有価証券報告書-第79期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
19.法人所得税
(1)法人所得税費用
継続事業に係る法人所得税費用の内訳は、次のとおりであります。なお、非継続事業に係る法人所得税費用については、注記「42.非継続事業」に記載のとおりであります。
当期税金費用の減額に使用した、従前は繰延税金資産を未認識であった税務上の欠損金又は過去の期間の一時差異から生じた便益の額は、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ123百万円及び383百万円であり、これらは当期税金費用に含めております。
(2)実効税率の調整
法定実効税率と平均実際負担税率との差異について、原因となった主要な項目の内訳は、次のとおりであります。
当社グループは、主に法人税、住民税及び事業税を課されており、これらを基礎として計算した法定実効税率は、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ30.0%及び30.4%となっております。ただし、海外子会社についてはその所在地における法人税等が課されております。
(3)繰延税金資産及び繰延税金負債
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の増減は、次のとおりであります。
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) (単位:百万円)
(注)1.その他は、主として、Permasteelisa S.p.A.及び同社子会社に関連する資産及び負債を、売却目的で保有する資産及び直接関連する負債へ分類したことによる影響額や為替換算差額であります。
2.繰延税金資産のその他の純損益を通じて認識される損益には、非継続事業を構成する処分グループを売却コスト控除後の公正価値で測定したことにより認識した損失に対する繰延税金資産の計上による影響が含まれております。なお、概要については、注記「42.非継続事業」に記載のとおりであります。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) (単位:百万円)
(注)繰延税金資産の繰越欠損金及びその他の純損益を通じて認識される損益には、前連結会計年度において非継続事業を構成する処分グループを売却コスト控除後の公正価値で測定したことにより認識した損失に対する繰延税金資産の計上及び取り崩しによる影響が含まれております。なお、概要については、注記「42.非継続事業」に記載のとおりであります。
繰延税金資産及び繰延税金負債の純額は、連結財政状態計算書の次の項目に含まれております。
(4)繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異及び繰越欠損金等
繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異及び繰越欠損金等は、次のとおりであります。
(注)1.前連結会計年度の金額は、継続事業に係る金額を記載しております。
2.繰延税金資産を認識していない繰越欠損金等の繰越期限ごとの金額は、次のとおりであります。
(5)繰延税金負債を認識していない子会社に対する投資に係る将来加算一時差異
前連結会計年度末及び当連結会計年度末において繰延税金負債を認識していない子会社に対する投資に係る将来加算一時差異の合計額は、それぞれ155,048百万円及び159,603百万円であります。
(6)繰延税金資産の回収可能性について
繰延税金資産は、将来減算一時差異及び繰越欠損金等について、それらを回収できる課税所得が生じると見込まれる範囲において認識しており、課税所得の見積額は、マネジメントが承認した事業計画を基礎としております。
なお、繰延税金資産の多くは、当社が計上しております。将来減算一時差異及び繰越期限が5年超の長期間にわたる繰越欠損金等について認識した繰延税金資産の回収可能性は、マネジメントが承認した3か年分の事業計画を基礎とする将来の課税所得に関する見積りを含めた予測等に基づき判断を行っております。
課税所得の見積りは、将来の不確実な経済条件の変動等によって影響を受ける可能性があり、実際に発生した課税所得の時期及び金額が見積りと異なった場合、翌連結会計年度の連結財務諸表において、繰延税金資産の金額に重要な影響を与える可能性があります。
(1)法人所得税費用
継続事業に係る法人所得税費用の内訳は、次のとおりであります。なお、非継続事業に係る法人所得税費用については、注記「42.非継続事業」に記載のとおりであります。
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |
| 当期税金費用 | 14,624 | 17,792 |
| 繰延税金費用 | ||
| 一時差異等の発生と解消 | 1,769 | 6,606 |
| 繰延税金資産の回収可能性の評価 | (3,211) | (6,962) |
| 合計 | 13,182 | 17,436 |
当期税金費用の減額に使用した、従前は繰延税金資産を未認識であった税務上の欠損金又は過去の期間の一時差異から生じた便益の額は、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ123百万円及び383百万円であり、これらは当期税金費用に含めております。
(2)実効税率の調整
法定実効税率と平均実際負担税率との差異について、原因となった主要な項目の内訳は、次のとおりであります。
| (単位:%) | ||
| 前連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) | |
| 法定実効税率 | 30.0 | 30.4 |
| 永久に損金及び益金に算入されない項目 | 4.5 | 10.5 |
| 繰延税金資産の回収可能性の評価による影響 | (4.3) | 6.9 |
| 海外子会社税率差異 | 3.3 | (1.0) |
| 持分法による投資損益 | 0.3 | 0.4 |
| のれんの減損損失 | 0.4 | 2.2 |
| 在外子会社等の留保利益 | (0.5) | (0.8) |
| その他 | (1.5) | 3.0 |
| 平均実際負担税率 | 32.2 | 51.6 |
当社グループは、主に法人税、住民税及び事業税を課されており、これらを基礎として計算した法定実効税率は、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ30.0%及び30.4%となっております。ただし、海外子会社についてはその所在地における法人税等が課されております。
(3)繰延税金資産及び繰延税金負債
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の増減は、次のとおりであります。
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) (単位:百万円)
| 2019年4月1日 | 純損益を通じて 認識 | その他の包括 利益において 認識 | その他 (注)1 | 2020年3月31日 | |
| 繰延税金資産 | |||||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品 | 1,247 | - | 44 | - | 1,291 |
| 有形固定資産 | 6,389 | (335) | - | - | 6,054 |
| 貸倒引当金 | 1,427 | 102 | - | (28) | 1,501 |
| 未払賞与 | 7,264 | 114 | - | (21) | 7,357 |
| 有給休暇債務 | 4,492 | 158 | - | (1) | 4,649 |
| 退職給付に係る負債 | 18,306 | 1,184 | (1,581) | (936) | 16,973 |
| 繰越欠損金 | 14,128 | (4,162) | - | (863) | 9,103 |
| その他(注)2 | 28,940 | 56,490 | (920) | (1,562) | 82,948 |
| 繰延税金資産合計 | 82,193 | 53,551 | (2,457) | (3,411) | 129,876 |
| 繰延税金負債 | |||||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品 | (8,566) | - | 2,871 | (246) | (5,941) |
| 有形固定資産 | (16,644) | 3,254 | - | (313) | (13,703) |
| 無形資産 | (67,873) | (164) | - | 2,833 | (65,204) |
| 在外子会社等の留保利益 | (3,047) | 221 | - | - | (2,826) |
| その他 | (8,261) | (1,706) | - | 1,368 | (8,599) |
| 繰延税金負債合計 | (104,391) | 1,605 | 2,871 | 3,642 | (96,273) |
| 純額 | (22,198) | 55,156 | 414 | 231 | 33,603 |
(注)1.その他は、主として、Permasteelisa S.p.A.及び同社子会社に関連する資産及び負債を、売却目的で保有する資産及び直接関連する負債へ分類したことによる影響額や為替換算差額であります。
2.繰延税金資産のその他の純損益を通じて認識される損益には、非継続事業を構成する処分グループを売却コスト控除後の公正価値で測定したことにより認識した損失に対する繰延税金資産の計上による影響が含まれております。なお、概要については、注記「42.非継続事業」に記載のとおりであります。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日) (単位:百万円)
| 2020年4月1日 | 純損益を通じて 認識 | その他の包括 利益において 認識 | その他 | 2021年3月31日 | |
| 繰延税金資産 | |||||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品 | 1,291 | - | (1,246) | (44) | 1 |
| 有形固定資産 | 6,054 | 626 | - | 212 | 6,892 |
| 貸倒引当金 | 1,501 | 893 | - | (49) | 2,345 |
| 未払賞与 | 7,357 | 277 | - | (548) | 7,086 |
| 有給休暇債務 | 4,649 | (558) | - | (670) | 3,421 |
| 退職給付に係る負債 | 16,973 | 4,313 | (3,758) | 412 | 17,940 |
| 繰越欠損金(注) | 9,103 | 45,828 | - | (114) | 54,817 |
| その他(注) | 82,948 | (55,062) | 334 | (2,980) | 25,240 |
| 繰延税金資産合計 | 129,876 | (3,683) | (4,670) | (3,781) | 117,742 |
| 繰延税金負債 | |||||
| その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品 | (5,941) | - | (6,089) | 694 | (11,336) |
| 有形固定資産 | (13,703) | 5,438 | - | (169) | (8,434) |
| 無形資産 | (65,204) | (696) | - | (2,230) | (68,130) |
| 在外子会社等の留保利益 | (2,826) | 261 | - | - | (2,565) |
| その他 | (8,599) | 451 | - | 2,342 | (5,806) |
| 繰延税金負債合計 | (96,273) | 5,454 | (6,089) | 637 | (96,271) |
| 純額 | 33,603 | 1,771 | (10,759) | (3,144) | 21,471 |
(注)繰延税金資産の繰越欠損金及びその他の純損益を通じて認識される損益には、前連結会計年度において非継続事業を構成する処分グループを売却コスト控除後の公正価値で測定したことにより認識した損失に対する繰延税金資産の計上及び取り崩しによる影響が含まれております。なお、概要については、注記「42.非継続事業」に記載のとおりであります。
繰延税金資産及び繰延税金負債の純額は、連結財政状態計算書の次の項目に含まれております。
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2020年3月31日) | 当連結会計年度 (2021年3月31日) | |
| 繰延税金資産 | 88,803 | 77,939 |
| 繰延税金負債 | 55,200 | 56,468 |
| 純額 | 33,603 | 21,471 |
(4)繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異及び繰越欠損金等
繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異及び繰越欠損金等は、次のとおりであります。
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2020年3月31日) | 当連結会計年度 (2021年3月31日) | |
| 将来減算一時差異 | 83,739 | 85,789 |
| 繰越欠損金等(注)2 | 63,734 | 79,874 |
| 合計 | 147,473 | 165,663 |
(注)1.前連結会計年度の金額は、継続事業に係る金額を記載しております。
2.繰延税金資産を認識していない繰越欠損金等の繰越期限ごとの金額は、次のとおりであります。
| (単位:百万円) | ||
| 前連結会計年度 (2020年3月31日) | 当連結会計年度 (2021年3月31日) | |
| 1年目 | 2,816 | 1,223 |
| 2年目 | 996 | 1,316 |
| 3年目 | 1,231 | 3,757 |
| 4年目 | 1,393 | 4,429 |
| 5年超 | 57,298 | 69,149 |
| 合計 | 63,734 | 79,874 |
(5)繰延税金負債を認識していない子会社に対する投資に係る将来加算一時差異
前連結会計年度末及び当連結会計年度末において繰延税金負債を認識していない子会社に対する投資に係る将来加算一時差異の合計額は、それぞれ155,048百万円及び159,603百万円であります。
(6)繰延税金資産の回収可能性について
繰延税金資産は、将来減算一時差異及び繰越欠損金等について、それらを回収できる課税所得が生じると見込まれる範囲において認識しており、課税所得の見積額は、マネジメントが承認した事業計画を基礎としております。
なお、繰延税金資産の多くは、当社が計上しております。将来減算一時差異及び繰越期限が5年超の長期間にわたる繰越欠損金等について認識した繰延税金資産の回収可能性は、マネジメントが承認した3か年分の事業計画を基礎とする将来の課税所得に関する見積りを含めた予測等に基づき判断を行っております。
課税所得の見積りは、将来の不確実な経済条件の変動等によって影響を受ける可能性があり、実際に発生した課税所得の時期及び金額が見積りと異なった場合、翌連結会計年度の連結財務諸表において、繰延税金資産の金額に重要な影響を与える可能性があります。