2024年度の指標については2025年6月24日付で、すべての重要な点において、会社の定める規準(2023年度については当社のウェブサイトに掲載されており、2024年度については2025年6月30日に当社のウェブサイトに掲載予定)に従って算定され、表示されていないと認められる事項は発見されなかったとの結論を受領しております。
People ともに働く仲間のために
| 指標 | 2023年度 | 2024年度 | ハイライト:従業員エンゲージメントと心身の健康(ウェルビーイング)の向上 |
| 従業員エンゲージメントの向上従業員体験アンケートにおける、エンゲージメントに関する質問への回答の平均スコア(尺度1~100) | 77 | 76 | ウェルビーイングが満たされ、働く意欲が高い従業員は、個人の目的と会社の存在意義が一致し、潜在能力を存分に発揮できるようになる、私たちはそのように考えています。理想的な働き方のための取り組みは、従業員体験アンケートの実施を通じて従業員からの意見を積極的に求めることから始まります。 ウェルビーイング指標の上昇には、「ワークライフバランス」と「仕事との線引き」のスコアの増加が貢献しました。従業員エンゲージメントについては、「スピークアップの文化」と「機動性」の分野に改善の余地があることが確認できました。 |
| 従業員の心身の健康(ウェルビーイング)の向上 従業員体験アンケートにおける、ウェルビーイングに関する質問への回答の平均スコア(尺度1~100) | 67 | 68 | |
| 多様性の推進タケダ全体のジェンダーの内訳 | 52%(女性) 48%(男性) 0.1%(その他/ノンバイナリー) | 53%(女性) 46%(男性) 0.14%(その他/ノンバイナリー) |
(注)2023年度および2024年度の上表の各種指標については、KPMGあずさサステナビリティ株式会社より、国際監査・保証基準審議会(IAASB)によって発行されたISAE(国際保証業務基準)3000及びISAE3410に準拠した限定的保証業務を受けています。その結果、同社より、2023年度の指標については2024年6月25日付で、2024年度の指標については2025年6月24日付で、すべての重要な点において、会社の定める規準(2023年度については当社のウェブサイトに掲載されており、2024年度については2025年6月30日に当社のウェブサイトに掲載予定)に従って算定され、表示されていないと認められる事項は発見されなかったとの結論を受領しております。
Planet いのちを育む地球のために
当社は、スコープ1および2の温室効果ガス排出量を、2025年度までに2016年度基準から40%削減する目標を2020年に設定しました。また、排出量の67%を占めるサプライヤーが2024年度までに科学的根拠に基づく目標を設定する目標も設定しました。これらの目標はSBTi(科学的根拠に基づく目標イニシアチブ)の認証を取得しました。2022年には、2035年度までに当社の事業活動に起因する温室効果ガス排出量(スコープ1および2)を、2040年度までに当社のバリューチェーン全体における温室効果ガス排出量(スコープ3の温室効果ガス排出量の見積もり(注1)を含む)をネットゼロ(注2)にする新しい目標を公表しました。これらのコミットメントは、必要とされる短期的な排出削減目標とともに、2024年にSBTiの認証を取得しました。当社は、2022年度まで、カーボンニュートラルを維持してきましたが、2024年度からは、気候変動対策の目標としてのカーボンニュートラルからの転換を行いました。当社は、ネットゼロに焦点を当てる一環として、自主的炭素市場(Voluntary Carbon Market:VCM)を引き続き支援し、人々の健康に役立ち、SBTiの企業ネットゼロ基準に適合するカーボン除去のソリューションやプロジェクトに優先的に投資していきます。
(注1)実際のスコープ3の排出量は測定が困難であり不透明性が残ることからも、これらは取り組みを進めていく上で今後克服すべき重要な課題です。
(注2)当社は、SBTiの企業ネットゼロ基準に従ってネットゼロ排出量を定義しています。
| スコープ | 目標 | 2024年度実績(1,000MTCO2e)* |
| スコープ1 | 2035年度までに当社の事業活動における温室効果ガス排出量(スコープ1および2)のネットゼロを達成 | 273 |
| スコープ2(マーケットベース) | 28 | |
| スコープ3 | 2040年度までに温室効果ガス排出量のネットゼロを達成 | 2,795 |
* 当社の温室効果ガス排出量を計算するための方法の詳細については、2025年6月30日に当社ウェブサイトに掲載を予定している「ESGデータブック」をご参照ください。
| 指標 | 2023年度 | 2024年度 | ハイライト:スコープ1、2、3の温室効果ガス排出量削減 |
| スコープ1および2の温室効果ガス排出量の削減 排出量の削減率(2016年比) | 53% | 55% | 私たちは、2025年度までにスコープ1および2の温室効果ガス(GHG)排出量を40%削減するという目標を予定より早く達成しました。この成果に留まることなく、新たな科学的根拠に基づく目標イニシアチブ(SBTi)を設定し、2030年度までに65%、2035年度までに90%の削減を目指します(基準年は同じく2016年度)。 スコープ3については、2024年度の目標を全面的に達成することはできませんでしたが、2023年度比で6パーセンテージポイントの進捗を遂げることができました。2025年度からは、SBTiに整合した新たな目標として、スコープ3の温室効果ガス排出量を2030年度までに25%削減することを目指します。 タケダは、環境の持続可能性に関する取り組みが当社の事業の持続性を強化し、ステークホルダーとの意味のある協業の機会を拡大すると信じています。 |
| スコープ3の温室効果ガス排出量削減に向けた取引先との協働科学的根拠に基づく目標イニシアチブに整合した目標を設定している取引先による排出量の割合 | 56% | 62% | |
| 埋め立て廃棄物の削減埋め立て以外で処理された廃棄物の割合 | 78% | 75% | |
| 淡水資源の保全淡水取水量の削減率(2019年比) | 4.9% | 8.6% | |
| 森林認証素材またはリサイクル素材による環境に配慮した包装の実現タケダの二次および三次包装用の紙・板紙における、リサイクル素材または持続可能な森林認証を持つ素材の割合 | 53% | 62% |
(注)2023年度および2024年度の上表の各種指標については、KPMGあずさサステナビリティ株式会社より、国際監査・保証基準審議会(IAASB)によって発行されたISAE(国際保証業務基準)3000及びISAE3410に準拠した限定的保証業務を受けています。その結果、同社より、2023年度の指標については2024年6月25日付で、2024年度の指標については2025年6月24日付で、すべての重要な点において、会社の定める規準(2023年度については当社のウェブサイトに掲載されており、2024年度については2025年6月30日に当社のウェブサイトに掲載予定)に従って算定され、表示されていないと認められる事項は発見されなかったとの結論を受領しております。
データ・デジタル&テクノロジー
| 指標 | 2023年度 | 2024年度 | ハイライト:医療従事者へのパーソナライズされたデジタル体験 |
| 医療従事者へのパーソナライズされたデジタル体験の強化(Takeda ID) Takeda IDに登録している医療従事者の数 | - | 51,412 | Takeda IDは、当社のデジタルエコシステムで使用する統一された認証システムです。このIDは、医療従事者の個別のニーズに対応したデジタルサービスを安全に提供する上で、重要な役割を果たします。例えばTakeda Medical Site(注2)へのアクセス記録情報を活用し、個別の診療に役立つ情報を最適な形で医療従事者にお届けするよう努めています 。Takeda IDの利用者の増加は、私たちのデジタルエコシステムが医療従事者が求める情報を適切に提供できている結果だと考えています。 |
| 従業員によるAIとオートメーションの活用 2025年3月31日時点で生成AIツールを積極的に使用している従業員の割合 | - | 46.6% | |
| 先進的なテクノロジーに精通した人材のスキルアップ 2020年度第1四半期以降に先進的なデータとデジタルに関するトレーニングに1回以上参加した従業員の割合 | 49% | 55.1% |
(注1)2023年度および2024年度の上表の各種指標については、KPMGあずさサステナビリティ株式会社より、国際監査・保証基準審議会(IAASB)によって発行されたISAE(国際保証業務基準)3000及びISAE3410に準拠した限定的保証業務を受けています。その結果、同社より、2023年度の指標については2024年6月25日付で、2024年度の指標については2025年6月24日付で、すべての重要な点において、会社の定める規準(2023年度については当社のウェブサイトに掲載されており、2024年度については2025年6月30日に当社のウェブサイトに掲載予定)に従って算定され、表示されていないと認められる事項は発見されなかったとの結論を受領しております。
(注2)医療用医薬品の適正使用に関する情報やWeb講演会を提供する日本の医療従事者向け会員サイト。
事業の成長
| 指標 | 2023年度 | 2024年度 |
| ビジネスの成長成長製品・新製品のCore 売上収益成長目標額の達成率 | 79.5% | 87.9% |
(注)2023年度および2024年度の上表の各種指標については、KPMGあずさサステナビリティ株式会社より、国際監査・保証基準審議会(IAASB)によって発行されたISAE(国際保証業務基準)3000及びISAE3410に準拠した限定的保証業務を受けています。その結果、同社より、2023年度の指標については2024年6月25日付で、2024年度の指標については2025年6月24日付で、すべての重要な点において、会社の定める規準(2023年度については当社のウェブサイトに掲載されており、2024年度については2025年6月30日に当社のウェブサイトに掲載予定)に従って算定され、表示されていないと認められる事項は発見されなかったとの結論を受領しております。
当社のサステナビリティへの取り組みのさらなる詳細は、2025年6月30日に当社ウェブサイトに掲載を予定している2025年統合報告書をご参照ください。