有価証券報告書-第102期(平成31年1月1日-令和1年12月31日)
対処すべき課題
文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。
(1)経営方針および経営環境
今後のわが国の経済は、政府の景気対策の継続などにより企業収益や雇用の改善など回復基調に推移しているものの、世界情勢の不安定さから依然厳しい状況が続くと予想されます。
このような状況にあって、「“あったらいいな”をカタチにする」をブランドスローガンに、今までにない付加価値のある新製品を開発し、お客様に提供してまいります。
国内事業では、今春、低気圧による頭痛、だるさ、めまい、むくみなどの様々な不調を感じる方のための漢方薬「テイラック」、噛んだ瞬間お口でシュワッと溶け、爽快感が口全体に広がる新感覚タブレット「ブレスケア スパークリングタブレット」、クルクミンを関与成分とした認知機能対策サプリメント「健脳ヘルプ」、自然を感じるナチュラルな香りと北欧風インテリアにマッチするシンプルな見た目のスティック芳香剤「Sawaday 香るStick北欧」など9品の新製品を発売し、新たな需要喚起を図るとともに、既存製品の育成に努めてまいります。
国際事業では、米国・中国・東南アジアを中心に、カイロ、額用冷却シート「熱さまシート」、外用消炎鎮痛剤「アンメルツ」を柱とした販売戦略に取り組んでまいります。
通販事業では、栄養補助食品やスキンケア製品において広告やダイレクトメールなどによる販売促進を積極的に行い、新規顧客の獲得と既存顧客の継続購入の促進に努めてまいります。
(2)対処すべき課題
これまで当社グループでは、2016年11月に策定した、2019年12月期を最終年度とする中期経営計画において、「実力ある成長」というテーマを掲げ、新製品開発力の改善・育成力の向上に努めてまいりました。その結果、計画策定時の連結数値目標は全て達成することができました。
そして、新たな中期経営計画を策定するにあたり、10年後の2030年のありたい姿を描き、そこからバックキャストの形で2020-22年に実行すべきことを定めました。
▶2030年のありたい姿
グローバル経営を推し進め、2030年には、各国で毎年新市場を1つ創造しており、世界でもお困りごとを解決することで人と社会に貢献し、新市場(新習慣)を創造する企業として認知されつつある状態でありたい。
連結売上高2,800億円、うち国際事業900億円
-国内では「あったらいいな」開発と育成を究めている。
-その新製品を各国にスピーディにローカルフィットさせ広げている。
-欧米・中国・アジアの3極でも「あったらいいな」開発の成功例が出ている。
▶2020年-22年 新中期経営計画の概要
テーマ:国際ファースト
<戦略骨子と主要課題>1.全社挙げて国際事業の成長に取り組む
①全部門が国際事業に関わりサポート
②日本発の「あったらいいな」を中国・東南アジアに展開
③北米・中国OTC事業の拡大
④現地でのアイデア開発への着手
2.既存事業のレベルアップ
①市場性評価のレベルアップ
②満足度評価のレベルアップ
③新製品育成のレベルアップ
④社会的価値創造ブランド(CSVブランド)の増加
⑤既存カテゴリーの着実な成長
3.ESG視点で経営を磨く
①「ESG視点で経営を磨く」ための考え方の浸透
②ESG各重点課題の取り組み強化
4.イノベーションや新規事業創出の土台作り
①中長期の開発テーマを成功させる
②新規事業における育成マネジメント手法の構築
<業績目標>
※1 新収益認識基準の適用は2020年以降となりますが、比較のため2019年実績を新基準に読み替えております。
※2 ROIC=NOPLAT/投下資本=(営業利益×(1-実効税率))/(純資産+有利子負債)
(実効税率:30.58%、有利子負債=短期借入金+長期借入金)
(1)経営方針および経営環境
今後のわが国の経済は、政府の景気対策の継続などにより企業収益や雇用の改善など回復基調に推移しているものの、世界情勢の不安定さから依然厳しい状況が続くと予想されます。
このような状況にあって、「“あったらいいな”をカタチにする」をブランドスローガンに、今までにない付加価値のある新製品を開発し、お客様に提供してまいります。
国内事業では、今春、低気圧による頭痛、だるさ、めまい、むくみなどの様々な不調を感じる方のための漢方薬「テイラック」、噛んだ瞬間お口でシュワッと溶け、爽快感が口全体に広がる新感覚タブレット「ブレスケア スパークリングタブレット」、クルクミンを関与成分とした認知機能対策サプリメント「健脳ヘルプ」、自然を感じるナチュラルな香りと北欧風インテリアにマッチするシンプルな見た目のスティック芳香剤「Sawaday 香るStick北欧」など9品の新製品を発売し、新たな需要喚起を図るとともに、既存製品の育成に努めてまいります。
国際事業では、米国・中国・東南アジアを中心に、カイロ、額用冷却シート「熱さまシート」、外用消炎鎮痛剤「アンメルツ」を柱とした販売戦略に取り組んでまいります。
通販事業では、栄養補助食品やスキンケア製品において広告やダイレクトメールなどによる販売促進を積極的に行い、新規顧客の獲得と既存顧客の継続購入の促進に努めてまいります。
(2)対処すべき課題
これまで当社グループでは、2016年11月に策定した、2019年12月期を最終年度とする中期経営計画において、「実力ある成長」というテーマを掲げ、新製品開発力の改善・育成力の向上に努めてまいりました。その結果、計画策定時の連結数値目標は全て達成することができました。
そして、新たな中期経営計画を策定するにあたり、10年後の2030年のありたい姿を描き、そこからバックキャストの形で2020-22年に実行すべきことを定めました。
▶2030年のありたい姿
グローバル経営を推し進め、2030年には、各国で毎年新市場を1つ創造しており、世界でもお困りごとを解決することで人と社会に貢献し、新市場(新習慣)を創造する企業として認知されつつある状態でありたい。
連結売上高2,800億円、うち国際事業900億円
-国内では「あったらいいな」開発と育成を究めている。
-その新製品を各国にスピーディにローカルフィットさせ広げている。
-欧米・中国・アジアの3極でも「あったらいいな」開発の成功例が出ている。
▶2020年-22年 新中期経営計画の概要
テーマ:国際ファースト
<戦略骨子と主要課題>1.全社挙げて国際事業の成長に取り組む
①全部門が国際事業に関わりサポート
②日本発の「あったらいいな」を中国・東南アジアに展開
③北米・中国OTC事業の拡大
④現地でのアイデア開発への着手
2.既存事業のレベルアップ
①市場性評価のレベルアップ
②満足度評価のレベルアップ
③新製品育成のレベルアップ
④社会的価値創造ブランド(CSVブランド)の増加
⑤既存カテゴリーの着実な成長
3.ESG視点で経営を磨く
①「ESG視点で経営を磨く」ための考え方の浸透
②ESG各重点課題の取り組み強化
4.イノベーションや新規事業創出の土台作り
①中長期の開発テーマを成功させる
②新規事業における育成マネジメント手法の構築
<業績目標>
2022年12月期目標 (新基準※1) | 年平均 成長率 | 2019年12月期実績 (新基準※1) | 2019年12月期実績 (旧基準※1) | |
売上高 | 1,800億円以上 | 4.4%以上 | 1,583億円 | 1,680億円 |
営業利益 | 290億円以上 | 4.4%以上 | 256億円 | 263億円 |
(率) | 16%以上 | - | 16.2% | 15.7% |
親会社株主に帰属する 当期純利益 | 25期連続増益 | - | 191億円 | 191億円 |
ROE | 11%以上 | - | 11.3% | 11.3% |
R O I C(※2) | 10%以上 | - | 10.5% | 10.8% |
国内売上高 | 1,354億円以上 | 3%以上 | 1,230億円 | 1,305億円 |
国際売上高 | 330億円以上 | 10%以上 | 243億円 | 266億円 |
国際売上高比率 | 18%以上 | - | 15.4% | 15.9% |
通販売上高 | 104億円以上 | 2%以上 | 97億円 | 97億円 |
※1 新収益認識基準の適用は2020年以降となりますが、比較のため2019年実績を新基準に読み替えております。
※2 ROIC=NOPLAT/投下資本=(営業利益×(1-実効税率))/(純資産+有利子負債)
(実効税率:30.58%、有利子負債=短期借入金+長期借入金)