有価証券報告書-第70期(平成29年7月1日-平成30年6月30日)

【提出】
2018/09/28 10:07
【資料】
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【項目】
119項目
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態の状況
当連結会計年度末の資産については、増収に伴い受取手形及び売掛金が52億90百万円増加し、また受注残の増加に伴い仕掛品が11億74百万円増加したことから、前連結会計年度末に比べ60億54百万円増加し1,119億86百万円となりました。
負債については、支払手形及び買掛金が13億94百万円増加したものの、約定弁済により長期借入金が20億26百万円減少したことから、前連結会計年度末に比べ3億75百万円減少し537億92百万円となりました。
純資産については、主として親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が63億73百万円増加したことから、前連結会計年度末に比べ64億30百万円増加し581億93百万円となりました。
② 経営成績の状況
当連結会計年度におけるわが国経済は、好調な海外経済を背景に企業業績の改善が進み、設備投資や個人消費が堅調に推移した一方、原材料高や人手不足などのマイナス要因があったものの、総じて緩やかな拡大基調が続きました。
このような状況のなか、当社グループの連結売上高は981億40百万円(前期比7.1%増)、営業利益は96億5百万円(前期比12.3%増)、経常利益は98億82百万円(前期比8.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は74億80百万円(前期比12.7%増)となりました。なお、売上高は9期連続で過去最高売上高を更新し、営業利益と経常利益は3期連続で過去最高益を更新しました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しており、前連結会計年度の情報については、変更後の区分に基づき作成したものを記載しております。
(パッケージングプラント事業)
パッケージングプラント事業の売上高は、食品用プラントは、飲料用無菌充填ラインの納入が減少したものの、設備の老朽化更新や集約化を目的とした国内の調味料メーカーへの納入が増加したことから小幅な減少に留まり、薬品・化粧品用プラントはバイアル・アンプル充填ラインなど国内の製薬メーカーへの納入が増加したことから、前連結会計年度に比べ増加しました。
その結果、連結売上高は543億89百万円(前期比4.7%増)、営業利益は85億30百万円(前期比12.7%増)となりました。
(メカトロシステム事業)
メカトロシステム事業の売上高は、切断加工機は減少したものの、医療機器はインド、中国および欧州向けの販売が、半導体製造装置は中国向けの販売が好調でそれぞれ増加したことから、前連結会計年度に比べ増加しました。
その結果、連結売上高は301億92百万円(前期比14.6%増)、営業利益は16億64百万円(前期比18.8%増)となりました。
(農業用設備事業)
農業用設備事業の売上高は、落葉果樹類向けおよび柑橘類向け選果選別プラントが減少したものの、蔬菜類向け選果選別プラントが増加したことから、前連結会計年度に比べ増加しました。
その結果、連結売上高は135億58百万円(前期比1.4%増)となりましたが、損益面については、一部の大型プラントで採算性の良くない案件があったことから、営業利益は14億15百万円(前期比7.0%減)と減益となりました。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況については、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、47億51百万円の資金増加(前期は74億57百万円の資金増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が98億87百万円となり、売上債権の増加額52億93百万円およびたな卸資産の増加額17億87百万円による資金減少があったものの、非資金項目である減価償却費20億88百万円による資金増加があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、10億24百万円の資金減少(前期は39億76百万円の資金減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が17億38百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、36億17百万円の資金減少(前期は32億36百万円の資金減少)となりました。これは主に、借入金返済および配当金の支払によるものであります。
これらの結果、現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末より1億7百万円増加し186億10百万円(前期比0.6%増)となりました。
④ 生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称金額(百万円)前年同期比(%)
パッケージングプラント事業54,120+4.9
メカトロシステム事業30,189+15.7
農業用設備事業13,558+1.4
合計97,868+7.5

(注)1.金額は販売価額によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。
2.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
b. 受注実績
当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称受注高(百万円)前年同期比(%)受注残高(百万円)前年同期比(%)
パッケージングプラント事業70,603+28.145,855+54.7
メカトロシステム事業31,829+12.711,464+16.7
農業用設備事業14,439△15.48,770+11.2
合計116,873+16.366,090+39.6

(注)上記の金額には消費税等は含まれておりません。
c. 販売実績
当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称金額(百万円)前年同期比(%)
パッケージングプラント事業54,389+4.7
メカトロシステム事業30,192+14.6
農業用設備事業13,558+1.4
合計98,140+7.1

(注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。
2.上記の金額には消費税等は含まれておりません。
3.主な相手先別の販売実績および総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。なお、下記のうち総販売実績に対する割合が10%未満となる連結会計年度の販売実績および総販売実績に対する割合は、記載を省略しております。
相手先前連結会計年度当連結会計年度
金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)
ニプロ株式会社11,36612.412,53512.8
株式会社アセプティック・システム9,95110.9--

(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(平成30年6月30日)現在において当社グループが判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 4.会計方針に関する事項」に記載されているとおりであります。
当社は連結財務諸表の作成において、過去の実績やその時点で入手可能な情報に基づいた合理的と考えられるさまざまな要因を考慮したうえで見積りおよび判断を行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a. 経営成績等
当連結会計年度の経営成績等については、「(1)経営成績等の状況の概要」に記載のとおりであります。
b. 資本の財源及び資金の流動性
当社グループは、売上債権およびたな卸資産の圧縮等資金の効率を高め、財務基盤の健全化に努めており、事業活動のための適切な資金確保を行うことを財務方針の基本としております。運転資金および設備資金(買収資金を含む)については、内部資金のほか、主に銀行等の金融機関からの借入により調達しております。
当社グループは、その健全な財政状態、安定した収益力および取引金融機関からの信用により、当社グループの成長を維持するために将来必要となる運転資金および設備資金を創出・調達することが可能と考えております。
なお、今後予定している重要な設備の新設およびその資金調達方法については、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおりであります。
c. 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について
当社グループは、売上高および収益の継続的な増大を目標としており、具体的な数値としては、連結売上高1,000億円を達成することを目標としております。
この目標達成のために「シブヤ上げ潮戦略」を推進しており、平成31年6月期には目標達成を見込んでおります。

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