有価証券報告書-第163期(2023/04/01-2024/03/31)

【提出】
2024/06/27 15:07
【資料】
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【項目】
162項目
10.のれん及び無形資産
(1) のれん及び無形資産の内訳
連結財政状態計算書の「のれん及び無形資産」の内訳は次のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2023年3月31日)
当連結会計年度
(2024年3月31日)
のれん及び無形資産47,57154,568
使用権資産1,6561,980
合計49,22756,548

(2) のれん及び無形資産の増減表
のれん及び無形資産の取得原価、償却累計額及び減損損失累計額の増減は次のとおりです。
取得原価
(単位:百万円)
のれんソフト
ウェア
特許権顧客関連
資産
技術関連
資産
商標権その他合計
2022年4月1日残高14,65530,6986,0826,5221,1853,6512,05564,852
取得-6,658498---5087,666
処分-△2,799△491---△14△3,305
外貨換算差額894638442677238552,335
その他-△60----△3△64
2023年3月31日残高15,54935,1376,0936,9491,2633,8902,60171,485
取得-9,821487---6710,376
処分-△5,436△360---△84△5,882
外貨換算差額1,8511,42098371524681144,853
その他-2174---△1220
連結範囲の異動による
変動
-△1,413△2,161---△283△3,858
売却目的で保有する
資産への振替
------△303△303
2024年3月31日残高17,40039,7464,0727,7861,4154,3592,11176,892


償却累計額、及び減損損失累計額
(単位:百万円)
のれんソフト
ウェア
特許権顧客関連
資産
技術関連
資産
商標権その他合計
2022年4月1日残高-△16,843△2,845△336△128-△709△20,864
償却費-△4,505△696△320△122-△108△5,752
処分-2,768491---123,272
外貨換算差額-△485△3△32△12-△35△570
その他-0----00
2023年3月31日残高-△19,065△3,054△689△263-△841△23,913
償却費-△4,452△505△356△135-△1△5,451
減損損失-△30△39---△8△78
処分-5,333360---845,778
外貨換算差額-△1,089△7△97△37-△85△1,318
その他-△121----1△119
連結範囲の異動による
変動
-1,1511,078---2772,507
売却目的で保有する
資産への振替
------270270
2024年3月31日残高-△18,275△2,166△1,143△436-△303△22,324

(注) 償却費は、連結損益計算書の売上原価、又は販売費及び一般管理費に計上しています。
帳簿価額
(単位:百万円)
のれんソフト
ウェア
特許権顧客関連
資産
技術関連
資産
商標権その他合計
2022年4月1日残高14,65513,8543,2366,1851,0573,6511,34543,987
2023年3月31日残高15,54916,0713,0396,2591,0003,8901,76047,571
2024年3月31日残高17,40021,4711,9066,6439794,3591,80854,568

(注) 1 顧客関連資産、技術関連資産及び商標権は、2021年3月1日にCMS事業の取得により発生したものであり、当連結会計年度末の残存償却年数は顧客関連資産が18年、技術関連資産が7年です。なお、商標権については事業が継続する限り基本的に存続するものであるため、耐用年数が確定できない無形資産としています。
2 各決算日において重要な自己創設無形資産はありません。
(3) のれん及び耐用年数を確定できない無形資産の減損テスト
各資金生成単位に配分した主なのれん及び耐用年数を確定できない無形資産は次のとおりです。
(単位:百万円)
資金生成単位セグメント勘定科目前連結会計年度
(2023年3月31日)
当連結会計年度
(2024年3月31日)
産業機械軸受事業産業機械のれん14,95116,753
商標権3,8904,359

のれんの減損損失は、資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を下回った場合に認識しています。
前連結会計年度において計上した減損損失はありません。産業機械軸受事業において、当該資金生成単位の回収可能価額は、使用価値に基づき測定しています。使用価値は、受注残情報、受注確度に基づく販売予測や製品セクター・個別製品毎の販売トレンド等を反映した今後4年間の事業計画に基づく将来キャッシュ・フロー、及び5年目以降の継続価値に基づき算定しています。継続価値算定においては、成長率0%と仮定しています。将来キャッシュ・フローの割引現在価値は、税引前割引率8.9%で割り引いて算定しています。
回収可能価額が資金生成単位の帳簿価額を十分に上回っており、使用した仮定に合理的な範囲で変動があった場合にも減損は発生しないと判断しています。
当連結会計年度において計上した減損損失はありません。産業機械軸受事業において、当該資金生成単位の回収可能価額は、使用価値に基づき測定しています。使用価値は、受注残情報、受注確度に基づく販売予測や製品セクター・個別製品毎の販売トレンド等を反映した今後3年間の事業計画に基づく将来キャッシュ・フロー、及び4年目以降の継続価値に基づき算定しています。継続価値算定においては、成長率0%と仮定しています。将来キャッシュ・フローの割引現在価値は、税引前割引率7.2%で割り引いて算定しています。
回収可能価額が資金生成単位の帳簿価額を十分に上回っており、使用した仮定に合理的な範囲で変動があった場合にも減損は発生しないと判断しています。