有価証券報告書-第91期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)

【提出】
2016/06/24 15:38
【資料】
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【項目】
127項目
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1. 報告セグメントの概要
当社は製鉄事業を推進する事業会社であると同時に、エンジニアリング、化学、新素材、システムソリューションの各事業の運営を行う事業セグメント会社の持株会社である。各事業セグメント会社は新日鐵住金グループ経営戦略を共有し、独立的・並列的に事業を推進しており、これらの5つの事業セグメントを報告セグメントとしている。
報告セグメント概要
製鉄鉄鋼製品の製造販売
エンジニアリング産業機械・装置、鋼構造物等の製造販売、建設工事の請負、廃棄物処理・再生処理事業、電気・ガス・熱等供給事業
化学石炭化学製品・石油化学製品・電子材料の製造販売
新素材半導体・電子部品用材料・部材、炭素繊維・複合材、金属加工品の製造販売
システムソリューションコンピュータシステムに関するエンジニアリング・コンサルティング

2. 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一である。報告セグメントの利益は経常利益、負債は有利子負債残高である。なお、セグメント間の売上高は、第三者間取引価格に基づいている。
3. 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
(単位:百万円)

報告セグメント合計調整額
(注1)
(注3)
連結財務諸表計上額
(注2)
製鉄エンジニアリング化学新素材システム
ソリュー
ション
売上高
外部顧客への売上高4,892,257313,158205,21036,449162,9535,610,030-5,610,030
セグメント間の内部売上高又は振替高46,98235,5417,566-43,078133,168△133,168-
4,939,239348,699212,77736,449206,0325,743,199△133,1685,610,030
セグメント利益<経常利益>401,98718,7586,8982,48216,565446,6935,053451,747
セグメント資産6,519,482278,142166,29929,844165,4917,159,259△1,3307,157,929
セグメント負債
<有利子負債>
1,968,3486056,75912,8901,7491,990,352△15,1901,975,161
その他の項目
減価償却費
(注4)
309,9712,8665,5712,5573,853324,820△4,774320,046
のれんの償却額7,8341,08022△01609,099-9,099
受取利息5,161802702235,494△2035,290
支払利息19,83556281129120,123△20319,920
持分法投資利益又は損失(△)68,801508996-△1370,29312,42482,717
持分法適用会社への投資額933,7662,79620,143-△20956,685118,5011,075,186
有形固定資産及
び無形固定資産
の増加額(注5)
290,7531,77512,0301,3723,127309,059△4,670304,389

(注)1. セグメント利益の調整額5,053百万円には、新日鉄興和不動産株式会社の持分法による投資利益8,424百万円、株式会社SUMCOの持分法による投資利益4,531百万円、及びセグメント間取引消去等△7,902百万円が含まれている。
2. セグメント利益は、連結損益計算書の経常利益と調整を行っている。
3. セグメント負債の調整額は、製鉄セグメントのシステムソリューションセグメントからの借入の消去等である。
4. 減価償却費には、長期前払費用の償却額が含まれている。
5. 有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用の増加額が含まれている。
6. 「会計基準等の改正等に伴う会計方針の変更」に記載のとおり、当連結会計年度より退職給付債務及び勤務費用の計算方法を変更したことに伴い、事業セグメントの退職給付債務及び勤務費用の計算方法を同様に変更している。当該変更により、従来の方法に比べて、当連結会計年度の製鉄セグメントの経常利益が 2,386百万円増加している。なお、これ以外のセグメントに与える影響は軽微である。
当連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
(単位:百万円)

報告セグメント合計調整額
(注1)
(注3)
連結財務諸表計上額
(注2)
製鉄エンジニアリング化学新素材システム
ソリュー
ション
売上高
外部顧客への売上高4,241,521288,088176,36036,280165,1784,907,429-4,907,429
セグメント間の内部売上高又は振替高42,40227,6395,463-53,762129,267△129,267-
4,283,923315,727181,82336,280218,9415,036,697△129,2674,907,429
セグメント利益<経常利益>160,08812,1631,0933,07319,493195,9125,017200,929
セグメント資産5,862,481254,243146,62030,498175,7676,469,611△44,5686,425,043
セグメント負債
<有利子負債>
1,997,6993,3479,08710,6711,4632,022,270△15,2072,007,063
その他の項目
減価償却費
(注4)
298,2802,8195,4412,4573,942312,940△4,664308,276
のれんの償却額1,8331,466--1983,498-3,498
受取利息5,619932221605,899△1995,700
支払利息20,01832881095920,309△19920,110
持分法投資利益又は損失(△)30,4617651,637-3232,89711,28444,181
持分法適用会社への投資額842,4993,51820,284-11866,313108,117974,431
有形固定資産及
び無形固定資産
の増加額(注5)
289,1903,6768,7551,6634,715308,001△3,358304,643

(注)1. セグメント利益の調整額5,017百万円には、新日鉄興和不動産株式会社の持分法による投資利益7,628百万円、株式会社SUMCOの持分法による投資利益3,631百万円、及びセグメント間取引消去等△6,243百万円が含まれている。
2. セグメント利益は、連結損益計算書の経常利益と調整を行っている。
3. セグメント負債の調整額は、製鉄セグメントのシステムソリューションセグメントからの借入の消去等である。
4. 減価償却費には、長期前払費用の償却額が含まれている。
5. 有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用の増加額が含まれている。
【関連情報】
Ⅰ 前連結会計年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
1. 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示していることから記載を省略している。
2. 地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円)
日本海外合計
アジアその他
3,317,6192,292,4101,484,914807,4965,610,030

(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、地域に分類している。
(2)有形固定資産
国内に所在している有形固定資産の額が連結貸借対照表の有形固定資産の額の90%超であることから記載を省略している。
3. 主要な顧客ごとの情報
相手先売上高
(百万円)
関連するセグメント名
住友商事㈱992,596製鉄
日鉄住金物産㈱895,718製鉄
㈱メタルワン563,833製鉄

Ⅱ 当連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
1. 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示していることから記載を省略している。
2. 地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:百万円)
日本海外合計
アジアその他
3,003,5831,903,8461,213,290690,5554,907,429

(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、地域に分類している。
(2)有形固定資産
国内に所在している有形固定資産の額が連結貸借対照表の有形固定資産の額の90%超であることから記載を省略している。
3. 主要な顧客ごとの情報
相手先売上高
(百万円)
関連するセグメント名
日鉄住金物産㈱778,496製鉄
住友商事㈱770,608製鉄
㈱メタルワン494,904製鉄


【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
重要な固定資産の減損損失はない。
当連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
(単位:百万円)
製鉄エンジニア リング化学新素材システム ソリュー ション調整額合計
1,459-12,253---13,712

(注)化学セグメントにおいて、特別損失として事業用資産等の減損損失を計上している。これは、 中国においてコールケミカル事業を営む連結子会社の有する事業用資産等について、事業環境 悪化に伴う収益性の低下により、減損損失を認識したことによるものである。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント調整額合計
製鉄エンジニアリング化学新素材システム
ソリュー
ション
当期末残高34,11813,740--2,187-50,046

(注)のれん償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略している。
当連結会計年度(自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント調整額合計
製鉄エンジニアリング化学新素材システム
ソリュー
ション
当期末残高28,71411,020--2,022-41,756

(注)のれん償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略している。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
重要な負ののれん発生益はない。