四半期報告書-第148期第3四半期(平成28年10月1日-平成28年12月31日)

【提出】
2017/02/08 16:50
【資料】
PDFをみる

四半期連結財務諸表注記事項(IFRS)

注1.報告企業
株式会社日立製作所(以下、当社)は日本に拠点を置く株式会社であり、その株式を公開している。当社の要約四半期連結財務諸表は、当社及び子会社並びにその関連会社及び共同支配企業に対する持分により構成されている。当社及び子会社からなる企業集団は、情報・通信システム、社会・産業システム、電子装置・システム、建設機械、高機能材料、オートモティブシステム、生活・エコシステム、その他、金融サービスの9セグメントにわたって、製品の開発、生産、販売、サービス等、グローバルに幅広い事業活動を展開している。
注2.作成の基礎
当社の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を全て満たしていることから、同第93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成している。当要約四半期連結財務諸表には、年次の連結財務諸表で要求されている全ての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものである。
要約四半期連結財務諸表の作成において、当社の経営者は会計方針の適用並びに資産及び負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行うことが義務付けられている。実際の業績はこれらの見積り等とは異なる場合がある。
見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直している。会計上の見積りの変更による影響は、その見積りを変更した会計期間及び影響を受ける将来の会計期間において認識している。
当要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を及ぼす判断、見積り及びその基礎となる仮定は、原則として前連結会計年度の連結財務諸表と同様である。
注3.主要な会計方針
当要約四半期連結財務諸表において適用する主要な会計方針は、前連結会計年度において適用した会計方針と同一である。
なお、当第3四半期連結累計期間の法人所得税費用は、見積平均年次実効税率を基に算定している。
注4.セグメント情報
事業セグメントは、独立した財務情報が入手可能であり、最高経営意思決定機関が、経営資源の配分の決定及び業績の検討のため、定期的に評価を行う対象とする当社の構成単位である。
当社は報告セグメントを、主に市場、製品及びサービスの性質及び経済的特徴の類似性を総合的に勘案し、下記9区分に系列化している。以下に記載する報告セグメントのうち、社会・産業システムセグメント、電子装置・システムセグメント及び高機能材料セグメントは、当社の財政状態及び経営成績の適切な理解に資するために、複数の事業セグメントを集約している。事業セグメントの集約においては、主に事業セグメントのセグメント損益率を用いて経済的特徴の類似性を判断している。それぞれの報告セグメントに含まれる主な製品・サービスは下記のとおりである。
(1)情報・通信システム
システムインテグレーション、コンサルティング、クラウドサービス、サーバ、ストレージ、ソフトウェア、通信ネットワーク、ATM
(2)社会・産業システム
産業用機器・プラント、エレベーター、エスカレーター、鉄道システム、火力・原子力・自然エネルギー発電システム、電力流通システム
(3)電子装置・システム
半導体製造装置、計測・分析装置、先端産業部材、医療機器、電動工具
(4)建設機械
油圧ショベル、ホイールローダ、マイニング機械
(5)高機能材料
半導体・ディスプレイ用材料、配線板・関連材料、自動車部品(樹脂成形品等)、蓄電デバイス、高級特殊鋼、磁性材料・部品、高級鋳物部品、電線材料
(6)オートモティブシステム
エンジンマネジメントシステム、エレクトリックパワートレインシステム、走行制御システム、車載情報システム
(7)生活・エコシステム
業務用空調機器、ルームエアコン、冷蔵庫、洗濯機
(8)その他
光ディスクドライブ、不動産の管理・売買・賃貸、その他
(9)金融サービス
リース、ローン
当第3四半期連結累計期間の期首より「その他(物流・サービス他)」の名称を「その他」に変更している。
当社は、2016年10月に日立キャピタル㈱(日立キャピタル)の株式の一部を譲渡したことにより、従来金融サービスセグメントに含めていた日立キャピタル及びその子会社は当社の持分法適用会社となった。これに伴い、当第3四半期より日立キャピタル及びその子会社に係る持分法による投資利益については「全社及び消去」に含めて開示している。
前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間におけるセグメント情報は下記のとおりである。
外部顧客に対する売上収益
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間当第3四半期連結累計期間
情報・通信システム1,329,5001,268,331
社会・産業システム1,329,3331,398,182
電子装置・システム727,197744,855
建設機械537,561500,289
高機能材料1,140,4491,025,977
オートモティブシステム737,895720,690
生活・エコシステム513,174399,587
その他654,743287,330
金融サービス256,688170,583
小計7,226,5406,515,824
全社3,7183,487
合計7,230,2586,519,311

セグメント間の内部売上収益
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間当第3四半期連結累計期間
情報・通信システム172,146129,054
社会・産業システム185,083189,463
電子装置・システム80,91073,043
建設機械11,5816,717
高機能材料47,79141,418
オートモティブシステム3,6322,466
生活・エコシステム25,88421,138
その他280,944209,105
金融サービス16,2358,629
小計824,206681,033
全社及び消去△824,206△681,033
合計--

売上収益合計
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間当第3四半期連結累計期間
情報・通信システム1,501,6461,397,385
社会・産業システム1,514,4161,587,645
電子装置・システム808,107817,898
建設機械549,142507,006
高機能材料1,188,2401,067,395
オートモティブシステム741,527723,156
生活・エコシステム539,058420,725
その他935,687496,435
金融サービス272,923179,212
小計8,050,7467,196,857
全社及び消去△820,488△677,546
合計7,230,2586,519,311

セグメント損益
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間当第3四半期連結累計期間
情報・通信システム70,61851,579
社会・産業システム33,87936,584
電子装置・システム47,15948,917
建設機械5,4939,216
高機能材料119,56391,640
オートモティブシステム39,50435,580
生活・エコシステム34,80219,280
その他38,10514,672
金融サービス35,76222,841
小計424,885330,309
全社及び消去△13,93331,746
合計410,952362,055
受取利息9,0089,623
支払利息△19,386△14,715
継続事業税引前四半期利益400,574356,963

セグメント損益は受取利息及び支払利息調整後税引前四半期利益(EBIT)で表示している。
セグメント間取引は独立企業間価格で行っている。「全社」には主として先端研究開発費等の各セグメントに配賦していない費用、事業再編等損益及び持分法による投資利益の一部等が含まれている。
注5.事業再編等
前第3四半期連結累計期間に生じた主な事業再編等は下記のとおりである。
当社の子会社で、情報・通信システムセグメントに属するHitachi Data Systems Corporationは、ビッグデータアナリティクス関連ソフトウェアの技術・ノウハウ獲得を目的として、データ統合、分析・可視化等ビッグデータアナリティクス関連ソフトウェアの開発、販売、サポート事業を展開するPentaho Corporation(Pentaho社)の全株式を取得することで、同社の株主と合意し、2015年2月7日に同社の株主との間で株式譲渡契約を締結した。本譲渡契約に基づき、2015年5月29日にPentaho社の全株式を取得した。この結果、Pentaho社の総株主の議決権に対する所有割合は100%となったため、同日(取得日)付けでPentaho社は完全子会社となった。
Pentaho社の取得の対価、取得した資産及び引継いだ負債の取得日において認識した価額の要約は、下記のとおりである。
(単位:百万円)
現金及び現金同等物988
売上債権807
その他の流動資産182
非流動資産(無形資産を除く)82
無形資産
のれん(損金不算入)55,901
その他の無形資産10,275
合計68,235
流動負債3,449
非流動負債9
合計3,458
支払対価(現金)64,777

のれんは、主に超過収益力及び既存事業とのシナジー効果を反映したものである。
また、Pentaho社の取得日から2015年12月31日までの経営成績は重要ではなかった。
2015年4月1日時点で当該取得が行われたと仮定した場合の、前第3四半期連結累計期間の売上収益及び親会社株主に帰属する四半期利益に与える影響額は重要ではない。
当社の子会社で、社会・産業システムセグメントに属するHitachi Rail Italy S.p.A.及びHitachi Rail Italy Investments S.r.L.は、鉄道事業におけるグローバルな顧客基盤へのアクセスや製造拠点の拡充を目的として、主に大量輸送用の車両を製造するAnsaldoBreda S.p.A.(Breda社)の修理・修繕事業と既受注案件の一部を除く事業を取得すること及び、主に鉄道の信号システムの製造や保守運用を手掛けるAnsaldo STS S.p.A.(STS社)の株式のうち、親会社であるFinmeccanica S.p.A.(FNM社)が保有する全株式(STS社の発行済株式に対する割合は約40%)を取得することをFNM社と合意し、2015年11月2日にBreda社の事業及びFNM社が保有するSTS社株式の全株式を取得した。このSTS社株式の取得及び、同日のSTS社の株主総会にて当社が推薦する取締役がSTS社の取締役の過半数を占めたこと等により、当社がSTS社の実質的な支配を獲得した為、STS社は同日(取得日)付で当社の連結子会社となった。
取得の対価(現金)は、Breda社の事業については30百万ユーロ(4,041百万円)、STS社の株式については761百万ユーロ(101,184百万円)である。また、STS社の残りの株式について追加取得を行い、2016年3月31日現在におけるSTS社の総株主の議決権に対する所有割合は50.77%となった。
STS社及びBreda社の事業の取得の対価、取得した資産及び引継いだ負債の取得日において認識した価額の要約は、下記のとおりである。
STS社(単位:百万円)
Breda社事業
現金及び現金同等物30,1152,706
売上債権131,34361,315
その他の流動資産37,42433,496
非流動資産(無形資産を除く)34,49417,444
無形資産
のれん(損金不算入)55,820-
その他の無形資産23,238241
合計312,434115,202
流動負債124,044107,401
非流動負債20,6063,760
合計144,650111,161
支払対価(現金)
非支配持分
101,184
66,600
4,041
-
合計167,7844,041

のれんは、主に超過収益力及び既存事業とのシナジー効果を反映したものである。
非支配持分は、STS社の識別可能純資産の公正価値に対する持分割合相当額で測定している。
当該取得に加え、Hitachi Rail Italy S.p.A.はBreda社の事業に含まれるFNM社からの借入金111百万ユーロ(14,754百万円)の返済を行っている。
また、STS社及びBreda社の事業の取得日から2015年12月31日までの経営成績は重要ではなかった。
2015年4月1日時点で当該取得が行われたと仮定した場合の、前第3四半期連結累計期間の売上収益及び親会社株主に帰属する四半期利益に与える影響額は重要ではない。
当第3四半期連結累計期間に生じた主な事業再編等は下記のとおりである。
当社は、ロジスティクスプラットフォームの拡充等により社会イノベーション事業の裾野を広げること等を目的として、当社の子会社で、報告セグメントの区分上、その他に含まれる㈱日立物流(日立物流)の普通株式について、当社が保有する株式の一部をSGホールディングス㈱へ譲渡する契約を2016年3月30日に締結し、当該譲渡契約に基づく株式譲渡を2016年5月19日に完了した。
その結果、日立物流に対する議決権保有割合は59.02%から30.01%となり、日立物流は当社の持分法適用会社となった。当該株式譲渡により、日立物流に対する支配の喪失に伴って認識した利益は44,958百万円であり、要約四半期連結損益計算書上、その他の収益に計上されている。また、要約四半期連結持分変動計算書の非支配持分との取引等には、日立物流が持分法適用会社となったことによる非支配持分の減少が含まれている。
当社は、金融機能の強化及び社会イノベーション事業への経営リソースの集中を加速させること等を目的として、当社の子会社で、金融サービスセグメントに属する日立キャピタル㈱(日立キャピタル)の普通株式について、当社が保有する株式の一部を㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ及び三菱UFJリース㈱へ譲渡する契約を2016年5月13日に締結し、当該譲渡契約に基づく株式譲渡を2016年10月3日に完了した。
その結果、日立キャピタルに対する議決権保有割合は60.6%から33.4%となり、日立キャピタルは当社の持分法適用会社となった。なお、当該株式譲渡により、日立キャピタルに対する支配の喪失に伴って認識した損失には、重要性がなかった。また、要約四半期連結持分変動計算書の非支配持分との取引等には、日立キャピタルが持分法適用会社となったことによる非支配持分の減少が含まれている。
前連結会計年度末日における日立キャピタルの資産、負債及び資本は、下記のとおりである。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2016年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び現金同等物(a)157,091
売上債権(a)710,713
リース債権(a)311,992
棚卸資産3,701
その他の流動資産73,316
流動資産合計1,256,813
非流動資産
持分法で会計処理されている投資20,457
有価証券及びその他の金融資産675,964
リース債権729,876
有形固定資産307,582
無形資産62,656
その他の非流動資産38,139
非流動資産合計1,834,674
資産の部合計3,091,487
負債の部
流動負債
短期借入金(a)497,695
償還期長期債務(a)485,611
その他の金融負債40,121
買入債務(a)228,989
未払費用15,581
前受金23,269
その他の流動負債31,974
流動負債合計1,323,240
非流動負債
長期債務(a)1,356,212
その他の金融負債28,717
退職給付に係る負債9,540
その他の非流動負債26,698
非流動負債合計1,421,167
負債の部合計2,744,407
資本の部
親会社株主持分201,349
非支配持分145,731
資本の部合計347,080
負債・資本の部合計3,091,487

(a) 上記のうち、内部取引により計上されている金額は以下のとおりである。
(単位:百万円)
2016年3月31日
現金及び現金同等物(関係会社預け金)118,701
売上債権152,078
リース債権59,569
短期借入金37,368
償還期長期債務17,367
買入債務30,036
長期債務24,871

当社の子会社で、建設機械セグメントに属する日立建機㈱(日立建機)は、マイニング事業における部品サービスビジネスの補完強化を目的として、鋳造及び鋳造製品の製造・販売サービスを営むBradken Limited(Bradken社)との間で、Bradken社の発行済普通株式の全株式を対象とした日立建機による公開買付の実施に関する契約を2016年10月3日に締結した。公開買付期間は2016年11月1日から2017年2月24日、取得の対価は689百万豪ドル(58,124百万円)を予定している。本公開買付が成立した場合、Bradken社は日立建機の連結子会社となる予定である。
当社及び当社の子会社である㈱日立アーバンインベストメントは、2017年1月13日に、当社の子会社で、電子装置・システムセグメントに属する日立工機㈱(日立工機)の普通株式及び2015年7月28日開催の日立工機取締役会の決議に基づき発行された新株予約権に対して、Kohlberg Kravis Roberts & Co. L.P.の関連投資ファンドが発行済株式数の全てを所有するHKホールディングス㈱が行う公開買付に、当社及び㈱日立アーバンインベストメントが保有する日立工機の普通株式の全てを応募する旨の公開買付応募契約をHKホールディングス㈱と締結した。公開買付期間は2017年1月30日から2017年3月22日を予定している。本公開買付が成立した場合、日立工機は当社の連結範囲から除外される予定である。なお、当該株式譲渡による財政状態及び経営成績に与える影響については、現在算定中である。
注6.金融商品
金融商品の公正価値
(1)公正価値の測定方法
金融資産及び金融負債の公正価値は、以下のとおり決定している。
現金及び現金同等物、短期貸付金、短期借入金、未払金、買入債務
満期までの期間が短いため、公正価値は帳簿価額とほぼ同額である。
売上債権
売上債権の公正価値は、債権の種類、個々の回収実績に応じた債権区分及び期間に基づく区分毎に、早期完済、解約及び貸倒見積高を考慮した将来キャッシュ・フローをリスクフリー・レートで割り引く方法によって測定している。
リース債権
リース債権の公正価値は、一定の期間毎に区分した債権毎に、債権額を満期までの期間及び信用リスクを加味した利率により割り引いた現在価値に基づいて算定している。
有価証券及びその他の金融資産
市場性のある有価証券の公正価値は、市場価格を用いて見積っている。市場性のない有価証券の公正価値は、類似の有価証券の市場価格及び同一又は類似の有価証券に対する投げ売りでない市場価格、観察可能な金利及び利回り曲線、クレジット・スプレッド又はデフォルト率を含むその他関連情報によって見積っている。重要な指標が観察不能である場合、金融機関により提供された価格情報を用いて評価している。提供された価格情報は、独自の評価モデルを用いたインカム・アプローチあるいは類似金融商品の価格との比較といったマーケット・アプローチにより検証している。
長期貸付金の公正価値は、同様の貸付形態での追加貸付に係る利率を使用した将来キャッシュ・フローの現在価値を用いて見積っている。
デリバティブ資産の公正価値は、投げ売りでない市場価格、活発でない市場での価格、観察可能な金利及び利回り曲線や外国為替及び商品の先物及びスポット価格を用いたモデルに基づき測定している。また、重要な指標が観察不能である場合、主にインカム・アプローチあるいはマーケット・アプローチを使用し、金融機関が提供する関連情報等を検証している。
金融資産の譲渡取引に関連して留保された劣後の権益及び信託受益権の公正価値は、重要な指標が観察不能であるため、予想貸倒率及び割引率を含む経済的仮定を用いて、将来キャッシュ・フローを割り引く方法によって測定している。
長期債務
長期債務の公正価値は、当該負債の市場価格、又は同様の契約条項での市場金利を使用した将来キャッシュ・フローの現在価値を用いて見積っている。
その他の金融負債
デリバティブ負債の公正価値は、投げ売りでない市場価格、活発でない市場での価格、観察可能な金利及び利回り曲線や外国為替及び商品の先物及びスポット価格を用いたモデルに基づき測定している。また、重要な指標が観察不能である場合、主にインカム・アプローチあるいはマーケット・アプローチを使用し、金融機関が提供する関連情報等を検証している。
契約保証金は、売上債権及びリース債権に対する信用補完として、一部の顧客等から受け入れている金銭債務であり、通常は原債権の完済後に返還するものである。契約保証金の公正価値は、約定による返還までの期間を加味した元金の合計額をリスクフリー・レートで割り引く方法によって測定している。
(2)償却原価で測定する金融商品
2016年3月31日及び2016年12月31日現在において、償却原価で測定する金融資産及び金融負債の帳簿価額及び公正価値は下記のとおりである。なお、償却原価で測定する金融資産及び金融負債の見積公正価値は、下記(3)に示されるレベル2に分類している。
(単位:百万円)
区分2016年3月31日2016年12月31日
帳簿価額公正価値帳簿価額公正価値
資産
売上債権(a)3,676,2983,691,6672,223,1832,223,298
リース債権1,066,2431,104,60772,79973,496
有価証券及びその他の金融資産(b)
負債性証券75,32675,31955,84155,848
長期貸付金90,94491,773103,048104,127
負債
長期債務(c)
リース債務44,60044,69649,69949,863
社債742,941755,325164,754169,297
長期借入金1,945,4971,970,687779,681788,923
その他の金融負債
契約保証金31,98731,528--

(a)売上債権は、要約四半期連結財政状態計算書上の売上債権並びに有価証券及びその他の金融資産に含まれる。
(b)有価証券及びその他の金融資産は、要約四半期連結財政状態計算書上のその他の流動資産並びに有価証券及びその他の金融資産に含まれる。
(c)長期債務は、要約四半期連結財政状態計算書上の償還期長期債務及び長期債務に含まれる。
(3)公正価値で測定する金融商品
経常的に公正価値で測定する金融商品は、当該商品の測定に際し使用した指標により以下の3つのレベル(公正価値ヒエラルキ―)に分類している。
レベル1:同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)市場価格により測定した公正価値
レベル2:レベル1以外の直接又は間接的に観察可能な指標を用いて測定した公正価値
レベル3:重要な観察可能でない指標を用いて測定した公正価値
なお、公正価値の測定に複数の指標を使用している場合には、その公正価値測定の全体において重要な最も低いレベルの指標に基づいてレベルを決定している。
レベル間の振替は各四半期の期首時点で発生したものとして認識している。
2016年3月31日及び2016年12月31日現在において、経常的に公正価値で測定する金融資産及び金融負債の公正価値は下記のとおりである。
2016年3月31日(単位:百万円)
区分レベル1レベル2レベル3合計
FVTPL金融資産
有価証券及びその他の金融資産(a)
資本性証券16-1,7811,797
負債性証券12,0517,42738,02557,503
デリバティブ資産-37,4896,06143,550
FVTOCI金融資産
有価証券及びその他の金融資産(a)
資本性証券280,978220115,536396,734
合計293,04545,136161,403499,584
FVTPL金融負債
その他の金融負債
デリバティブ負債-82,617-82,617
合計-82,617-82,617

2016年12月31日(単位:百万円)
区分レベル1レベル2レベル3合計
FVTPL金融資産
有価証券及びその他の金融資産(a)
資本性証券--679679
負債性証券12,2277,7328,59328,552
デリバティブ資産-34,4956,06140,556
FVTOCI金融資産
有価証券及びその他の金融資産(a)
資本性証券310,080251109,498419,829
合計322,30742,478124,831489,616
FVTPL金融負債
その他の金融負債
デリバティブ負債-56,492-56,492
合計-56,492-56,492

(a)有価証券及びその他の金融資産は、要約四半期連結財政状態計算書上のその他の流動資産並びに有価証券及びその他の金融資産に含まれる。
前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間において、レベル3に分類される経常的に公正価値で測定する金融商品の増減は下記のとおりである。
2015年12月31日(単位:百万円)
レベル3金融資産資本性証券負債性証券デリバティブ資産合計
期首残高112,63257,299-169,931
四半期利益に認識した損失(a)△357△486-△843
その他の包括利益に認識した
利得(b)
5,303--5,303
購入及び取得1,4962,0246,0619,581
売却及び償還△1,662△14,482-△16,144
連結範囲の異動による影響7,118249-7,367
レベル3からの振替(c)△4,874--△4,874
その他△238144-△94
期末残高119,41844,7486,061170,227
期末に保有する金融商品に係る
未実現の損失(d)
△358△547-△905

2016年12月31日(単位:百万円)
レベル3金融資産資本性証券負債性証券デリバティブ資産合計
期首残高117,31738,0256,061161,403
四半期利益に認識した利得及び
損失(a)
30△79-△49
その他の包括利益に認識した
損失(b)
△2,337--△2,337
購入及び取得2,2981,940-4,238
売却及び償還△2,903△11,045-△13,948
連結範囲の異動による影響△4,492△19,506-△23,998
レベル3からの振替(c)△168--△168
その他432△742-△310
期末残高110,1778,5936,061124,831
期末に保有する金融商品に係る
未実現の利得及び損失(d)
54△68-△14

(a)四半期利益に認識した利得及び損失は、FVTPL金融資産に関するものであり、要約四半期連結損益計算書上の金融収益及び金融費用に含まれる。
(b)その他の包括利益に認識した利得及び損失は、FVTOCI金融資産に関するものであり、要約四半期連結包括利益計算書上のその他の包括利益を通じて測定する金融資産の公正価値の純変動額に含まれる。
(c)レベル3からの振替は、主として投資先が取引所に上場されたことに起因するものである。
(d)各期末に保有する金融商品に係る未実現の利得及び損失は、FVTPL金融資産に関するものであり、要約四半期連結損益計算書上の金融収益及び金融費用に含まれる。
2016年3月31日現在において、レベル3に分類される経常的に公正価値で測定する金融商品の評価技法及び観察可能でない指標は下記のとおりである。
2016年3月31日(単位:百万円)
項目公正価値評価技法観察可能でない指標範囲
金融資産の譲渡取引に関連して留保された劣後の権益及び信託受益権25,389割引キャッシュ・フロー法割引率0.05-1.25%
譲渡した金融資産
全体の予想貸倒率
0.15-0.36%

2016年12月31日現在において、レベル3に分類される経常的に公正価値で測定する金融商品の評価技法及び観察可能でない指標のうち重要なものはない。
レベル3に分類された金融資産の譲渡取引に関連して留保された劣後の権益及び信託受益権について、観察可能でない指標を合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合の公正価値の増減は重要ではない。
公正価値の測定は、当社の評価方針及び手続きに従って、財務部門により行われており、金融商品の個々の性質、特徴並びにリスクを最も適切に反映できる評価モデルを決定している。また、財務部門は公正価値の変動に影響を与え得る重要な指標の推移を継続的に検証している。検証の結果、金融商品の公正価値の毀損が著しい際は、部門管理者のレビューと承認を行っている。
注7.剰余金の配当
前第3四半期連結累計期間における配当金は下記のとおりである。
決議配当金の総額
(百万円)
配当の原資1株当たり
配当額(円)
基準日効力発生日
2015年5月14日
取締役会
28,971利益剰余金6.02015年3月31日2015年6月1日
2015年10月28日
取締役会
28,970利益剰余金6.02015年9月30日2015年11月26日

当第3四半期連結累計期間における配当金は下記のとおりである。
決議配当金の総額
(百万円)
配当の原資1株当たり
配当額(円)
基準日効力発生日
2016年5月13日
取締役会
28,969利益剰余金6.02016年3月31日2016年5月30日
2016年10月28日
取締役会
28,968利益剰余金6.02016年9月30日2016年11月28日

注8.その他の収益及び費用
前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間におけるその他の収益及び費用の主な内訳は下記のとおりである。
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間当第3四半期連結累計期間
固定資産損益△3,948704
減損損失△3,847△28,407
事業再編等利益47,67139,184
特別退職金△29,887△11,658
競争法等関連費用△4,653△1,682

減損損失は、主に有形固定資産、投資不動産及び無形資産にかかる減損である。事業再編等利益には、支配の獲得及び喪失に関連する損益、投資先への重要な影響力の獲得及び喪失に関連する損益等が含まれている。
その他の費用に含まれている前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間における事業構造改革関連費用は、それぞれ△33,734百万円及び△42,113百万円である。事業構造改革関連費用には、主に減損損失及び特別退職金が含まれている。
注9.金融収益及び費用
前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間における金融収益及び費用の主な内訳は下記のとおりである。
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間当第3四半期連結累計期間
受取配当金6,7485,642
為替差損△17,199△22,823

前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間における受取配当金はFVTOCI金融資産にかかるものである。
注10.非継続事業
当社は、社会・産業システムセグメントにおいて、三菱重工業㈱との火力発電システム事業統合の際に統合会社に承継せず、当社及び一部の子会社が運営主体となった火力発電システム事業の一部について、前連結会計年度以前にプロジェクトが完了したため、当該事業に関する損益を非継続事業として区分表示している。
前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間における非継続事業に係る損益及びキャッシュ・フローは、下記のとおりである。
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間当第3四半期連結累計期間
非継続事業に係る損益
売上収益7,2581,273
売上原価及び費用△21,681△2,076
非継続事業税引前四半期損失△14,423△803
法人所得税費用-△66
非継続事業四半期損失△14,423△869

(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間当第3四半期連結累計期間
非継続事業に係るキャッシュ・フロー
営業活動に関するキャッシュ・フロー△5,931△2,860
投資活動に関するキャッシュ・フロー16-
財務活動に関するキャッシュ・フロー10,8122,281

注11.1株当たり利益情報
基本1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益及び希薄化後1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益の計算は、下記のとおりである。
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間当第3四半期連結累計期間
平均発行済株式数4,828,413,0524,828,161,543
希薄化効果のある証券-1,464,801
希薄化後発行済株式数4,828,413,0524,829,626,344
親会社株主に帰属する継続事業四半期利益
基本187,389192,133
希薄化効果のある証券
その他△147△1
希薄化後親会社株主に帰属する継続事業四半期利益187,242192,132
親会社株主に帰属する非継続事業四半期損失
基本△14,423△869
希薄化効果のある証券
その他--
希薄化後親会社株主に帰属する非継続事業
四半期損失
△14,423△869
親会社株主に帰属する四半期利益
基本172,966191,264
希薄化効果のある証券
その他△147△1
希薄化後親会社株主に帰属する四半期利益172,819191,263
1株当たり親会社株主に帰属する継続事業四半期利益
基本38.8139.79
希薄化後38.7839.78
1株当たり親会社株主に帰属する非継続事業
四半期損失
基本△2.99△0.18
希薄化後△2.99△0.18
1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益
基本35.8239.61
希薄化後35.7939.60

(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間当第3四半期連結会計期間
平均発行済株式数4,828,316,9814,828,115,494
希薄化効果のある証券-2,165,700
希薄化後発行済株式数4,828,316,9814,830,281,194
親会社株主に帰属する継続事業四半期利益
基本78,04078,657
希薄化効果のある証券
その他△32△0
希薄化後親会社株主に帰属する継続事業四半期利益78,00878,657
親会社株主に帰属する非継続事業四半期損失
基本△2,665△893
希薄化効果のある証券
その他--
希薄化後親会社株主に帰属する非継続事業
四半期損失
△2,665△893
親会社株主に帰属する四半期利益
基本75,37577,764
希薄化効果のある証券
その他△32△0
希薄化後親会社株主に帰属する四半期利益75,34377,764
1株当たり親会社株主に帰属する継続事業四半期利益
基本16.1616.29
希薄化後16.1616.28
1株当たり親会社株主に帰属する非継続事業四半期損失
基本△0.55△0.18
希薄化後△0.55△0.18
1株当たり親会社株主に帰属する四半期利益
基本15.6116.11
希薄化後15.6016.10

注12.偶発事象
(1) 訴訟等
2009年6月に、日本の子会社は、米国司法省反トラスト局及び欧州委員会より、光ディスクドライブに関する独占禁止法違反の可能性について調査を行う旨の通知を受けた。日本の子会社は、米国司法省反トラスト局の調査に関し、2011年11月に罰金を支払った。2012年7月に、日本の子会社は、欧州委員会より独占禁止法違反の可能性について異議告知書を受領した。2015年10月に、欧州委員会は、日本の子会社に対する独占禁止法違反を理由とする課徴金の金額を公表し、日本の子会社及び韓国の子会社は、2016年6月に課徴金を支払った。
2011年7月に、米国の子会社は米国司法省反トラスト局より、当社及び欧州の子会社は欧州委員会より、また、カナダの子会社はカナダ産業省競争局より、自動車用部品に関する独占禁止法違反の可能性について調査を行う旨の通知を受けた。米国司法省反トラスト局の調査に関し、米国の子会社とともに調査協力の要請に応じていた日本の子会社は、2013年11月に罰金を支払った。また、欧州委員会の調査に関し当社及び欧州の子会社とともに調査協力の要請に応じていた日本の子会社は、2016年1月に課徴金を支払うことなどで欧州委員会と和解し、2016年4月に課徴金を支払った。
2014年4月に、米国の子会社は米国司法省反トラスト局より、自動車用部品に関する独占禁止法違反の可能性について調査を行う旨の通知を受けた。本件に関し、2016年8月に、米国の子会社とともに調査協力の要請に応じている日本の子会社は、米国司法省反トラスト局と罰金の支払いなどを内容とする司法取引契約を締結した。
2014年6月に、日本の子会社は、公正取引委員会より、コンデンサに関する独占禁止法違反の可能性について調査を受けていたが、2016年3月に調査が終了した旨の通知を受けた。欧州及び米国を含む海外の子会社及び日本の子会社は、各国及び地域の競争当局より調査を受けているが、2016年4月に、日本の子会社は、米国司法省反トラスト局と罰金の支払いなどを内容とする司法取引契約を締結し、2016年6月に罰金を支払った。また、2015年11月に、日本の子会社は、欧州委員会より独占禁止法違反の可能性について異議告知書を受領した。
上記の他、当社、子会社及び持分法適用会社は、独占禁止法違反に関する当局の捜査に協力している。調査の結果によっては、金額は不確定であるものの、罰金や課徴金が課される可能性がある。さらに、これらに関して、米国、カナダ等において、当社、一部の子会社及び持分法適用会社に対して集団代表訴訟を含む民事訴訟等が起こされている。これらの民事訴訟等の一部に関して、合理的に見積り可能な金額を引当計上している。
2012年8月に、欧州の子会社は、欧州の顧客から、発電プラント工事の工程遅延等による損害賠償として、当社、欧州の子会社、当社及び欧州の子会社を含むコンソーシアム、その他2社に対し、連帯して、逸失利益等1,058百万ユーロ(129,889百万円)及び追加発生費用並びにこれらに対する利息の支払いを請求する旨の訴状を受領した。また、2013年10月及び2016年2月に、逸失利益等をそれぞれ239百万ユーロ(29,385百万円)及び105百万ユーロ(12,839百万円)増額して請求する旨の訴状を受領した。さらに、2016年6月に、欧州の持分法適用会社が被告に追加された。当社、欧州の子会社及び持分法適用会社、当社及び欧州の子会社を含むコンソーシアムは、この訴えに対して争う方針であるが、請求額について一切の支払義務を負わないとの確証はない。
2013年12月に、当社、欧州の子会社、当社及び欧州の子会社から成るコンソーシアムは、欧州の顧客から、発電プラント工事の工程遅延等による逸失利益等を連帯して支払うよう求める損害賠償請求に関する紛争について、仲裁の申立てを受けた。また、2016年12月31日現在、損害賠償請求額は637百万ユーロ(78,181百万円)に変更となっている。更に、2015年12月に、当該顧客より、発電プラントの性能不足等による損害賠償等161百万ユーロ(19,794百万円)を連帯して支払うよう求める旨の仲裁の申立てを受けた。2013年12月に受けた仲裁申立てについて、2016年11月に、仲裁廷より裁定が出され、欧州の顧客と当社、欧州の子会社、当社及び欧州の子会社から成るコンソーシアムとの間で、2015年12月に受けた仲裁申立てを含めた最終支払額確定の為の交渉が継続されている。本件に関し、欧州の子会社は、合理的に見積り可能な金額を引当計上している。
2016年1月に、欧州の子会社は、欧州の顧客に対し、発電プラント工事に関する意見の不一致を仲裁により解決する為の手続の開始を通告し、仲裁手続が開始された。欧州の子会社は、契約未払金の支払い等を求めて争う方針であるが、顧客から損害賠償金支払い等の反対請求もされており、一切の支払義務を負わないとの確証はない。
当社及び子会社が実施する多くの企業結合及び株式売却等の事業再編において、事業再編後に契約条件に基づき価格が調整されるプロセスが含まれている。これらの事業再編における価格調整等の結果、支払が生じる可能性がある。
上記の訴訟等の結果によっては、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があるが、現時点においてその影響額は未確定であり、前述したもの以外は引当計上していない。また、罰金、課徴金又は訴訟等に基づく支払額は引当計上した金額と異なる可能性がある。
上記の他、当社及び子会社に対し、訴訟を起こされている。当社の経営者は、これらの訴訟から債務の発生があるとしても連結財務諸表に重要な影響を与えるものではないと考えている。
(2) その他
当社と三菱重工業㈱(以下、三菱重工)は、2014年2月1日(以下、分割効力発生日)に両社の火力発電システムを主体とする事業を三菱重工の連結子会社である三菱日立パワーシステムズ㈱(以下、MHPS)に分社型吸収分割により承継させる形で統合した。上記事業統合の一環として、南アフリカ共和国における当社の連結子会社であるHitachi Power Africa Proprietary Limited(以下、HPA)等が2007年に受注したMedupi及びKusile火力発電所向けのボイラ建設プロジェクトに関する資産・負債並びに顧客等との契約上の地位及びこれに基づく権利・義務を、HPAから三菱重工の連結子会社であるMitsubishi Hitachi Power Systems Africa Proprietary Limited(以下、MHPSアフリカ)に譲渡した(以下、南ア事業譲渡)。
南ア事業譲渡に係る当社と三菱重工との間の契約においては、分割効力発生日より前の事象に起因する偶発債務及び同日時点において既に発生済みの請求権につき当社及びHPAが責任を持ち、分割効力発生日以降の事業遂行につきMHPS及びMHPSアフリカが責任を持つことを前提に、分割効力発生日時点の将来工程及び当該工程に基づいて予想したプロジェクト収支に係る両社の合意と確認に基づき最終譲渡価格を決定し、暫定価格との差額を調整する旨が合意されている。
南ア事業に係る譲渡価格調整については、当社と三菱重工との間で引続き協議中であり、合意に達していない。2016年3月31日、当社は三菱重工より、当該譲渡価格調整金等の一部として48,200百万南アフリカランド(1ランド=7.87円換算で約3,790億円)をMHPSアフリカに支払うように請求を受けた。これに対して当社は、同4月6日、当該請求書簡の記載内容は契約に基づく法的根拠に欠けるため請求に応じられない旨の回答を、三菱重工に提示した。
その後、2017年1月31日、当社は三菱重工より、上記譲渡価格調整金等の請求金額を89,700百万南アフリカランド(1ランド=8.51円換算で約7,634億円)に拡張した請求を受けた。当社としては、当該請求書簡の記載内容についても、上記と同様、契約に基づく法的根拠に欠けるため請求に応じられないが、南ア事業譲渡に係る当社と三菱重工との契約合意並びに両社間協議経緯に基づき、今後も同社との協議を継続する意向である。
なお、当社は、上記の南ア事業に係る契約に関連して、合理的な見積に基づく引当金を計上している。また、この内容に基づく支払額は引当計上した金額と異なる可能性がある。
注13.要約四半期連結財務諸表の承認
要約四半期連結財務諸表は、2017年2月8日に執行役社長兼CEO東原敏昭により承認されている。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。