有価証券報告書-第82期(令和2年8月1日-令和3年7月31日)

【提出】
2021/10/29 11:34
【資料】
PDFをみる
【項目】
119項目
当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
(1) 経営成績
当連結会計年度における我が国の経済は、一部持ち直しの動きはあるものの、インバウンド需要の減少や行動抑制、患者の受診抑制など、各事業は厳しい環境の中で推移し、海外経済も含めて先行き不透明な状態が続いております。
このような状況の中、当社グループはOTC医薬品を中心としたヘルスケア事業の体制強化、医療用医薬品事業および海外事業の拡大をテーマに推進してまいりました。
この結果、売上高は431億5千1百万円(前年同期比5.9%減)となり、売上原価は180億9千9百万円(前年同期比3.1%減)、販売費及び一般管理費は243億6千5百万円(前年同期比2.4%減)となりました。売上が堅調に推移したことに加え、販売費及び一般管理費の効率的活用に努めました結果、経常利益は7億5千5百万円(前年同期比65.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益5億4千7百万円(前年同期比71.0%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
OTC事業
OTC事業におきましては、生活者のニーズや市場の変化に対応し、主力ブランドを中心に新製品の投入やリニューアルを積極的に行いました。また、中長期ブランド戦略に基づく広告宣伝や、各ルートに対するセールス・マーケティング活動を強化した結果、売上高は304億4千8百万円(前年同期比7.1%減)となり、セグメント損失は3億7千5百万円(前年同期はセグメント利益8億2百万円)となりました。
製品別にみますと、OTC事業ではミニドリンク剤の「スパークユンケル」「スパークユンケルDCF」、歯周病治療薬の「アセスE」「アセスメディクリーン」、鼻炎治療薬の「ストナリニS」、点鼻薬の「ナザールスプレー」「ナシビンMスプレー」、うがい薬の「ラリンゴール」、解熱鎮痛剤の「リングルアイビーα200」「リングルアイビー錠α200」、ビタミン・栄養剤の「ユンケル1・6・12EX」「ユンケルゾンネロイヤル」などが好調に推移いたしました。新製品では「ナザールαAR0.1%C」、「ブリーズライト」、「サトウアクティブゼリー」等を発売いたしました。また、コンビニ・スーパー向けでは「ユンケルローヤル200」等が堅調に推移しました。
医薬事業
医薬事業におきましては、ざ瘡治療薬「ダラシンTゲル・ローション」、外用局所麻酔剤「エムラクリーム」「エムラパッチ」が堅調に推移いたしました。病院ルートの取り組み強化等積極的な販売活動を行った結果、売上高127億2百万円(前年同期比2.9%減)となり、セグメント利益は10億7千1百万円(前年同期比24.5%減)となりました。
生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。
① 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称生産高(百万円)前年同期比(%)
OTC事業39,72692.1
医薬事業7,14493.1
46,87092.3

(注) 金額は消費税等を含まない販売価格によっております。
② 商品仕入実績
当連結会計年度における仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称仕入高(百万円)前年同期比(%)
OTC事業1,51872.9
医薬事業1,47534.0
2,99346.6

(注) 金額は消費税等を含まない仕入価格によっております。
③ 受注実績
当社グループは販売計画に基づいて生産しており、受注生産はほとんど行っておりません。
④ 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称販売高(百万円)前年同期比(%)
OTC事業30,44892.9
医薬事業12,70297.1
43,15194.1

(注) 1.主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合
相手先前連結会計年度当連結会計年度
金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)
株式会社メディセオ5,02611.04,69710.9

2.上記の金額には消費税は含まれておりません。
(2) 財政状態
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末と比較して、17億6千3百万円増加し、541億4千2百万円となりました。これは主に、売掛金が19億4千8百万円、現金及び預金が11億6千1百万円増加したものの、たな卸資産が15億1千3百万円減少したこと等によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度と比較して、21億9千2百万円減少し、577億6千4百万円となりました。これは主に、投資有価証券が20億3千9百万円減少したこと等によるものであります。
この結果、総資産は前連結会計年度末と比較して、4億2千8百万円減少し1,119億6百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末と比較して、9億5千万円減少し、72億7千7百万円となりました。これは主に、買掛金が10億8千6百万円減少したこと等によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末と比較して、2億2百万円減少し、113億3百万円となりました。
この結果、負債合計は前連結会計年度末と比較して、11億5千2百万円減少し、185億8千万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末と比較して、7億2千4百万円増加し、933億2千5百万円となりました。
(3) キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、期首から11億6千1百万円増加し、103億8千1百万円となりました。その内容の主なものは次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動から得た資金は13億5千万円(前連結会計年度は14億5千8百万円の収入)であり、主として売上債権の増加20億9百万円、たな卸資産の減少15億3千9百万円、減価償却費の計上15億2千3百万円でありました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動から得た資金は3億4千2百万円(前連結会計年度は12億6千万円の支出)であり、主として投資有価証券の償還による収入22億6千万円、有形固定資産の取得による支出14億9千8百万円、長期前払費用の取得による支出5億4千2百万円でありました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用した資金は5億4千7百万円(前連結会計年度は5億6千6百万円の支出)で、主としてファイナンス・リース債務の返済による支出4億3千3百万円、配当金の支払額9千8百万円でありました。
資本の財源及び資金の流動性について、当社グループは、円滑な事業活動に必要となる流動性の確保と財務の健全性及び安全性の確保を資金調達の基本方針としており、市場環境等を考慮した上で、有効かつ機動的な資金調達を実施していきます。資金需要としては、商品等の仕入や研究開発・設備投資が中心となりますが、当社グループでは以前より流動資産が流動負債を大きく上回っており、資金の源泉については、内部資金を充当しています。
(4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成にあたり、必要と思われる見積りは、過去の実績や現状等を勘案し合理的な基準に基づいて実施しておりますが、見積り等の不確実性があるため実際の結果は異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針及び見積りの詳細につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。