四半期報告書-第81期第1四半期(平成28年4月1日-平成28年6月30日)

【提出】
2016/08/05 9:15
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【項目】
30項目

経営上の重要な契約等

(中国における合弁会社設立の合弁契約の締結)
当社は、中国における中薬配合顆粒※1事業に参入するため、平成28年5月6日、上海医薬集団股份有限公司の子会社である上海市薬材有限公司と合弁会社設立に関する契約調印に至りました。
1 合弁会社設立の目的
当社は、これまで中国において培ってきた生薬の栽培・加工に伴う研究や技術、品質管理等のノウハウや漢方エキスの製造技術等を中薬配合顆粒事業にいかし、中国国内の生薬の品質向上や生薬資源保護に寄与しながら、日本国内への生薬のさらなる安定供給につなげていけるものと考え、合弁会社の設立に合意いたしました。
2 合弁会社の概要
名 称上海上薬津村製薬有限公司
所 在 地上海市
代 表 者董事長 陳軍力
資 本 金600百万RMB
出資比率上海市薬材有限公司51% 株式会社ツムラ49%
事業内容中薬配合顆粒製造販売、中薬配合顆粒の基準制定、製品の研究開発、製造方法の研究開発、その他

※1 中薬配合顆粒(中薬配方顆粒)
刻み生薬を単味にて抽出し、分離、濃縮、乾燥、混合、造粒などの工程を経て製品化し、刻み生薬と同様に中薬※2の調剤に用いる。日本では「単味生薬のエキス製剤」「単味生薬エキス顆粒」「単味生薬製剤」などの呼称がある。
※2 中薬
中医学(中国の伝統医学)で用いる薬剤。