有価証券報告書-第78期(平成26年4月1日-平成27年3月31日)
当社グループは中長期戦略に基づいた経営を推進しており、2011年に10年間の長期ビジョン「Value Generation 2020」(以下、VG2020)を設定した。VG2020では「質量兼備の地球価値創造企業」の実現を目指し、2020年度までのゴールとして売上高1兆円以上、営業利益率15%を目標に事業活動を行っている。
VG2020は、GLOBE STAGE、EARTH STAGEの2つのステージで構成しており、最初の3年間のGLOBE STAGEを経て、2014年度から2016年度までをEARTH-1 STAGE、2017年度から2020年度までをEARTH-2 STAGEに分けて運営している。EARTH-1 STAGEでは、いかなる事業環境においても自らの力で成長できる「“自走的”な成長構造の確立」を方針に掲げ、「成長力」「収益力」「変化対応力」の強化、そして人財のダイバーシティ推進に全社一丸となって取り組んでいる。
(成長力)の観点では、①大アジア(中華圏、ASEAN諸国、インド、韓国)での飛躍的な成長、②イノベーションによる新規事業加速、③買収・提携を含めた外部との連携による成長加速の3点を重点課題として取り組んでいる。
(収益力)の観点では、ROIC、ROEを強く意識した経営を実行し、事業部門(タテ)と本社機能部門(ヨコ)を強固に繋ぐタテヨコ経営をグローバルに推進し、「売上総利益率(=稼ぐ力)」を継続的に向上させることに取り組んでいる。
(変化対応力)の観点では、事業ポートフォリオマネジメントを強化して機動的なリソースマネジメントを行い、成長事業へ経営リソースをシフトしている。またグローバル統合リスクマネジメントを強化する中で、グループ全体の重要リスクを設定し、社内外の環境変化に柔軟に対応している。
EARTH-1 STAGE初年度である当期は、「StartUp EARTH-1~“自走的”な成長のためのエンジンづくり~」を掲げ、各事業において自走的な成長のための戦略を着実に実行した。特に成長力における取り組みはつぎの通りである。
①大アジア(中華圏、ASEAN諸国、インド、韓国)での飛躍的な成長
各事業において市場の深耕と拡大を積極的に行う一方で、さらなる飛躍的な成長に向けて、販売拠点の拡充、技術サポート機能の強化、製品倉庫の新設など事業基盤の整備を図った。並行してアジア地域における展示会やメディアを通じて、当社グループの総合力の訴求や、主要各国におけるリーディングカンパニーとのネットワーク拡大など成長基盤の構築を行った。
②イノベーションによる新規事業加速
ベンチャー企業との連携を強化する目的でコーポレートベンチャーキャピタルを立上げ、例えば農業やロボットの分野において外部の先端的な技術を活用したオープンイノベーションを推進した。
③買収・提携を含めた外部との連携による成長加速
ヘルスケア事業において、呼吸器系疾患の治療機器であるネブライザのブラジル最大手企業を買収し、同製品で世界最大手となった。他の事業においても、買収・提携先を選定するなど外部との連携を加速した。
これらの取り組みの結果、当期は当初目標を大幅に上回り、売上高、利益ともに2期連続で過去最高の業績を達成した。以上のような当期の実績・成果をふまえ、EARTH-1 STAGEの2年目となる来期(2015年度)は、「Accelerate EARTH-1~“ 自走的な成長のためのエンジンづくりの加速と成果の追求”~」という方針を掲げている。成長のためのエンジンづくりを加速するとともに、これまでの成果をフル活用することで、「成長力」「収益力」「変化対応力」を継続して強化していく。特に中長期にわたる持続的な成長の実現に向け、新たにCTO(最高技術責任者)を設け、技術面のさらなる強化に取り組む。これにより強いコア技術の開発とともに、外部との提携によるオープンイノベーションをさらに加速していく。
また当社はROIC経営に取り組んでおり、着実に成果が出ている。当期は東京証券取引所主催の2014年度上場会社表彰において企業価値向上表彰の「大賞」を受賞した。来期は企業価値向上を目指した経営を更に高いレベルで実践するため「ROIC2.0」として進化させる。各事業で注力する項目とそれを改善するアクションを明確に定める取り組みに加え、社員ひとりひとりの目標とリンクさせて浸透と定着を図る。同時に成長事業、高収益事業への積極的な投資を実行していく。このROIC経営を通じて、ステークホルダーへ提供する価値を最大化することに全力で邁進する。
そして、来期の目標は売上高9,000億円、売上総利益率39.6%、営業利益900億円、当期純利益665億円、ROIC13%超とし、売上高、営業利益はEARTH-1 STAGEの目標を1年前倒しで達成すべく、全力を挙げて取り組んでいく。
VG2020は、GLOBE STAGE、EARTH STAGEの2つのステージで構成しており、最初の3年間のGLOBE STAGEを経て、2014年度から2016年度までをEARTH-1 STAGE、2017年度から2020年度までをEARTH-2 STAGEに分けて運営している。EARTH-1 STAGEでは、いかなる事業環境においても自らの力で成長できる「“自走的”な成長構造の確立」を方針に掲げ、「成長力」「収益力」「変化対応力」の強化、そして人財のダイバーシティ推進に全社一丸となって取り組んでいる。
(成長力)の観点では、①大アジア(中華圏、ASEAN諸国、インド、韓国)での飛躍的な成長、②イノベーションによる新規事業加速、③買収・提携を含めた外部との連携による成長加速の3点を重点課題として取り組んでいる。
(収益力)の観点では、ROIC、ROEを強く意識した経営を実行し、事業部門(タテ)と本社機能部門(ヨコ)を強固に繋ぐタテヨコ経営をグローバルに推進し、「売上総利益率(=稼ぐ力)」を継続的に向上させることに取り組んでいる。
(変化対応力)の観点では、事業ポートフォリオマネジメントを強化して機動的なリソースマネジメントを行い、成長事業へ経営リソースをシフトしている。またグローバル統合リスクマネジメントを強化する中で、グループ全体の重要リスクを設定し、社内外の環境変化に柔軟に対応している。
EARTH-1 STAGE初年度である当期は、「StartUp EARTH-1~“自走的”な成長のためのエンジンづくり~」を掲げ、各事業において自走的な成長のための戦略を着実に実行した。特に成長力における取り組みはつぎの通りである。
①大アジア(中華圏、ASEAN諸国、インド、韓国)での飛躍的な成長
各事業において市場の深耕と拡大を積極的に行う一方で、さらなる飛躍的な成長に向けて、販売拠点の拡充、技術サポート機能の強化、製品倉庫の新設など事業基盤の整備を図った。並行してアジア地域における展示会やメディアを通じて、当社グループの総合力の訴求や、主要各国におけるリーディングカンパニーとのネットワーク拡大など成長基盤の構築を行った。
②イノベーションによる新規事業加速
ベンチャー企業との連携を強化する目的でコーポレートベンチャーキャピタルを立上げ、例えば農業やロボットの分野において外部の先端的な技術を活用したオープンイノベーションを推進した。
③買収・提携を含めた外部との連携による成長加速
ヘルスケア事業において、呼吸器系疾患の治療機器であるネブライザのブラジル最大手企業を買収し、同製品で世界最大手となった。他の事業においても、買収・提携先を選定するなど外部との連携を加速した。
これらの取り組みの結果、当期は当初目標を大幅に上回り、売上高、利益ともに2期連続で過去最高の業績を達成した。以上のような当期の実績・成果をふまえ、EARTH-1 STAGEの2年目となる来期(2015年度)は、「Accelerate EARTH-1~“ 自走的な成長のためのエンジンづくりの加速と成果の追求”~」という方針を掲げている。成長のためのエンジンづくりを加速するとともに、これまでの成果をフル活用することで、「成長力」「収益力」「変化対応力」を継続して強化していく。特に中長期にわたる持続的な成長の実現に向け、新たにCTO(最高技術責任者)を設け、技術面のさらなる強化に取り組む。これにより強いコア技術の開発とともに、外部との提携によるオープンイノベーションをさらに加速していく。
また当社はROIC経営に取り組んでおり、着実に成果が出ている。当期は東京証券取引所主催の2014年度上場会社表彰において企業価値向上表彰の「大賞」を受賞した。来期は企業価値向上を目指した経営を更に高いレベルで実践するため「ROIC2.0」として進化させる。各事業で注力する項目とそれを改善するアクションを明確に定める取り組みに加え、社員ひとりひとりの目標とリンクさせて浸透と定着を図る。同時に成長事業、高収益事業への積極的な投資を実行していく。このROIC経営を通じて、ステークホルダーへ提供する価値を最大化することに全力で邁進する。
そして、来期の目標は売上高9,000億円、売上総利益率39.6%、営業利益900億円、当期純利益665億円、ROIC13%超とし、売上高、営業利益はEARTH-1 STAGEの目標を1年前倒しで達成すべく、全力を挙げて取り組んでいく。