有価証券報告書-第84期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
注8.有形固定資産
有形固定資産の帳簿価額の増減及び取得原価並びに減価償却累計額及び減損損失累計額は以下のとおりであります。
(注) 建設中の有形固定資産に関する金額は建設仮勘定として表示しております。
前連結会計年度及び当連結会計年度において認識された減価償却費の金額は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれております。また、減損損失の金額は、連結損益計算書の「その他の費用」に含まれております。
有形固定資産は、概ね独立したキャッシュ・インフローを生み出す最小の資金生成単位でグルーピングを行っております。
当社グループは、有形固定資産について前連結会計年度31,188百万円、当連結会計年度30,526百万円の減損損失を計上しております。なお、当連結会計年度の減損損失については、連結損益計算書の「その他の費用」に含まれる「固定資産の減損」に30,469百万円、「事業構造改革関連費用」に57百万円計上しております。「その他の費用」の内容については、注記「19.その他の収益及び費用」に記載しております。
前連結会計年度において認識した減損損失の主な内容は、磁性材料・パワーエレクトロニクスセグメントの主に希土類磁石事業の事業環境の変化に伴い磁性材料事業の収益性が低下したことによる減損損失42,581百万円であります。有形固定資産(主に機械装置)の減損損失は22,479百万円、のれん及び無形資産の減損損失は20,102百万円であり、当該資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額したものであります。回収可能価額は使用価値に基づき測定しており、減損損失を認識した第2四半期連結会計期間末時点で106,313百万円と評価しております。当該使用価値は、将来キャッシュ・フローを税引前加重平均資本コスト9.6%により現在価値に割り引いて算定しております。
当連結会計年度において認識した減損損失の主な内容は、磁性材料・パワーエレクトロニクスセグメントの内、磁性材料事業の事業環境の変化に伴い収益性が低下したことによる減損損失15,657百万円であります。有形固定資産(主に機械装置)の減損損失は10,356百万円、のれん及び無形資産の減損損失は5,301百万円であり、当該資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額したものであります。回収可能価額は使用価値に基づき測定しており、減損損失を認識した第2四半期連結会計期間末時点で74,875百万円と評価しております。当該使用価値は、将来キャッシュ・フローを税引前加重平均資本コスト10.1%により現在価値に割り引いて算定しております。
加えて、特殊鋼製品セグメントの内、航空機エネルギー事業の事業環境の変化に伴い収益性が低下したことによる減損損失12,102百万円を計上しております。有形固定資産(主に機械装置)の減損損失は12,027百万円、のれん及び無形資産の減損損失は75百万円であり、当該資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額したものであります。回収可能価額は使用価値に基づき測定しており、減損損失を認識した第4四半期連結会計期間末時点で16,491百万円と評価しております。当該使用価値は、将来キャッシュ・フローを税引前加重平均資本コスト7.3%により現在価値に割り引いて算定しております。
有形固定資産の帳簿価額の増減及び取得原価並びに減価償却累計額及び減損損失累計額は以下のとおりであります。
| (単位:百万円) |
| 土地 | 建物 及び 構築物 | 機械装置 及び 運搬具 | 工具、器具 及び 備品 | 使用権 資産 | 建設 仮勘定 | 合計 | |
| 帳簿価額 | |||||||
| 2019年4月1日 | 60,800 | 102,795 | 175,121 | 17,531 | 1,658 | 44,255 | 402,160 |
| 会計方針の変更による累計的影響額 | - | - | - | - | 17,908 | - | 17,908 |
| 会計方針の変更を反映 した前期首残高 | 60,800 | 102,795 | 175,121 | 17,531 | 19,566 | 44,255 | 420,068 |
| 個別取得 | 7 | 173 | 1,637 | 1,125 | 2,486 | 46,263 | 51,691 |
| 売却又は処分 | △270 | △232 | △1,583 | △454 | △1,301 | △233 | △4,073 |
| 減価償却費 | - | △7,774 | △31,686 | △7,703 | △3,405 | - | △50,568 |
| 減損損失 | △555 | △6,784 | △20,017 | △1,506 | △363 | △1,963 | △31,188 |
| 為替換算影響額 | △293 | △1,198 | △2,472 | △275 | △545 | △535 | △5,318 |
| 建設仮勘定からの振替 | 21 | 10,275 | 49,777 | 6,851 | 54 | △66,978 | - |
| その他 | 81 | 57 | △529 | 9 | 227 | 638 | 483 |
| 2020年3月31日 | 59,791 | 97,312 | 170,248 | 15,578 | 16,719 | 21,447 | 381,095 |
| 個別取得 | - | 299 | 763 | 699 | 2,107 | 24,002 | 27,870 |
| 売却又は処分 | △420 | △591 | △994 | △699 | △196 | △59 | △2,959 |
| 減価償却費 | - | △7,662 | △28,599 | △6,674 | △3,285 | - | △46,220 |
| 減損損失 | △470 | △4,995 | △18,409 | △1,071 | △4,473 | △1,108 | △30,526 |
| 為替換算影響額 | 248 | 1,008 | 2,003 | 230 | 479 | 177 | 4,145 |
| 建設仮勘定からの振替 | 15 | 4,761 | 23,082 | 5,146 | 1 | △33,005 | - |
| その他 | △147 | 28 | 148 | 17 | 30 | △33 | 43 |
| 2021年3月31日 | 59,017 | 90,160 | 148,242 | 13,226 | 11,382 | 11,421 | 333,448 |
(注) 建設中の有形固定資産に関する金額は建設仮勘定として表示しております。
前連結会計年度及び当連結会計年度において認識された減価償却費の金額は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれております。また、減損損失の金額は、連結損益計算書の「その他の費用」に含まれております。
| (単位:百万円) |
| 土地 | 建物 及び 構築物 | 機械装置 及び 運搬具 | 工具、器具 及び 備品 | 使用権 資産 | 建設 仮勘定 | 合計 | |
| 取得原価 | |||||||
| 2019年4月1日 | 61,010 | 292,749 | 694,793 | 97,447 | 4,875 | 44,486 | 1,195,360 |
| 2020年3月31日 | 60,556 | 299,145 | 725,794 | 99,229 | 34,462 | 23,507 | 1,242,693 |
| 2021年3月31日 | 59,887 | 301,559 | 731,466 | 101,629 | 35,218 | 13,410 | 1,243,169 |
| 減価償却累計額及び 減損損失累計額 | |||||||
| 2019年4月1日 | 210 | 189,954 | 519,672 | 79,916 | 3,217 | 231 | 793,200 |
| 2020年3月31日 | 765 | 201,833 | 555,546 | 83,651 | 17,743 | 2,060 | 861,598 |
| 2021年3月31日 | 870 | 211,399 | 583,224 | 88,403 | 23,836 | 1,989 | 909,721 |
有形固定資産は、概ね独立したキャッシュ・インフローを生み出す最小の資金生成単位でグルーピングを行っております。
当社グループは、有形固定資産について前連結会計年度31,188百万円、当連結会計年度30,526百万円の減損損失を計上しております。なお、当連結会計年度の減損損失については、連結損益計算書の「その他の費用」に含まれる「固定資産の減損」に30,469百万円、「事業構造改革関連費用」に57百万円計上しております。「その他の費用」の内容については、注記「19.その他の収益及び費用」に記載しております。
前連結会計年度において認識した減損損失の主な内容は、磁性材料・パワーエレクトロニクスセグメントの主に希土類磁石事業の事業環境の変化に伴い磁性材料事業の収益性が低下したことによる減損損失42,581百万円であります。有形固定資産(主に機械装置)の減損損失は22,479百万円、のれん及び無形資産の減損損失は20,102百万円であり、当該資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額したものであります。回収可能価額は使用価値に基づき測定しており、減損損失を認識した第2四半期連結会計期間末時点で106,313百万円と評価しております。当該使用価値は、将来キャッシュ・フローを税引前加重平均資本コスト9.6%により現在価値に割り引いて算定しております。
当連結会計年度において認識した減損損失の主な内容は、磁性材料・パワーエレクトロニクスセグメントの内、磁性材料事業の事業環境の変化に伴い収益性が低下したことによる減損損失15,657百万円であります。有形固定資産(主に機械装置)の減損損失は10,356百万円、のれん及び無形資産の減損損失は5,301百万円であり、当該資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額したものであります。回収可能価額は使用価値に基づき測定しており、減損損失を認識した第2四半期連結会計期間末時点で74,875百万円と評価しております。当該使用価値は、将来キャッシュ・フローを税引前加重平均資本コスト10.1%により現在価値に割り引いて算定しております。
加えて、特殊鋼製品セグメントの内、航空機エネルギー事業の事業環境の変化に伴い収益性が低下したことによる減損損失12,102百万円を計上しております。有形固定資産(主に機械装置)の減損損失は12,027百万円、のれん及び無形資産の減損損失は75百万円であり、当該資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額したものであります。回収可能価額は使用価値に基づき測定しており、減損損失を認識した第4四半期連結会計期間末時点で16,491百万円と評価しております。当該使用価値は、将来キャッシュ・フローを税引前加重平均資本コスト7.3%により現在価値に割り引いて算定しております。