有価証券報告書-第102期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2026/06/30 11:15
【資料】
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【項目】
150項目
17.法人所得税
(1) 繰延税金資産および繰延税金負債
① 繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
繰延税金資産および繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2025年3月31日)
当連結会計年度
(2026年3月31日)
繰延税金資産
未払賞与2,9652,925
未払事業税487491
退職給付に係る負債3,4073,771
有形固定資産・投資不動産3,2535,452
税務上の繰越欠損金150
環境対策引当金1,0331,642
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産115130
未払有給休暇3,0033,511
未払固定資産税8981,000
リース負債1,0331,515
棚卸資産未実現利益消去額1,7401,677
その他4,9046,964
繰延税金資産合計22,85829,083
繰延税金負債
圧縮記帳積立金2,2102,164
退職給付に係る資産10,81217,818
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産10,43811,352
有形固定資産・投資不動産・使用権資産2,7802,695
子会社に対する投資1,9212,510
企業結合に伴う評価差額2,0212,036
その他800889
繰延税金負債合計30,98539,468
繰延税金資産の純額△8,127△10,384

② 繰延税金資産または繰延税金負債の純額の変動の内容
繰延税金資産または繰延税金負債の純額の変動の内容は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
期首残高△13,482△8,127
繰延税金費用△1111,436
その他の包括利益の各項目に関する繰延税金
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産6,867△809
確定給付制度の再測定△1,415△6,993
在外営業活動事業体の換算差額2△220
キャッシュ・フロー・ヘッジ13
企業結合による変動64,269
その他357
期末残高△8,127△10,384

前連結会計年度および当連結会計年度の繰延税金資産のうち、当期または前期に損失が生じており、繰延税金資産の回収可能性が将来の課税所得の有無に依存している納税主体に帰属しているものは、それぞれ117百万円および94百万円であります。
当社グループは、各報告期間の末日現在で未認識の繰延税金資産を再検討し、将来の課税所得の予測に基づき、繰延税金資産の回収可能性が高くなった範囲で、過去に未認識であった繰延税金資産を認識しております。当社グループは繰延税金資産の回収可能性の評価において、予定される繰延税金負債の取崩、予測される将来課税所得およびタックスプランニングを考慮しております。
③ 繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異および税務上の繰越欠損金
繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異および税務上の繰越欠損金は、以下のとおりであります。なお、金額は税額ベースであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2025年3月31日)
当連結会計年度
(2026年3月31日)
将来減算一時差異7,73910,057
税務上の繰越欠損金6,2094,429

④ 繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金の失効予定
繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金の失効予定は、以下のとおりであります。なお、繰越欠損金の金額は税額ベースであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2025年3月31日)
当連結会計年度
(2026年3月31日)
1年以内72565
1年目~2年目79-
2年目~3年目95478
3年目~4年目1,1651,150
4年目~5年目1,6131,541
5年超2,5301,193
合計6,2094,429

⑤ 繰延税金負債を認識していない子会社等に対する投資に係る将来加算一時差異の合計額
前連結会計年度および当連結会計年度において繰延税金負債を認識していない子会社等に対する投資に係る将来加算一時差異の合計額は、それぞれ15,753百万円、23,638百万円であります。
これらは当社グループが一時差異を解消する時期をコントロールでき、かつ予測可能な期間内に当該一時差異が解消しない可能性が高いことから、繰延税金負債を認識しておりません。
(2) 法人所得税費用
法人所得税費用の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
当期税金費用
当期利益に対する当期税金費用12,51312,005
当期税金費用の減額に使用した、従前は未認識であった税務上の欠損金、税額控除または過去の期間の一時差異から生じた便益の額△533△690
当期税金費用計11,98011,315
繰延税金費用
一時差異等の発生および解消42△1,322
繰延税金費用の減額に使用した、従前は未認識であった税務上の欠損金、税額控除または過去の期間の一時差異から生じた便益の額0△3
税率変更68△110
繰延税金費用計111△1,436
法人所得税費用合計12,0929,878

(3) 実効税率の調整
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異について、原因となった主な項目の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:%)
前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
法定実効税率30.630.6
(調整)
永久に損金または益金に算入されない項目△ 4.9△ 3.8
未認識の繰延税金資産および負債の増減1.20.3
受取配当金の連結消去に伴う影響額4.83.7
持分法による投資損益△ 0.9△ 0.9
連結会社の適用税率との差異△ 0.2△ 0.5
税額控除△ 2.5△ 3.2
子会社等に対する投資に係る一時差異の影響△ 0.10.4
負ののれん発生益△ 3.6
その他0.4△ 0.9
税効果会計適用後の法人税等の負担率28.422.1

当社グループは、主に法人税、住民税及び事業税を課されており、これらを基礎として計算した法定実効税率は、前連結会計年度および当連結会計年度においてそれぞれ30.6%および30.6%であります。ただし、海外子会社についてはその所在地における法人税等が課されております。
(4) グローバル・ミニマム課税
当社が所在する日本では令和5年度税制改正によりBEPSのグローバル・ミニマム課税ルールのうち所得合算ルール(IIR)が導入されており、当社グループは、当連結会計年度より子会社等の税負担が最低税率(15%)に至るまで、当社に対して追加で上乗せ課税が適用されております。
これに伴う潜在的な影響を評価した結果、当社グループはこれにより生じる法人所得税について重要性があるエクスポージャーを想定しておりません。

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