四半期報告書-第119期第2四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)

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2014/11/12 10:22
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有報資料

(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、企業業況及び雇用の改善、堅調な個人消費等により回復が続いております。わが国経済も、消費税増税の影響で一時的に落ち込みましたが、円安による下支え効果もあり、総じて堅調に推移をしております。そのような経済環境の中、当社の連結業績に影響を与えるエレクトロニクス市場を概観しますと、その生産水準はセット製品(最終財)により異なっております。スマートフォンの生産は、中国市場における需要拡大や大手メーカーより新型端末が発売されたこと等により前年同期の水準を大幅に上回りました。タブレット端末の生産も、前年同期の水準を上回って推移しましたが、需要の伸びに若干陰りも見え始めております。自動車の生産は、米国での堅調な販売に支えられ、前年同期に比べ増加しました。パソコンの生産は、4月以降もWindows XPサポート終了に伴う買い替え需要が継続し、当初市場で想定されていた生産減少に反して、前年同期と同じ水準となりました。また、ハードディスクドライブ(HDD)の生産は、パソコンの需要増やゲーム機の需要増に伴い、前年同期より若干増加しております。
このような経営環境の中、当社グループの連結業績は、売上高502,275百万円(前年同期483,784百万円、前年同期比3.8%増)、営業利益27,922百万円(前年同期17,035百万円、前年同期比63.9%増)、継続事業税引前四半期純利益27,356百万円(前年同期18,081百万円、前年同期比51.3%増)、当社株主に帰属する四半期純利益18,140百万円(前年同期6,404百万円、前年同期比183.3%増)、1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益144円17銭(前年同期50円90銭)となりました。
なお、前連結会計年度に非継続となったデータテープ事業及びブルーレイ事業に係る数値を組替え再表示しております。
当第2四半期連結累計期間における対米ドル及びユーロの期中平均為替レートは、103円2銭及び138円96銭と前年同期に比べ対米ドルで4.2%及び対ユーロで6.9%のそれぞれ円安となりました。この為替変動により、約169億円の増収、営業利益で約32億円の増益となりました。
当社グループの事業セグメントは、「受動部品」、「磁気応用製品」及び「フィルム応用製品」の3つの報告セグメント及びそれらに属さない「その他」に分類しております。
受動部品セグメントは、①コンデンサ事業 ②インダクティブデバイス事業 ③その他受動部品 で構成され、売上高は、255,774百万円(前年同期236,431百万円、前年同期比8.2%増)となりました。
当セグメントの売上概況を事業別に見ますと、次のとおりです。
コンデンサ事業は、セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ及びフィルムコンデンサから構成され、売上高は、73,798百万円(前年同期68,834百万円、前年同期比7.2%増)となりました。セラミックコンデンサの販売は、自動車市場向けで増加し、アルミ電解コンデンサ及びフィルムコンデンサの販売は、自動車市場及び産業機器市場向けで増加しました。
インダクティブデバイス事業の売上高は、75,549百万円(前年同期70,518百万円、前年同期比7.1%増)となりました。自動車市場及びICT(情報通信技術)市場向けの販売が増加しました。
その他受動部品は、高周波部品、圧電材料部品・回路保護部品及びセンサで構成されており、売上高は、106,427百万円(前年同期97,079百万円、前年同期比9.6%増)となりました。高周波部品の販売及び圧電材料部品・回路保護部品の販売はそれぞれ、自動車市場及びICT市場向けで増加しました。センサの販売は、自動車市場向けで増加しました。
磁気応用製品セグメントは、①記録デバイス事業 ②その他磁気応用製品 で構成され、売上高は、177,500百万円(前年同期179,050百万円、前年同期比0.9%減)となりました。
当セグメントの売上概況を事業別に見ますと、次のとおりです。
記録デバイス事業は、主にHDD用ヘッドとHDD用サスペンションから構成され、売上高は、122,813百万円(前年同期126,515百万円、前年同期比2.9%減)となりました。HDD用ヘッド及びHDD用サスペンションは、販売数量が減少したことにより減収となりました。
その他磁気応用製品は、電源及びマグネットで構成されており、売上高は、54,687百万円(前年同期52,535百万円、前年同期比4.1%増)となりました。電源の販売は、産業機器市場向けで増加しました。マグネットの販売は、全体的に前年同期とほぼ同水準となりました。
フィルム応用製品セグメントは、エナジーデバイス(二次電池)及びアプライドフィルムで構成され、売上高は、59,719百万円(前年同期59,182百万円、前年同期比0.9%増)となりました。
エナジーデバイスの販売は、前年同期と同水準となりました。
3つの報告セグメントに属さないその他は、メカトロニクス(製造設備) 等で構成され、売上高は、9,282百万円(前年同期9,121百万円、前年同期比1.8%増)となりました。
地域別売上高の状況は、次のとおりです。
国内における売上高は、前年同期の45,773百万円から2.7%増加の47,018百万円となりました。受動部品セグメント及び磁気応用製品セグメントが増加しました。
米州地域における売上高は、前年同期の42,223百万円から1.7%減少の41,487百万円となりました。受動部品セグメントが減少しました。
欧州地域における売上高は、前年同期の68,935百万円から7.2%増加の73,887百万円となりました。受動部品セグメントが増加しました。
中国における売上高は、前年同期の234,237百万円から9.5%増加の256,445百万円となりました。受動部品セグメント及び磁気応用製品セグメントが増加しました。
アジア他の地域における売上高は、前年同期の92,616百万円から9.9%減少の83,438百万円となりました。磁気応用製品セグメントが減少しました。
この結果、海外売上高の合計は、前年同期の438,011百万円から3.9%増加の455,257百万円となり、連結売上高に対する海外売上高の比率は、前年同期の90.5%から0.1ポイント増加し90.6%となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末比72,668百万円増加し、1,239,589百万円から1,312,257百万円となりました。
手元流動性(現金及び現金同等物、短期投資)が1,221百万円減少した一方、売上債権が32,715百万円、たな卸資産が13,579百万円及び有形固定資産が22,128百万円それぞれ増加したことが主な要因です。
当第2四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末比32,820百万円増加し、587,346百万円から620,166百万円となりました。
短期借入債務が17,338百万円減少した一方、仕入債務が19,917百万円、未払費用等が12,260百万円及び長期借入債務(一年以内返済予定分を除く)が18,607百万円それぞれ増加しました。
当第2四半期連結会計期間末の純資産のうち株主資本は、前連結会計年度末比38,352百万円増加し、635,327百万円から673,679百万円となりました。
円安基調の継続により外貨換算調整額が好転し、それを主因としてその他の包括利益(△損失)累計額が35,243百万円増加しました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって得たキャッシュ・フローは43,915百万円となり、前年同期比13,394百万円減少しました。これは主に、非支配持分控除前四半期純利益の増加を、売上債権及びたな卸資産の増加がより上回ったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用したキャッシュ・フローは45,012百万円となり、前年同期比22,056百万円増加しました。これは主に、固定資産の取得の増加と短期投資の売却及び償還の減少によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用したキャッシュ・フローは、18,925百万円となり、前年同期比2,475百万円減少しました。
これらに為替変動の影響を加味した結果、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して6,607百万円減少し244,241百万円となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は34,104百万円(売上高比6.8%)であります。なお、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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