5660 神鋼鋼線工業

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四半期報告書-第86期第2四半期(平成29年7月1日-平成29年9月30日)

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2017/11/09 15:42
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有報資料

(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、各種政策の効果を背景とした企業収益や雇用環境の改善により緩やかな回復基調で推移しました。一方、海外では中国をはじめとするアジア新興国経済の下振れリスクや英国のEU離脱問題や米国の新政権の動向等の不確実性により、依然として先行き不透明な状況で推移しました。
このような状況のもと、当社グループでは、高付加価値製品の販売拡大による売上構成の改善を図るとともに、原材料価格や副資材価格等の上昇に対しては、徹底したコスト削減を行う一方で販売価格是正の浸透にも努めてまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は14,192百万円と前年同期に比べ5.5%の増収となり、営業利益は431百万円(前年同期比103百万円増加)、経常利益は352百万円(前年同期比152百万円増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は256百万円(前年同期比139百万円増加)となりました。
当第2四半期連結累計期間のセグメント毎の状況は次のとおりです。
<特殊鋼線関連事業>(PC関連製品) 公共事業関連では、大型物件の工事進捗の遅れがあるなか、高速道路案件の出荷や工事の省力化につながるプレキャスト製品向けの出荷の増加もあり、販売数量・売上金額ともに前年同期に比べ増加しました。民需関連では、マンション市場が回復傾向にあるなか、依然労務不足等の影響で工事進捗の遅れがあり、販売数量・売上金額ともに前年同期に比べ減少となりました。全体としては、公共事業関連向けの出荷の増加分が民需関連の減少分を補い、販売数量・売上金額ともに前年同期に比べ増加となりました。
(ばね・特殊線関連製品) 自動車産業向けの弁ばね用鋼線(オイルテンパー線)は、北米向けが依然として堅調に推移し、前年度下期より進めてきた生産能力増強も寄与したことにより、販売数量・売上金額ともに前年同期に比べ増加しました。ばね用ニッケルめっき鋼線は、主要な需要分野であるプリンター分野において中国向けが低調であるなか、非プリンター分野での拡販により、販売数量・売上金額ともに前年同期に比べ微増となりました。亜鉛めっき鋼線は、農業資材向けの出荷の増加により、販売数量・売上金額ともに前年同期に比べ微増となりました。ステンレス鋼線は、主要需要分野である自動車関連での数量増加や新規客先開拓により、販売数量・売上金額ともに前年同期に比べ増加となりました。
その結果、特殊鋼線関連事業全体の売上高は7,473百万円と前年同期に比べ10.2%増加となり、セグメント利益は323百万円と前年同期に比べ26百万円の増加となりました。
<鋼索関連事業>ワイヤロープの国内需要は緩やかに回復がみられますが、主要分野である土建需要は、オリンピック関連需要等の先行きへの期待感があるものの、本格稼働には至らず、国内向け販売数量・売上金額ともに前年同期に比べ減少しました。輸出については、中国景気の低迷、石油価格下落による東南アジアでの需要の減少により、販売数量・売上金額ともに前年同期と比べ減少となりました。
その結果、鋼索関連事業全体の売上高は5,780百万円と前年同期に比べ4.2%減少となり、セグメント利益は38百万円と前年同期に比べ31百万円の減少となりました。
<エンジニアリング関連事業>土木・橋梁向け製品の売上金額は前年同期に比べ増加となりました。交通・環境・施設向け製品の売上金額は前年同期に比べ増加となりました。建築向け製品の売上金額は前年同期に比べ増加となりました。
その結果、エンジニアリング関連事業全体の売上高は906百万円と前年同期に比べ48.9%増加となり、セグメント利益は44百万円(前年同期は63百万円の損失)となりました。
<その他>不動産関連事業の売上高、セグメント利益はそれぞれ32百万円、24百万円と前年同期並みとなりました。
(2) 財政状態の分析
(流動資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産の残高は、22,141百万円(前連結会計年度末は23,719百万円)となり、1,578百万円減少となりました。主に電子記録債権の1,266百万円の減少、現金及び預金の329百万円の減少によるものです。
(固定資産)
当第2四半期連結会計期間末における固定資産の残高は、18,794百万円(前連結会計年度末は18,669百万円)となり、125百万円増加となりました。主に投資有価証券の119百万円の増加によるものです。
(流動負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債の残高は、12,109百万円(前連結会計年度末は13,885百万円)となり、1,775百万円減少となりました。主に短期借入金の1,582百万円の減少、その他の275百万円の減少によるものです。
(固定負債)
当第2四半期連結会計期間末における固定負債の残高は、9,329百万円(前連結会計年度末は8,978百万円)となり、350百万円増加となりました。主に長期借入金の292百万円の増加によるものです。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は、19,496百万円(前連結会計年度末は19,525百万円)となり、28百万円減少となりました。主に非支配株主持分の553百万円の減少、資本剰余金の298百万円の増加によるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末に比べ329百万円減少し5,471百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の増減額およびその他の増加などにより、前第2四半期連結累計期間に比べ収入が672百万円増加し、2,034百万円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、関係会社株式の取得による支出および有形固定資産の取得による支出の増加などにより、前第2四半期連結累計期間に比べ支出が102百万円増加し、662百万円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出の増加などにより、前第2四半期連結累計期間に比べ支出が1,452百万円増加し、1,700百万円の支出となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は134百万円であります。

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