四半期報告書-第111期第1四半期(平成26年4月1日-平成26年6月30日)

【提出】
2014/08/12 15:58
【資料】
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【項目】
28項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、消費税増税と諸物価上昇の中で緩やかに景気回復しつつある状況の下、当社グループとしては、平成25年度からスタートした新中期経営計画の着実な実行により、グループ一丸となって更なる企業体質の強化と成長戦略の実行に努めています。
当第1四半期の連結業績については、受注高は、主力の上下水道事業における契約増加により39億78百万円(前年同期比8.0%増加)と前年同期比で増加となりました。この増加の要因は、メンテナンス契約並びに、運転管理委託契約が増加したことによります。売上高については、プラント工事の順調な進捗を背景に、前年同期に比べ微増の、18億85百万円(前年同期比0.9%増加)となりました。
損益の状況につきましては、売上総利益率が前年同期に比べ低下した結果、営業損失4億42百万円(前年同期は営業損失3億44百万円)、経常損失4億41百万円(前年同期は経常損失3億21百万円)、四半期純損失3億12百万円(前年同期は四半期純損失2億8百万円)となりました。
なお、当社グループの主力である水処理事業の特徴としては、売上計上が第4四半期連結会計期間に集中する傾向がある一方、販売費及び一般管理費等においては各四半期における変動が少ないことから、利益面については売上高と同様に第4四半期連結会計期間に偏重する傾向があります。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
[上下水道事業]
上下水道事業については、受注高は36億22百万円(前年同期比14.4%増)と増加し、売上高については16億97百万円(前年同期比2.2%増)となり、営業損失3億77百万円(前年同期は営業損失2億74百万円)となりました。
[環境事業]
環境事業については、受注高は2億5百万円(前年同期比40.6%減)、売上高は1億13百万円(前年同期比11.2%減)、営業損失は34百万円(前年同期は営業損失34百万円)となりました。
[機器事業]
機器事業については、受注高は1億50百万円(前年同期比11.5%減)、売上高は72百万円(前年同期比6.6%減)、営業損失は32百万円(前年同期は営業損失37百万円)となりました。
[その他の事業]
その他の事業では、不動産の賃貸等を行ってまいりました結果、売上高は3百万円(前年同期比2.6%増)、営業利益は0百万円(前年同期は営業利益0百万円)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、19百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4)従業員数
①連結会社の状況
当第1四半期連結累計期間において、従業員数の著しい変動はありません。
②提出会社の状況
当第1四半期連結累計期間において、上下水道事業の臨時従業員数が前連結会計年度末に比べ30名減少しております。主な要因としては、当第1四半期連結会計期間において水処理施設の運転管理事業を連結子会社の株式会社水機テクノスに譲渡したことによるものです。
なお、従業員数は就業人員数(当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む。)であります。
(5)生産、受注及び販売の実績
当第1四半期連結累計期間において、上下水道、環境及び機器における生産、受注及び販売の実績に著しい変動はありません。
(6)主要な設備
当第1四半期連結累計期間において、主要な設備に著しい変動はありません。