訂正四半期報告書-第75期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

【提出】
2019/10/01 15:21
【資料】
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【項目】
27項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善が続き、生産・輸出及び人手不足への対応に向けた設備投資が増加するなど、底堅い内外需を背景に景気回復基調が続いております。
しかしながら、海外においては、米国政権の政策動向や政治情勢の不安定さなどが懸念され、先行き不透明な状況にあります。
かかる情勢の下での当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の経営成績は、売上高は、6,233百万円と前年同四半期に比べ262百万円(4.0%)減少しましたが、収益性の向上及び固定費が削減されたことによって、営業利益は、150百万円(30.5%)の増益となりました。また、新たに持分法適用関連会社になったソレキア株式会社に係る持分法による投資利益として393百万円計上したため、経常利益は981百万円と前年同四半期に比べ521百万円(113.4%)の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は422百万円と前年同四半期に計上をしていた投資有価証券売却益がなくなったことにより前年同四半期に比べ302百万円(41.7%)減少となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①製造供給事業
本事業においては、売上高は2,125百万円と前年同四半期に比べ83百万円増加し、また、収益性の改善及び固定費削減によって、セグメント損失は11百万円(前年同四半期セグメント損失98百万円)とその損失額が減少しました。本事業は下半期に売上が偏る傾向にありますが、通年を通して堅調に推移するものと考えております。
②住宅関連事業
本事業においては、売上高は4,357百万円と前年同四半期に比べ321百万円減少したものの、固定費削減等を行った結果、セグメント利益は493百万円と前年同四半期に比べ15百万円の減少となりました。
③投資・流通サービス事業
本事業においては、売上高は410百万円と前年同四半期に比べ1百万円減少し、セグメント利益は、124百万円と前年同四半期に比べ16百万円の増加となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ1,793百万円増加し、21,491百万円となりました。主な要因は、関係会社株式の増加などによります。
また、負債は、前連結会計年度末に比べ、1,089百万円増加し、11,294百万円となりました。主な要因は、借入金が増加したことなどによります。
この結果、純資産は前連結会計年度末に比べ703百万円増加し、10,197百万円となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。