四半期報告書-第73期第1四半期(平成27年4月1日-平成27年6月30日)

【提出】
2015/08/14 15:19
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【項目】
26項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
なお、当第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益又は四半期純損失」を「親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失」としております。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人消費の低迷や輸出の悪化などにより景気は一時的に落ち込むものの、その後は米経済の回復、企業収益の増加を背景とする設備投資の増加、雇用・所得環境の改善による個人消費の持ち直しなど景気は穏やかに回復すると見込まれています。
かかる情勢の下での当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の経営成績は、売上高は、2,211百万円と前年同四半期に比べ158百万円(6.7%)減少しました。営業利益は、159百万円(前年同四半期営業損失33百万円)となりました。経常利益は、157百万円(前年同四半期経常損失48百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、183百万円(前年同四半期親会社株主に帰属する四半期純損失20百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①製造供給事業
本事業においては、光栄工業㈱が前期に受注を受けたフラットスクエアが当第1四半期連結累計期間に出荷されたこと、前第3四半期連結会計期間より石油鑿井機製作㈱及び㈱セキサクが連結子会社に加わったことにより、売上高は1,090百万円と前年同四半期に比べ347百万円増加し、セグメント利益は、197百万円(前年同四半期セグメント損失7百万円)となりました。当該事業は、通年を通して堅調に推移するものと想定しております。
②住宅関連事業
本事業においては、前第1四半期連結累計期間に、マンション売上395百万円を計上しましたが、今期は、現在建築中のマンションの完成が下期に予定されているため、売上高は1,192百万円と前年同四半期に比べ434百万円減少し、セグメント損失は93百万円(前年同四半期セグメント損失79百万円)となりました。
③投資・流通サービス事業
本事業においては、売上高は144百万円と前年同四半期に比べ9百万円増加し、セグメント利益も、49百万円と前年同四半期に比べ0.4百万円の増加となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ804百万円増加し、18,005百万円となりました。主な要因は、投資有価証券の増加などによります。
また、負債は、前連結会計年度末に比べ、641百万円増加し、9,691百万円となりました。主な要因は、借入金が増加したことなどによります。
この結果、純資産は前連結会計年度末に比べ163百万円増加し、8,313百万円となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。