有価証券報告書-第109期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)

【提出】
2015/06/26 14:35
【資料】
PDFをみる
【項目】
117項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1) 経営成績の分析
①売上高及び営業利益
売上高につきましては、「1 業績等の概要(1)業績」と「2 生産、受注及び販売の状況」に記載のとおりであります。
売上原価は、前連結会計年度より96億27百万円増加し、578億45百万円となりました。これは主として、売上高の増加等によるものであります。また原価率は0.4ポイント増加し、73.3%となりました。
販売費及び一般管理費は、前連結会計年度より22億60百万円増加し、141億56百万円となりました。
この結果、当連結会計年度の営業利益は69億5百万円(前連結会計年度比14.5%増)となりました。
②営業外損益及び経常利益
営業外損益は、前連結会計年度の7億10百万円(純額)から1億42百万円(純額)となり5億68百万円の減益となりました。これは主として、前連結会計年度は5億35百万円の為替差益が当連結会計年度では2億22百万円の為替差損になったこと等によるものであります。
この結果、当連結会計年度の経常利益は70億47百万円(前連結会計年度比4.5%増)となりました。
③特別損益及び税金等調整前当期純利益
特別損益は、△90百万円(純額)から11億21百万円(純額)となりました。これは主として、当連結会計年度において負ののれん発生益が10億86百万円発生したこと等によるものであります。
この結果、当連結会計年度の税金等調整前当期純利益は81億68百万円(前連結会計年度比22.8%増)となりました。
④当期純利益
当連結会計年度の当期純利益は40億52百万円(前連結会計年度比16.6%増)となりました。これは主として、法人税、住民税及び事業税が5億32百万円、法人税等調整額が5億10百万円増加したこと等によるものであります。
1株当たり当期純利益は204円63銭となりました。
(2) 財政状態
①資産
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べて154億65百万円(18.7%)増加し、980億87百万円となりました。これは主として、現金及び預金が54億75百万円増加、受取手形及び売掛金が44億57百万円増加、有形固定資産が20億23百万円増加、有価証券が23億94百万円減少したこと等によるものであります。
②負債
当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比べて81億46百万円(31.5%)増加し、339億73百万円となりました。これは主として、支払手形及び買掛金が28億46百万円増加、短期借入金が9億17百万円増加、社債が7億40百万円減少したこと等によるものであります。
③純資産
当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べて73億19百万円(12.9%)増加し、641億14百万円となりました。これは主として、利益剰余金が39億33百万円増加、為替換算調整勘定が23億74百万円増加、その他有価証券評価差額金が9億9百万円増加したこと等によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
キャッシュ・フローの状況につきましては、「1 業績等の概要(2)キャッシュ・フロー」に記載のとおりであります。