四半期報告書-第80期第2四半期(平成28年7月1日-平成28年9月30日)

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2016/11/11 9:19
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(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、前年同期比で減収減益となった。円高による為替のマイナス影響などにより、売上高・営業利益ともに前年同期比で減少した。
当第2四半期連結累計期間の経済情勢について概観すると、日本では個人消費は総じて軟調に推移、設備投資は一部で回復した。米州では米国で雇用回復と堅調な個人消費による景気拡大が持続した。欧州では緩やかな景気回復は継続するも、英国のEU離脱交渉による先行きの不透明感は継続した。中華圏では設備投資の伸び率低下などにより、中国経済は緩やかな減速が継続した。アジアでは韓国の景気は回復傾向にあるものの、タイ・インドネシア等は不透明感が継続した。
また、当社グループ関連市場においては、自動車関連では国内は軽自動車の販売減などにより需要は低調、欧米は堅調に推移した。半導体関連では国内・海外の設備投資需要は堅調に推移した。工作機械関連では国内・海外の設備投資需要は引き続き低調に推移した。家電・電子部品関連では設備投資需要は堅調、部品需要は中国などで低調に推移した。健康医療機器関連では国内個人消費は回復傾向、中国は景気減速により低調、その他新興国は堅調に推移した。
その結果として当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高は3,715億92百万円(前年同期比10.1%減)となった。営業利益(※)は258億91百万円(前年同期比21.5%減)となった。また、退職給付信託設定益や事業売却益、長期性資産の減損を計上したこと等により法人税等、持分法投資損益控除前四半期純利益は236億46百万円(前年同期比27.8%減)、当社株主に帰属する四半期純利益は158億49百万円(前年同期比35.2%減)となった。
なお、当第2四半期連結累計期間における対米ドルおよび対ユーロの平均レートはそれぞれ107.3円(前年同期比14.2円の円高)、120.1円(前年同期比14.1円の円高)となった。
(※) 「営業利益」は、「売上高」から「売上原価」、「販売費及び一般管理費」および「試験研究開発費」を
控除したものを表示している。
オペレーティング・セグメントの業績は、次のとおりである。
① インダストリアルオートメーションビジネス(制御機器事業)
日本においては、円高による顧客の設備投資の慎重な運営の影響を受けたものの、デジタルを中心とした注力業界等で販売が拡大し、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で横ばいとなった。
海外においては、米州では自動車関連業界における投資需要は堅調だったものの、石油関連事業売却の影響により売上高は減少した。欧州では前年度に買収した子会社グループの効果により売上高は増加した。中華圏では経済成長の鈍化が継続する中、電子部品・インフラ・環境関連事業での投資需要が堅調に推移した。アジアでは通貨安の影響が続く中、韓国の電子部品業界における投資活発化を背景に好調に推移した。これらに円高による為替の大きなマイナス影響が加わった結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で大きく減少した。
この結果、当セグメント合計の当第2四半期連結累計期間における売上高は、1,605億27百万円(前年同期比7.5%減)(うち外部顧客に対する売上高は、1,579億81百万円(前年同期比7.4%減))、セグメント利益は円高による為替のマイナス影響に加え、成長のための投資の拡大などにより、230億5百万円(前年同期比14.6%減)となった。
② エレクトロニック&メカニカルコンポーネンツビジネス(電子部品事業)
日本においては、アミューズメント業界の第1四半期における売上高の減少などにより、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で減少した。
海外においては、米州では業務民生業界や自動車関連業界の顧客の在庫調整により需要が低調に推移した。欧州では自動車関連業界の需要が堅調に推移した。中華圏では経済成長の鈍化が続いていることから、業務民生業界の需要が減少した。これらの結果に円高による為替のマイナス影響が加わり、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で大きく減少した。
この結果、当セグメント合計の当第2四半期連結累計期間における売上高は、700億52百万円(前年同期比11.2%減)(うち外部顧客に対する売上高は、472億51百万円(前年同期比13.0%減))、セグメント利益は売上高の減少や円高による為替のマイナス影響はあるものの、前年度に実施した生産性向上の取り組み効果により、49億57百万円(前年同期比1.2%増)となった。
③ オートモーティブエレクトロニックコンポーネンツビジネス(車載事業)
日本においては、軽自動車販売台数の減少などの影響により、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で大きく減少した。
海外においては、米州では堅調な米国経済を背景に需要が拡大した。中華圏では政府の減税施策を背景とする好調な自動車販売を受けて需要が堅調に推移した。しかしながら、円高による為替の大きなマイナス影響を受け、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で減少した。
この結果、当セグメント合計の当第2四半期連結累計期間における売上高は、635億87百万円(前年同期比7.6%減)(うち外部顧客に対する売上高は、633億54百万円(前年同期比7.6%減))、セグメント利益は売上高の減少により、24億94百万円(前年同期比20.4%減)となった。
④ ソーシアルシステムズ・ソリューション&サービス・ビジネス(社会システム事業)
駅務システム事業においては、駅務機器に対する設備投資の更新需要の一巡に伴い、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で大きく減少した。
交通管理・道路管理システム事業においては、交通関連の端末更新需要が堅調に推移した一方で、高速道路の投資需要が低調に推移した。これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で減少した。
環境ソリューション事業においては、太陽光発電関連市場の需要が低調に推移し、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で大きく減少した。
この結果、当セグメント合計の当第2四半期連結累計期間における売上高は、234億87百万円(前年同期比23.9%減)(うち外部顧客に対する売上高は、214億78百万円(前年同期比25.2%減))、セグメント損失は売上高の減少を受けて、30億52百万円(前年同期は19億51百万円の損失)となった。
⑤ ヘルスケアビジネス(ヘルスケア事業)
日本においては、家庭向け健康医療機器については、オンライン市場の拡大により好調だったものの、郊外を中心とした大型家電量販店での需要が低調に推移した。医療機関向け機器については、需要が前年度並みで推移した。これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で減少した。
海外においては、米州では、北米・ブラジルで血圧計販売が好調に推移した。欧州では、ロシアでの血圧計新商品の販売に加え、その他の国での取扱店拡大による販売が好調だった。中華圏では、景気減速の影響を受け、薬局などでの店頭販売が低調に推移した一方で、オンライン市場は引き続き拡大した。アジアでは、日本製の血圧計などの健康医療機器販売が好調に推移した。しかしながら、円高による為替の大きなマイナス影響を受け、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で減少した。
この結果、当セグメント合計の当第2四半期連結累計期間における売上高は、489億97百万円(前年同期比6.3%減)(うち外部顧客に対する売上高は、488億33百万円(前年同期比6.4%減))、セグメント利益は円高による為替のマイナス影響はあるものの、生産性の向上や固定費の効率的運用により、47億30百万円(前年同期比20.5%増)となった。
⑥ その他(本社直轄事業)
その他のセグメントでは、新規事業の探索・育成と、社内カンパニーに属さない事業の育成・強化を本社直轄事業として担当している。
環境事業は、太陽光発電関連市場の需要は引き続き低調だったものの、蓄電関連の商品拡充が寄与し、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で横ばいとなった。
電子機器事業は、無停電電源装置および電子機器の開発・生産受託サービスの需要が好調に推移し、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で増加した。
マイクロデバイス事業は、スマートフォン向けマイクロフォンの需要の減少により、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で減少した。
バックライト事業は、中華圏のスマートフォン市場における商品価格低下などの影響により、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比で大きく減少した。
この結果、当セグメント合計の当第2四半期連結累計期間における売上高は、368億13百万円(前年同期比18.9%減)(うち外部顧客に対する売上高は、302億10百万円(前年同期比17.9%減))、セグメント損失は23億4百万円(前年同期は1億24百万円の損失)となった。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期末における現金及び現金同等物残高は、前連結会計年度末に比べ60億34百万円増加し、889億44百万円となった。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりである。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の回収などにより、273億49百万円の収入(前年同期比80億97百万円の収入減)となった。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、資本的支出や事業売却などにより、45億49百万円の支出(前年同期比225億41百万円の支出減)となった。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いなどにより、80億75百万円の支出(前年同期比11億18百万円の支出減)となった。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はない。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、250億89百万円である。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はない。

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