半期報告書-第83期(令和3年8月1日-令和4年7月31日)
当中間連結会計期間における当社グループ(当社、連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を当中間連結会計期間の期首から適用しております。この結果、前中間連結会計期間と収益の会計処理が異なることから、以下の経営成績に関する説明において増減額及び前年同期比(%)を記載せずに説明しております。
(1) 経営成績
当中間連結会計期間における経済環境は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、景気は依然として厳しい状況にありました。各種政策により持ち直しの動きも出ておりますが、依然注視が必要な状況が続いております。
OTC医薬品市場におきましては、ECルートの伸長など市場構造の変化が進む中、一部の薬効において回復の兆しが見えてきております。このような状況の中、当社グループはOTC医薬品を中心としたヘルスケア事業の体制強化、医療用医薬品事業及び海外事業の拡大をテーマに推進してまいりました。
この結果、売上高は227億5千8百万円(前年同期は219億1千9百万円)となり、売上原価は97億1百万円(前年同期は91億2千6百万円)、販売費及び一般管理費は120億2千3百万円(前年同期は124億4百万円)となりました。販売費及び一般管理費の効率的活用に努めました結果、経常利益は10億4千5百万円(前年同期は3億7千6百万円)、親会社株主に帰属する中間純利益7億1千8百万円(前年同期は2億4千1百万円)となりました。収益認識会計基準等の適用により、当中間連結会計期間の売上高は1億6千6百万円増加し、経常利益は1千万円減少しております。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
OTC事業
OTC医薬品市場においては、解熱鎮痛剤、鼻炎治療剤、ミニドリンク剤においては堅調に推移しましたが、市場全体は回復途上にありました。
当社は、このような状況下で引き続きスイッチOTCや新剤形医薬品などの開発や既存品の見直しを積極的に行いました。また、中長期ブランド戦略に基づく広告宣伝や、各ルートに対するセールス・マーケティング活動を強化した結果、売上高は164億5千1百万円(前年同期は160億1千9百万円)となり、セグメント利益は8億5千8百万円(前年同期は2億1千8百万円)となりました。収益認識会計基準等の適用により、当中間連結会計期間の売上高は1億5千9百万円増加し、セグメント利益は1千万円減少しております。
製品別にみますと、OTC事業ではミニドリンク剤「スパークユンケル」「ユンケル黄帝L」「ユンケルファンティ―」、歯科口腔用薬「アセスE」「アセスメディクリーン」、鼻炎用薬「ストナリニS」「ナザールスプレー」ナザールαAR」、解熱鎮痛薬「リングルアイビーα200」、栄養保健薬「ユンケル1・6・12EX」、皮膚用薬「アラセナS」などが順調な伸びを示しました。新製品では鼻炎用薬「ナシビンメディ」、解熱鎮痛薬「リングルN」、総合かぜ薬「ストナファミリー」を発売しました。コンビニ・スーパー向けでは、新製品の「ユンケルローヤルMX」「ユンケル滋養液ゴールドMX」が堅調に推移しております。
医薬事業
医療用では、新型コロナウイルス感染拡大下における受診抑制の影響がありましたが、経口抗真菌剤「ネイリンカプセル100㎎」、外用局所麻酔剤「エムラクリーム/パッチ」、アレルギー性皮膚疾患の検査薬「パッチテストパネル(S)」などが好調に推移しております。
マーケティング部門の強化、病院ルートの取り組み強化など積極的な販売活動を行った結果、売上高は63億7百万円(前年同期は59億円)となり、セグメント利益は1億7千4百万円(前年同期は1億5千1百万円)となりました。収益認識会計基準等の適用により、当中間連結会計期間の売上高は6百万円増加しております。
生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。
① 生産実績
当中間連結会計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(注) 上記の金額は、販売価格によっております。
② 受注状況
当社グループでは販売計画に基づいた生産計画により生産しております。
受注生産を行っていますが、受注額に重要性はありません。
③ 販売実績
当中間連結会計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
(2) 財政状態
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末と比較して、3億3千万円減少し、538億1千2百万円となりました。これは主に、有価証券が10億円増加したものの、たな卸資産が5億5千万円、現金及び預金が4億4千1百万円減少したこと等によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末と比較して、20億6千5百万円増加し、598億2千9百万円となりました。これは主に、長期前払費用が3億2千7百万円減少したものの、投資有価証券が12億7千9百万円、有形固定資産が8億2千7百万円、繰延税金資産が2億1千2百万円増加したこと等によるものであります。
この結果、総資産は前連結会計年度末と比較して、17億3千4百万円増加し、1,136億4千1百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末と比較して、10億9千万円増加し、83億6千8百万円となりました。これは主に、返品調整引当金が4億8千1百万円減少したものの、未払金が12億2千5百万円、支払手形及び買掛金が6億6千6百万円増加したこと等によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末と比較して、1千8百万円増加し、113億2千1百万円となりました。
この結果、負債合計は前連結会計年度末と比較して、11億9百万円増加し、196億9千万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末と比較して、6億2千5百万円増加し、939億5千1百万円となりました。これは主に、利益剰余金が6億2千万円、為替換算調整勘定が5千6百万円増加したこと等によるものであります。
(3) キャッシュ・フロー
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末から4億4千1百万円減少し、99億3千9百万円となりました。その内容の主なものは次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動から得た資金は37億1千4百万円(前年同期は1千6百万円の支出)であり、主として税金等調整前中間純利益9億7千6百万円、減価償却費の計上8億3千2百万円、仕入債務の増加6億5千7百万円、棚卸資産の減少5億6千9百万円によるものであります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動に使用した資金は38億1百万円(前年同期は1億9千6百万円の支出)であり、主として投資有価証券の取得による支出23億6百万円、有形固定資産の取得による支出14億2千3百万円によるものであります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動に使用した資金は3億6千3百万円(前年同期は3億3千5百万円の支出)であり、ファイナンス・リース債務の返済による支出2億1千2百万円、配当金の支払9千8百万円、自己株式の取得による支出5千2百万円であります。
なお、文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を当中間連結会計期間の期首から適用しております。この結果、前中間連結会計期間と収益の会計処理が異なることから、以下の経営成績に関する説明において増減額及び前年同期比(%)を記載せずに説明しております。
(1) 経営成績
当中間連結会計期間における経済環境は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、景気は依然として厳しい状況にありました。各種政策により持ち直しの動きも出ておりますが、依然注視が必要な状況が続いております。
OTC医薬品市場におきましては、ECルートの伸長など市場構造の変化が進む中、一部の薬効において回復の兆しが見えてきております。このような状況の中、当社グループはOTC医薬品を中心としたヘルスケア事業の体制強化、医療用医薬品事業及び海外事業の拡大をテーマに推進してまいりました。
この結果、売上高は227億5千8百万円(前年同期は219億1千9百万円)となり、売上原価は97億1百万円(前年同期は91億2千6百万円)、販売費及び一般管理費は120億2千3百万円(前年同期は124億4百万円)となりました。販売費及び一般管理費の効率的活用に努めました結果、経常利益は10億4千5百万円(前年同期は3億7千6百万円)、親会社株主に帰属する中間純利益7億1千8百万円(前年同期は2億4千1百万円)となりました。収益認識会計基準等の適用により、当中間連結会計期間の売上高は1億6千6百万円増加し、経常利益は1千万円減少しております。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
OTC事業
OTC医薬品市場においては、解熱鎮痛剤、鼻炎治療剤、ミニドリンク剤においては堅調に推移しましたが、市場全体は回復途上にありました。
当社は、このような状況下で引き続きスイッチOTCや新剤形医薬品などの開発や既存品の見直しを積極的に行いました。また、中長期ブランド戦略に基づく広告宣伝や、各ルートに対するセールス・マーケティング活動を強化した結果、売上高は164億5千1百万円(前年同期は160億1千9百万円)となり、セグメント利益は8億5千8百万円(前年同期は2億1千8百万円)となりました。収益認識会計基準等の適用により、当中間連結会計期間の売上高は1億5千9百万円増加し、セグメント利益は1千万円減少しております。
製品別にみますと、OTC事業ではミニドリンク剤「スパークユンケル」「ユンケル黄帝L」「ユンケルファンティ―」、歯科口腔用薬「アセスE」「アセスメディクリーン」、鼻炎用薬「ストナリニS」「ナザールスプレー」ナザールαAR」、解熱鎮痛薬「リングルアイビーα200」、栄養保健薬「ユンケル1・6・12EX」、皮膚用薬「アラセナS」などが順調な伸びを示しました。新製品では鼻炎用薬「ナシビンメディ」、解熱鎮痛薬「リングルN」、総合かぜ薬「ストナファミリー」を発売しました。コンビニ・スーパー向けでは、新製品の「ユンケルローヤルMX」「ユンケル滋養液ゴールドMX」が堅調に推移しております。
医薬事業
医療用では、新型コロナウイルス感染拡大下における受診抑制の影響がありましたが、経口抗真菌剤「ネイリンカプセル100㎎」、外用局所麻酔剤「エムラクリーム/パッチ」、アレルギー性皮膚疾患の検査薬「パッチテストパネル(S)」などが好調に推移しております。
マーケティング部門の強化、病院ルートの取り組み強化など積極的な販売活動を行った結果、売上高は63億7百万円(前年同期は59億円)となり、セグメント利益は1億7千4百万円(前年同期は1億5千1百万円)となりました。収益認識会計基準等の適用により、当中間連結会計期間の売上高は6百万円増加しております。
生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。
① 生産実績
当中間連結会計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 生産高(百万円) | 前年同期比(%) |
| OTC事業 | 18,482 | 89.6 |
| 医薬事業 | 4,149 | 102.4 |
| 合計 | 22,632 | 91.7 |
(注) 上記の金額は、販売価格によっております。
② 受注状況
当社グループでは販売計画に基づいた生産計画により生産しております。
受注生産を行っていますが、受注額に重要性はありません。
③ 販売実績
当中間連結会計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
| セグメントの名称 | 販売高(百万円) | 前年同期比(%) |
| OTC事業 | 16,451 | 102.7 |
| 医薬事業 | 6,307 | 106.9 |
| 合計 | 22,758 | 103.8 |
(2) 財政状態
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末と比較して、3億3千万円減少し、538億1千2百万円となりました。これは主に、有価証券が10億円増加したものの、たな卸資産が5億5千万円、現金及び預金が4億4千1百万円減少したこと等によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末と比較して、20億6千5百万円増加し、598億2千9百万円となりました。これは主に、長期前払費用が3億2千7百万円減少したものの、投資有価証券が12億7千9百万円、有形固定資産が8億2千7百万円、繰延税金資産が2億1千2百万円増加したこと等によるものであります。
この結果、総資産は前連結会計年度末と比較して、17億3千4百万円増加し、1,136億4千1百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末と比較して、10億9千万円増加し、83億6千8百万円となりました。これは主に、返品調整引当金が4億8千1百万円減少したものの、未払金が12億2千5百万円、支払手形及び買掛金が6億6千6百万円増加したこと等によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末と比較して、1千8百万円増加し、113億2千1百万円となりました。
この結果、負債合計は前連結会計年度末と比較して、11億9百万円増加し、196億9千万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末と比較して、6億2千5百万円増加し、939億5千1百万円となりました。これは主に、利益剰余金が6億2千万円、為替換算調整勘定が5千6百万円増加したこと等によるものであります。
(3) キャッシュ・フロー
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末から4億4千1百万円減少し、99億3千9百万円となりました。その内容の主なものは次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動から得た資金は37億1千4百万円(前年同期は1千6百万円の支出)であり、主として税金等調整前中間純利益9億7千6百万円、減価償却費の計上8億3千2百万円、仕入債務の増加6億5千7百万円、棚卸資産の減少5億6千9百万円によるものであります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動に使用した資金は38億1百万円(前年同期は1億9千6百万円の支出)であり、主として投資有価証券の取得による支出23億6百万円、有形固定資産の取得による支出14億2千3百万円によるものであります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動に使用した資金は3億6千3百万円(前年同期は3億3千5百万円の支出)であり、ファイナンス・リース債務の返済による支出2億1千2百万円、配当金の支払9千8百万円、自己株式の取得による支出5千2百万円であります。