4547 キッセイ薬品工業

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四半期報告書-第73期第2四半期(平成29年7月1日-平成29年9月30日)

【提出】
2017/11/10 10:00
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有報資料

(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間における医薬品業界は、後発品使用促進策等の医療費抑制策の進展に加え、企業間での市場競争が激化するなど、引き続き厳しい経営環境のもとに推移しております。また、情報サービス業界、物品販売業界、建設業界におきましては、企業におけるIT投資及び設備投資意欲に改善傾向が見られ、個人消費も緩やかに持ち直しつつあるものの、景気を牽引するほどの力強さはなく、依然として厳しい競争環境下にありました。
このような状況下、当第2四半期連結累計期間の業績は以下のとおりとなりました。
前第2四半期連結累計期間
(自 平成28年4月1日
至 平成28年9月30日)
当第2四半期連結累計期間
(自 平成29年4月1日
至 平成29年9月30日)
増減率(%)
売上高(百万円)35,83436,5872.1
営業利益(百万円)4,4734,118△7.9
経常利益(百万円)4,8595,1746.5
親会社株主に帰属する
四半期純利益(百万円)
3,8904,28010.0

・売上高(医薬品事業)の状況
医薬品事業の売上高は、322億9千7百万円(前年同期比5.9%増)となりました。長期収載医薬品などが減少いたしましたが、主力製品における積極的な医薬情報活動を推進いたしましたことなどにより、高リン血症治療薬「ピートルチュアブル錠」、前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬「ユリーフ錠」及び「ユリーフOD錠」、糖尿病治療薬「グルベス配合錠」などの売上が増加いたしましたことに加え、輸出売上や技術料売上が増加いたしましたことなどにより増収となりました。なお、前立腺肥大症に伴う排尿障害改善薬シロドシン(一般名、日本製品名ユリーフ)の欧州・中東・アフリカなどにおける技術導出先でありますレコルダッチ社(イタリア)では、当連結累計期間におきましても引き続き許諾地域内において製品育成を進めております。
・売上高(その他の事業)の状況
その他の事業の売上高は、42億9千万円(前年同期比19.5%減)となりました。情報サービス業で増収となりましたものの、物品販売業、建設請負業におきまして減収となりました。
・利益の状況
利益面では、増収に加えて、その他の事業の減収を主要因とする売上原価率の低下により、売上総利益は増益となりましたものの、研究開発費を主に販売費及び一般管理費が増加いたしましたことにより営業利益は減益となりました。また、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、有価証券評価益や投資有価証券売却益を計上いたしましたことなどにより増益となりました。
(2) 財政状態の分析
・資産の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は1,981億5千1百万円となり、前連結会計年度末に比べ113億4千9百万円増加いたしました。流動資産はたな卸資産などが減少いたしましたが、受取手形及び売掛金、現金及び預金、有価証券が増加いたしましたことなどにより、40億6千6百万円増加し1,012億8千5百万円となりました。固定資産は投資有価証券が時価評価により増加いたしましたことなどにより、72億8千3百万円増加し968億6千5百万円となりました。
・負債の状況
当第2四半期連結会計期間末の負債は319億1千7百万円となり、前連結会計年度末に比べ28億9千9百万円増加いたしました。流動負債は未払法人税等並びに「その他」に含まれる未払金が増加いたしましたことなどにより、13億4百万円増加し169億6千万円となりました。固定負債は繰延税金負債が増加いたしましたことなどにより、前連結会計年度末に比べ15億9千4百万円増加し149億5千6百万円となりました。
・純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末の純資産は1,662億3千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ84億5千万円増加いたしました。主な要因は、その他有価証券評価差額金、利益剰余金が増加いたしましたことによります。
この結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の84.3%から83.7%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より14億9百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末では466億8千9百万円(前連結会計年度末比2.9%減)となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、その他流動負債の増加などの資金増加要因がありましたが、売上債権の増加などが資金減少要因となり、前年同期に比べ6億8千5百万円減の28億9千5百万円となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、有価証券の取得による支出の増加などの資金減少要因がありましたが、投資有価証券の取得による支出の減少などが資金増加要因となり、前年同期に比べ1億6千4百万円支出減の32億4千8百万円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、前年同期に比べ7千8百万円支出増の10億5千6百万円の支出となりました。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当グループ全体の研究開発費の総額は、82億4千6百万円となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の状況のセグメントごとの変更内容は、次のとおりです。
(医薬品事業)
医薬品事業における研究開発の状況につきましては、本年9月にピートルチュアブル錠の剤形追加(顆粒剤)の承認申請を行いましたほか、昨年10月に当社との共同開発先でありますEAファーマ株式会社より承認申請が行われました潰瘍性大腸炎治療薬AJG511(開発番号、一般名:ブデソニド)の製造販売承認を本年9月に取得いたしましたことから、薬価基準収載後に製品名「レクタブル2mg注腸フォーム14回」として販売を開始するための準備を進めております。同じく本年9月には、過活動膀胱治療薬KRP-114V(開発番号、一般名:ビベグロン)について当社との共同開発先であります杏林製薬株式会社より承認申請が行われました。また、本年6月にビフォー・フレゼニウス・メディカル・ケア・リーナル・ファーマ社(スイス)との間で、日本での独占的開発・販売権取得に関する契約を締結いたしました補体C5a受容体阻害剤CCX168(開発番号、一般名:アバコパン)は、第Ⅰ相臨床試験を開始しております。なお、昨年7月に承認申請を行いましたグルベス配合錠の剤形追加(口腔内崩壊錠)につきましては、追加試験の実施に伴い、本年6月に承認申請を一旦取り下げております。
(その他の事業)
その他の事業における研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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