四半期報告書-第74期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
なお、会計方針の変更として、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。
このため、前年同期比較は基準の異なる算定方法に基づいた数値を用いております。詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご参照下さい。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、欧米主要国や中国ではワクチン接種の進展により経済活動を再開しましたが、アセアン諸国や新興国ではワクチン接種が進まず経済活動再開に遅れが生じており、先進国でも一部地域においては変異株による感染再拡大があるなど先行きの不透明感は強まっています。加えて、当社の主要市場である自動車業界は、需要こそ旺盛であるもののアセアンからの自動車部品供給の遅れや、世界的な半導体や樹脂材等原材料の不足により生産計画が見直され、当社業績にも少なからず影響がありました。
このような状況のもと、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同四半期比28.0%増の107億69百万円となり、営業利益は1億71百万円(前年同四半期は2億96百万円の損失)、経常利益は2億28百万円(前年同四半期は2億66百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は25百万円(前年同四半期は4億22百万円の損失)となりました。
セグメントの業績は以下のとおりであります。
① 日本
自動車、OA機器向けをはじめ全般的に需要が回復し、売上高は前年同四半期比21.6%増の42億69百万円、セグメント利益は2億36百万円(前年同四半期は1億81百万円の損失)となりました。
② 米州
自動車、医療向けの需要が回復し、売上高は前年同四半期比48.5%増の13億62百万円となりましたが、米国工場移転に伴う費用の計上や、メキシコ工場におけるプロジェクト立上げコストの発生などによりセグメント損失は3億40百万円(前年同四半期は1億63百万円の損失)となりました。
③ 欧州
医療向けや規格品が好調だったことから、売上高は前年同四半期比10.6%増の10億28百万円となりましたが、セグメント利益は同22.0%減の54百万円となりました。
④ アジア
自動車向けを中心に需要が回復し、売上高は前年同四半期比34.3%増の41億8百万円、セグメント利益は2億21百万円(前年同四半期は37百万円の損失)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ3億43百万円増加し、240億74百万円となりました。
資産の部においては、流動資産合計額が63百万円増加し、122億6百万円となりました。主な理由は、現金及び預金が4億93百万円、受取手形及び売掛金が93百万円減少しましたが、棚卸資産が6億29百万円増加したことによるものであります。また、固定資産合計額は2億80百万円増加し、118億67百万円となりました。主に、有形固定資産及び投資その他の資産の増加によるものであります。
負債の部においては、負債合計額は178億67百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億60百万円増加しました。主な理由は、支払手形及び買掛金が1億96百万円減少しましたが、借入金が7億35百万円増加したことによるものであります。
純資産の部においては、純資産合計額が62億7百万円となり、前連結会計年度末に比べて1億16百万円減少しました。主な理由は、為替換算調整勘定が91百万円減少したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は25.7%(前連結会計年度末は26.5%)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ5億30百万円減少し、25億62百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により資金が1億3百万円増加(前年同四半期は4億15百万円の資金増加)しました。
主な収入要因は、税金等調整前四半期純利益による資金増加が1億90百万円及び減価償却費による資金留保6億18百万円によるものです。主な支出要因は、棚卸資産の増加による資金減少が6億17百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により資金が12億31百万円減少(前年同四半期は2億45百万円の資金減少)しました。
主な支出要因は、当社及びグループ会社における設備投資10億75百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により資金が5億86百万円増加(前年同四半期は3億57百万円の資金減少)しました。
主な収入要因は、有利子負債の増加7億15百万円によるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は31,825千円であります。