有価証券報告書-第154期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2025/06/20 12:44
【資料】
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【項目】
189項目
29. 金融商品
(1) 資本管理
当社及び連結子会社は、グローバルでのさらなる事業拡大に向け、強固な財務基盤を確立するために、ROE及び借入金比率等を用いて資本管理を行っています。資本は連結財政状態計算書に示される資本(親会社株主に帰属する持分)としています。
ROE及び借入金比率は以下のとおりです。なお、ROEは当期純利益のうち親会社株主持分を資本で除することで算出しています。また、借入金比率は、リース負債を除く社債及び借入金を総資産で除することで算出しています。
前連結会計年度
(2024年3月31日)
当連結会計年度
(2025年3月31日)
ROE8.2%8.4%
借入金比率3.9%3.4%

なお、当社及び連結子会社が適用を受ける重要な資本規制はありません。
(2) 財務上のリスク管理
当社及び連結子会社は、経営活動を行う過程において、財務上のリスク(市場リスク、信用リスク、流動性リスク)に晒されており、当該財務上のリスクを軽減するために、リスク管理を行っています。
① 市場リスク管理
(ⅰ) 為替リスク管理
当社グループは、日本をはじめ、北米、欧州、アジア及びその他の地域で生産活動及び販売活動を行っており、外貨建の収益・費用、資産・負債は為替レートの変動の影響を受ける可能性があります。
当社及びいくつかの連結子会社は、主に外貨建て予定取引から発生するキャッシュ・フローの変動をヘッジするために、先物為替予約を実施しています。
為替リスクのエクスポージャー
当社及び連結子会社の為替リスクのエクスポージャー(純額)の主なものは以下のとおりです。なお、先物為替予約により為替リスクがヘッジされている金額は除いています。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2023年4月 1日
至 2024年3月31日)
当連結会計年度
(自 2024年4月 1日
至 2025年3月31日)
米ドル32,428101,924
ユーロ21,71539,369

為替感応度分析
当社及び連結子会社が保有する外貨建金融商品につき、為替以外のその他全ての変数が一定であることを前提に、日本円が米ドル及びユーロに対して1%円高になった場合の連結損益計算書の税引前当期純利益に与える影響(△は負の影響)は以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2023年4月 1日
至 2024年3月31日)
当連結会計年度
(自 2024年4月 1日
至 2025年3月31日)
米ドル△324△1,019
ユーロ△217△394

(ⅱ) 金利リスク管理
当社及び連結子会社は、変動金利の借入金について金利変動の影響を受ける可能性があります。
また、当社及び連結子会社は、社債及び借入金の多くを固定金利により調達することで金利変動リスクのエクスポージャーを限定しています。
金利リスクのエクスポージャー
当社及び連結子会社の金利リスクのエクスポージャーは以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2023年4月 1日
至 2024年3月31日)
当連結会計年度
(自 2024年4月 1日
至 2025年3月31日)
変動金利の社債及び借入金72,20848,072

金利感応度分析
当社及び連結子会社が保有する金融商品につき、金利以外のその他全ての変数が一定であることを前提に、金利が1%上昇した場合の連結損益計算書の税引前当期純利益に与える影響(△は負の影響)は以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2023年4月 1日
至 2024年3月31日)
当連結会計年度
(自 2024年4月 1日
至 2025年3月31日)
税引前当期純利益への影響△722△481

② 信用リスク管理
当社及び連結子会社の営業活動から生じる債権は、顧客の財務状況の変動の影響を受ける可能性があります。
当社及び連結子会社は、売上債権等について、全部又は一部について回収ができず、又は回収が極めて困難であると判断された場合には債務不履行と判断しています。
当社及び連結子会社は、外部機関での調査を行った上で、取引先に対して与信限度額を設定し顧客の財務状況を定期的にモニタリングすることなどにより、信用リスクに応じた取引限度額を設定し、リスクの低減を図っています。
また、市場リスクを低減する目的で行うデリバティブ取引は、信用リスクを最小限にするため、信用度の高い金融機関と取引を実施しています。
連結財務諸表に表示されている金融資産及び契約資産の減損後の帳簿価額は、債務保証を除き、当社及び連結子会社の金融資産及び契約資産の信用リスクに対する獲得した担保の評価額を考慮に入れないエクスポージャーの最大値です。
なお、当社及び連結子会社は関連会社及び従業員の金融機関との取引等に対して、以下のとおり保証を行っています。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2024年3月31日)
当連結会計年度
(2025年3月31日)
銀行借入等に関する保証
関連会社2,000-
従業員9245
その他3,2561,653
合計5,3481,698

(注)その他は主に譲渡した債権に係る買戻し義務であり、詳細は(5)証券化取引に記載しています。
上記の保証の履行により発生しうる損失に係る引当金は金額的に重要性がないと見込まれるため、計上しておりません。
売上債権及び契約資産については、回収までの全期間の予想信用損失を見積もって貸倒引当金の額を算定しています。
その他の金融資産については、原則として12ヵ月の予想信用損失を見積もって貸倒引当金の額を算定しています。ただし、信用リスクが当初認識以降に著しく増大した金融資産及び信用減損している金融資産については、全期間の予想信用損失に等しい金額で貸倒引当金を算定しています。
貸倒引当金の金額は次のように算定しています。
・売上債権及び契約資産
顧客の信用リスク格付ごとにグルーピングした上で、債権等に過去の貸倒損失の実績率に将来の経済状況の予測等を加味した引当率を乗じて集合的に算定しています。なお、売上債権及び契約資産は多数の同質的な取引先により構成されており、顧客の信用格付けは同一であると認識しています。
・その他の金融資産
信用リスクが当初認識以降に著しく増大したと判断されない金融資産については、リスクの特徴が類似したものごとにグルーピングした上で、取得価額に過去の貸倒損失の実績率に将来の経済状況の予測等を加味した引当率を乗じて算定しています。但し、信用リスクが当初認識以降に著しく増大した金融資産及び信用減損している金融資産については、将来の経済状況の予測等を加味した当該資産に係る回収見込額の現在価値と、帳簿価額との間の差額をもって個別的に算定しています。
貸倒引当金の増減は以下のとおりです。
前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
(単位:百万円)
12ヵ月の予想
信用損失
全期間にわたる予想信用損失合計
常に全期間の
予想信用損失に
等しい金額で
測定している
売上債権及び
契約資産
信用リスクが
当初認識以降
に著しく増大
した金融資産
信用減損して
いる金融資産
期首残高109,941-5,47115,422
期中増加額12,624-1,1073,732
目的使用による
減少額
-△788-△647△1,435
戻入による減少額△1△1,825-△757△2,583
在外営業活動体の換算差額 他-1,145-1881,333
期末残高1011,097-5,36216,469

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)
(単位:百万円)
12ヵ月の予想
信用損失
全期間にわたる予想信用損失合計
常に全期間の
予想信用損失に
等しい金額で
測定している
売上債権及び
契約資産
信用リスクが
当初認識以降
に著しく増大
した金融資産
信用減損して
いる金融資産
期首残高1011,097-5,36216,469
期中増加額183,042-9954,055
目的使用による
減少額
△1△1,261-△677△1,939
戻入による減少額-△933-△339△1,272
在外営業活動体の換算差額 他-△259-95△164
期末残高2711,686-5,43617,149

貸倒引当金の認識対象となる金融資産及び契約資産の帳簿価額(貸倒引当金控除前)は以下のとおりです。
(単位:百万円)
12ヵ月の予想
信用損失に
等しい金額で
測定している
金融資産
全期間にわたる予想信用損失合計
常に全期間の
予想信用損失に
等しい金額で
測定している
売上債権及び
契約資産
信用リスクが
当初認識以降
に著しく増大
した金融資産
信用減損して
いる金融資産
前連結会計年度103,2821,419,631-7,1861,530,099
当連結会計年度115,5411,501,951-6,9071,624,399

③ 流動性リスク管理
当社及び連結子会社は、金融機関からの借入金又は社債の発行等により資金調達を実施しており、資金調達環境悪化等の影響を受ける可能性があります。
当社及び連結子会社は、支払期日に金融負債の支払を実行できなくなるリスクをヘッジするために、適切な返済資金を準備するとともに、金融機関より随時利用可能な信用枠を確保し、継続的にキャッシュ・フローの計画と実績をモニタリングすることで流動性リスクを管理しています。
金融負債(デリバティブ金融商品を含む)の期日別残高は以下のとおりです。
前連結会計年度(2024年3月31日)
(単位:百万円)
帳簿価額契約上の
キャッシュ・
フロー
1年以内1年超
5年以内
5年超
非デリバティブ金融負債
買入債務及び
その他の金融負債
780,267780,267779,569698-
短期借入金71,68573,96273,962--
長期借入金119,750122,03228,99890,6152,419
社債49,85551,07724750,830-
リース負債153,346159,52652,87586,76519,886
デリバティブ金融負債
先物為替予約等9,9849,9849,984--
合計1,184,8871,196,848945,635228,90822,305

当連結会計年度(2025年3月31日)
(単位:百万円)
帳簿価額契約上の
キャッシュ・
フロー
1年以内1年超
5年以内
5年超
非デリバティブ金融負債
買入債務及び
その他の金融負債
803,450803,450803,39456-
短期借入金47,21349,43949,439--
長期借入金117,072120,07320,81599,258-
社債49,89450,82924750,582-
リース負債146,482156,89355,26087,06414,569
デリバティブ金融負債
先物為替予約等2,2142,2142,214--
合計1,166,3251,182,898931,369236,96014,569

サプライヤー・ファイナンス契約
当社グループは、第三者金融機関とサプライヤー・ファイナンス契約を締結しており、各仕入先と締結した契約に基づいて、第三者金融機関に対して支払いを行っています。仕入先は、第三者金融機関より割引による早期支払いを受けることができます。当社グループは、サプライヤー・ファイナンス契約のための担保資産あるいは第三者による保証の提供を行っておりません。
当該契約は、当該契約に参加していない他の仕入先と合意した通常の支払い条件と比較して支払期日の集中や延長をもたらすものではなく、サプライヤー・ファイナンス契約による重大な流動性リスクはありません。
サプライヤー・ファイナンス契約に係る金融負債の帳簿価額は次のとおりです。
(単位:百万円)
当連結会計年度期首
(2024年4月1日)
当連結会計年度
(2025年3月31日)
サプライヤー・ファイナンス契約の
一部である金融負債の帳簿価額
買入債務115,85688,719
その他の金融負債6,0856,995
合計121,94195,714
上記のうち、仕入先がすでに支払い
を受けている金額
(注)16,441

サプライヤー・ファイナンス契約等に係る支払期日の範囲は次のとおりです。
当連結会計年度期首
(2024年4月1日)
当連結会計年度
(2025年3月31日)
サプライヤー・ファイナンス契約に
基づく負債
(注)90~240日
サプライヤー・ファイナンス契約の
一部ではない比較可能な負債
(注)90~240日

(注)当社は、「サプライヤー・ファイナンス契約」(IAS第7号及びIFRS第7号の改訂)に基づく経過措置を適用しており、適用初年度の期首現在の情報を開示しておりません。
当連結会計年度におけるサプライヤー・ファイナンス契約の対象となる金融負債の帳簿価額に、重要な非資金の変動はありません。
(3) デリバティブ及びヘッジ活動
当社及び連結子会社は事業活動を遂行する上で、外国為替相場及び金利相場の変動による市場リスクに晒されています。当社及びいくつかの連結子会社は、これらのリスクを回避する目的で先物為替予約及び通貨スワップを利用しており、短期的な売買差益を獲得する目的や投機目的のためにデリバティブ取引を利用することはありません。なお、通貨スワップは、公正価値の変動をヘッジするために利用しており、ヘッジ手段として指定されていません。
(キャッシュ・フロー・ヘッジ)
当社及びいくつかの連結子会社は、外貨建て債権債務の外国為替相場の変動による市場リスクをヘッジするために先物為替予約を実施しています。当社及びいくつかの連結子会社は、これらの取引をキャッシュ・フロー・ヘッジと位置づけています。なお、当社及びいくつかの連結子会社は、ヘッジ関係の開始時にヘッジ対象の数量とヘッジ手段の数量に基づいて適切なヘッジ比率を設定しており、原則として一対一の関係となるよう設定しています。また、ヘッジ手段とヘッジ対象の重要な条件は原則として一致させています。
当社及びいくつかの連結子会社は、ヘッジ対象のキャッシュ・フローが発生すると予想される期間及びそれらが当期の純損益に影響を与えると予想される期間は2025年4月から2026年10月までであると考えています。
前連結会計年度末及び当連結会計年度末におけるヘッジ手段として指定されている先物為替予約想定元本は以下のとおりです。
(単位:百万円)
ヘッジの種類前連結会計年度
(2024年3月31日)
当連結会計年度
(2025年3月31日)
先物為替予約2,4112,517

また、前連結会計年度末及び当連結会計年度末におけるヘッジ手段として指定されている先物為替予約の公正価値は以下のとおりです。
(単位:百万円)
ヘッジの種類計上科目前連結会計年度
(2024年3月31日)
当連結会計年度
(2025年3月31日)
先物為替予約その他の金融資産032
その他の金融負債10721

なお、純損益に認識したヘッジの非有効部分の金額に重要性はありません。
(4) 金融商品の公正価値
当社グループは、測定に用いたインプットの観察可能性に応じた公正価値測定額を、レベル1からレベル3まで分類しています。
レベル1:活発な市場における同一の資産又は負債の市場価格
レベル2:レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値
レベル3:観察不能なインプットを含む評価技法から算出された公正価値
レベル間の振替が行われた金融商品の有無は毎期末日に判断しています。前連結会計年度において、レベル間の重要な振替が行われた金融商品はありません。当連結会計年度において、その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産として保有する株式の一部について、証券取引所に上場したことに伴いレベル3からレベル1に振り替えています。
レベル3に区分した金融商品について、観察不能なインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合に、重要な公正価値の増減は見込まれていません。
① 償却原価で測定する金融商品
償却原価で測定する金融商品の公正価値の測定方法、帳簿価額及び公正価値は以下のとおりです。
(社債及び借入金(1年内返済予定を含む長期))
社債は、日本証券業協会の売買参考統計値を用いて算定しており、観察可能な市場データを利用して公正価値を算定しているため、レベル2に分類しています。借入金は、将来キャッシュ・フローを新規に同様の契約を実行した場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しており、観察可能な市場データを利用して公正価値を算定しているため、レベル2に分類しています。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(2024年3月31日)
当連結会計年度
(2025年3月31日)
帳簿価額公正価値帳簿価額公正価値
償却原価で測定する金融負債
社債及び借入金
(1年内返済予定を含む長期)
169,605166,330166,966161,312

(注) 上記以外の償却原価で測定する金融資産及び金融負債の公正価値は、帳簿価額と近似しています。
② 経常的に公正価値で測定する金融商品
経常的に公正価値で測定する金融商品の公正価値の測定方法、公正価値は以下のとおりです。
(資本性金融商品及び負債性金融商品)
上場株式の公正価値については、期末日の市場価格によって算定しており、活発な市場における同一の資産の市場価格で公正価値を算定しているため、レベル1に分類しています。非上場株式、出資金及び負債性金融商品の公正価値については投資先の純資産等に関する定量的な情報及び投資先の将来キャッシュ・フローに関する予想等を総合的に勘案して算定しており、観察不能な指標を用いた評価技法により公正価値を算定しているため、レベル3に分類しています。なお、当該評価技法の合理性については、担当部門が様々な手法を用いて検証しており、適切な権限者による承認を受けています。
(デリバティブ資産、デリバティブ負債)
デリバティブは、当期純利益を通じて公正価値で測定する金融資産又は金融負債として、市場金利や外国為替銀行の相場等に基づいて算定しており、観察可能な市場データを利用して公正価値を算定しているため、レベル2に分類しています。
(条件付対価)
条件付対価に係る負債の公正価値については、契約相手に支払う可能性がある金額について、その発生確率を加味した現在価値で算定しており、観察不能な指標を用いた評価技法により公正価値を算定しているため、レベル3に分類しています。なお、当該評価技法の合理性については、担当部門が様々な手法を用いて検証しており、適切な権限者による承認を受けています。
前連結会計年度(2024年3月31日)
(単位:百万円)
レベル1レベル2レベル3合計
資産
当期純利益を通じて公正価値で測定する金融資産
負債性金融商品--802802
デリバティブ資産-2,291-2,291
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
資本性金融商品117,398-162,928280,326
合計117,3982,291163,730283,419
負債
当期純利益を通じて公正価値で測定する金融負債
デリバティブ負債-9,984-9,984
条件付対価--1,0871,087
合計-9,9841,08711,071

当連結会計年度(2025年3月31日)
(単位:百万円)
レベル1レベル2レベル3合計
資産
当期純利益を通じて公正価値で測定する金融資産
負債性金融商品--2,9042,904
デリバティブ資産-2,149-2,149
その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産
資本性金融商品101,343-154,729256,072
合計101,3432,149157,633261,125
負債
当期純利益を通じて公正価値で測定する金融負債
デリバティブ負債-2,214-2,214
条件付対価--1,4561,456
合計-2,2141,4563,670

レベル3に分類された経常的に公正価値で測定する金融資産の期首から期末までの変動は、以下のとおりです。
(単位:百万円)
前連結会計年度
(自 2023年4月 1日
至 2024年3月31日)
当連結会計年度
(自 2024年4月 1日
至 2025年3月31日)
期首残高80,988163,730
利得(△損失)(注1、2)
純利益△19△481
その他の包括利益5,606△1,396
購入81,24612,860
売却△4,091△11,113
振替による減少(注3)-△5,967
期末残高163,730157,633

(注)1 純利益に含まれている利得(△損失)は、報告期間の末日時点の当期純利益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであり、連結損益計算書の「金融収益」及び「金融費用」に含まれています。
2 その他の包括利益に含まれている利得(△損失)は、報告期間の末日時点のその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産に関するものであり、連結包括利益計算書の「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産の公正価値変動額」に含まれています。
3 当連結会計年度の振替による減少は、保有株式の上場に伴うレベル1への振替による減少です。
(5) 証券化取引
当社及び連結子会社は、売上債権等を、非連結の証券化目的で組成された事業体に譲渡しており、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ166百万円及び181百万円の証券化に関連する損失を計上しています。
① 非連結の証券化目的で組成された事業体への関与
売上債権等の証券化においては、非連結の証券化目的で組成された事業体を利用しています。当該事業体は第三者である金融機関によって組成され、それらの金融機関が事業の一環として運営しており、当社以外の顧客からも多額の資産を買い取るため、当該事業体の総資産に占める当社が譲渡した金融資産の割合は小さく、当該事業体が抱えるリスクへのエクスポージャーの評価に対する当社の関連性は低いと判断しています。当社及び連結子会社は組成された事業体への契約外の重要な支援の提供は行っていません。これらの組成された事業体に対する関与の主な内容は、限定的な信用補完の提供、債権の回収代行及び回収代行に係る手数料の受取です。
譲渡された金融資産について、限られた特定の条件下で買い戻す場合があります。証券化に関連する損失は全て1年内に解消される予定であり、その最大エクスポージャーは、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ1,828百万円及び144百万円です。
② 全体の認識が中止された金融資産の譲渡
当社及び連結子会社は債権譲渡後、債権の回収及び管理責任を有していますが、回収サービスコストは回収手数料と近似しているためサービス業務資産及び負債を計上していません。当連結会計年度末における認識の中止を行った金融資産に対する継続的関与から生じる損失の最大エクスポージャーは、非連結の証券化目的で組成された事業体への関与に記載した損失の最大エクスポージャーに含まれます。

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