四半期報告書-第93期第1四半期(平成27年4月1日-平成27年6月30日)

【提出】
2015/08/06 12:57
【資料】
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【項目】
26項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、当第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間における国内自動車生産台数は、軽自動車税増税の影響もあり前年度に比べ減少となりました。また、海外における当社の主要な取引先の自動車生産台数は米国が前年度並みで推移したものの、タイやインドネシアなどでは前年度に比べ大幅な減少となりました。
このような状況のなか、当第1四半期連結累計期間の売上高は、為替の影響などにより205億4千7百万円(前年同四半期比1.6%増)となりました。
また、損益の状況につきましては、2億7千9百万円の営業損失(前年同四半期は営業利益1億2千1百万円)となりました。また、経常利益は7千6百万円(同8.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3千6百万円(同79.7%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。なお、売上高はセグメント間の売上高を含んでおります。
[日本]
軽自動車税増税の影響などにより国内の自動車販売台数が減少した結果、売上高145億1百万円(前年同四半期比4.6%減)、営業利益1億3千万円(同41.9%減)となりました。
[北米]
為替の影響などにより売上高は31億2千9百万円(前年同四半期比17.1%増)となり、営業利益は1億6千8百万円(同5.4%増)となりました。
[中国]
為替の影響及び前第2四半期連結会計期間から天津隆星弾簧有限公司を連結子会社化したことなどにより、売上高21億4千2百万円(前年同四半期比63.0%増)、営業利益7千6百万円(同139.2%増)となりました。
[アジア]
タイやインドネシアなどで自動車販売台数が大幅に減少した結果、売上高24億7百万円(前年同四半期比9.7%減)、営業損失2億5千万円(前年同四半期は7千5百万円の利益)となりました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、6千8百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4) 生産、受注及び販売の実績
当第1四半期連結累計期間において、中国セグメントにおける生産及び販売実績が著しく増加しました。
これは、為替の影響及び前第2四半期連結会計期間から天津隆星弾簧有限公司を連結子会社化したことなどによるものであり、生産実績20億8千万円(前年同四半期比59.6%増)、販売実績21億4千2百万円(同63.0%増)となりました。