四半期報告書-第71期第2四半期(平成27年7月1日-平成27年9月30日)
有報資料
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間(平成27年4月1日から同年9月30日)の概況
当社グループの主要な需要業界におきましては、自動車生産は、北米は堅調に推移しましたが、中国は7月以降減速した他、国内は前年割れとなりました。自動車タイヤ生産は、中国を中心としたアジア地域で減速傾向となり、国内も前年を下回って推移しました。また、合成ゴム及びブタジエンの需給バランスが悪化した状況が継続しました。
半導体市場におけるスマートフォンや多機能携帯端末向け需要は引き続き堅調に推移しました。また、フラットパネル・ディスプレイの生産は、ほぼ前年並となりました。
このような状況のもと、当社グループは、石油化学系事業では、技術的に優位性を持つ製品のグローバルな拡販、情報電子材料を中心とした多角化事業では、半導体最先端技術に対応した素材への注力、高成長が期待される中国市場でのディスプレイ材料の拡販等を進めております。
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は1,951億33百万円(前年同期比2.4%減)、営業利益191億19百万円(同6.6%増)、経常利益168億16百万円(同13.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益125億14百万円(同3.8%減)となりました。
(単位:百万円)
| 区分 | 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 増減 | ||||
| 金額 | 構成比 | 金額 | 構成比 | 金額 | 比率 | ||
| 売上高 | |||||||
| エラストマー事業 | 98,201 | 49.1% | 90,287 | 46.3% | △7,914 | △8.1% | |
| 合成樹脂事業 | 26,968 | 13.5% | 26,938 | 13.8% | △29 | △0.1% | |
| 多角化事業 | 74,730 | 37.4% | 77,907 | 39.9% | 3,177 | 4.3% | |
| 合計 | 199,900 | 100.0% | 195,133 | 100.0% | △4,766 | △2.4% | |
| 国内売上高 | 94,692 | 47.4% | 86,320 | 44.2% | △8,372 | △8.8% | |
| 海外売上高 | 105,207 | 52.6% | 108,813 | 55.8% | 3,605 | 3.4% | |
| 区分 | 前第2四半期 連結累計期間 | 当第2四半期 連結累計期間 | 増減 | ||||
| 金額 | 売上高比 | 金額 | 売上高比 | 金額 | 比率 | ||
| 営業利益 | 17,933 | 9.0% | 19,119 | 9.8% | 1,186 | 6.6% | |
| 経常利益 | 19,370 | 9.7% | 16,816 | 8.6% | △2,554 | △13.2% | |
| 親会社株主に帰属する 四半期純利益 | 13,007 | 6.5% | 12,514 | 6.4% | △492 | △3.8% | |
(セグメントの業績)
(エラストマー事業部門)
合成ゴムの販売につきましては、国内タイヤ生産の低調等により販売数量が減少したことに加え、市況の低迷もあり売上高は減少しました。
利益は、販売量が減少したほか、合成ゴム及びブタジエンの需給バランス悪化によるスプレッド縮小も継続し、前年同期を下回りました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間のエラストマー事業部門の売上高は前年同期比8.1%減の902億87百万円、営業利益は前年同期比21.8%減の39億3百万円となりました。
(合成樹脂事業部門)
合成樹脂の販売につきましては、国内雑貨・アミューズメント向けや海外自動車用途で販売数量が増加しましたが、原料価格の下落により売上高は前年同期並みとなりました。
利益は、販売数量増加に原料価格下落による採算改善が加わり、前年同期を上回りました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の合成樹脂事業部門の売上高は前年同期比0.1%減の269億38百万円、営業利益は前年同期比242.3%増の27億77百万円となりました。
(多角化事業部門)
半導体材料の販売につきましては、スマートフォンや多機能携帯端末向け需要の堅調が継続し、売上高は前年同期並みとなりました。ディスプレイ材料の販売につきましても、売上高は前年同期並みとなりました。
戦略事業その他の販売につきましては、ライフサイエンス分野で診断試薬材料の売上が伸びた他、KBI Biopharma, Inc.の連結子会社化もあり、売上高は前年同期を上回りました。
多角化事業部門全体の利益は、ライフサイエンス分野の収益改善により、前年同期を上回りました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の多角化事業部門の売上高は前年同期比4.3%増の779億7百万円、営業利益は前年同期比2.5%増の124億38百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して52億円減少し、754億28百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、261億79百万円となりました。税金等調整前四半期純利益162億30百万円からの主な調整項目は、減価償却費88億99百万円、たな卸資産の増加額△30億55百万円、仕入債務の減少額△65億9百万円、法人税等の支払額△59億18百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、167億53百万円の資金の減少となりました。主な項目は定期預金の減少による資金の増加104億78百万円、有価証券の増加による資金の減少85億円、固定資産の取得による支出161億47百万円、関係会社株式の取得による支出31億29百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、116億88百万円の資金の減少となりました。主な項目は自己株式の取得による支出89億96百万円、配当金の支払額45億81百万円及び長期借入金の借入れによる収入34億66百万円であります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は仕入品に係る受託研究費を含めて104億1百万円であります。