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四半期報告書-第120期第3四半期(平成27年10月1日-平成27年12月31日)

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2016/02/12 9:50
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有報資料

(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、欧米を中心に緩やかに回復しているものの、中国をはじめとした新興国では減速感が強まってきております。
当社の連結業績に影響を与えるエレクトロニクス市場を概観しますと、その生産水準はセット製品(最終財)により異なっております。スマートフォンの生産は、中国市場においても引き続き需要が拡大したことにより、前年同四半期連結累計期間の水準を上回りました。自動車の生産は、米国での堅調な販売に支えられ、前年同四半期連結累計期間に比べ若干増加しました。一方、パソコンの生産は、Windows XPサポート終了に伴う買い替え需要が底堅く推移した前年同四半期連結累計期間に比べ減少しました。また、ハードディスクドライブ(HDD)の生産も、データセンター向けの需要は引き続き堅調に推移しているものの、パソコンの需要減により前年同四半期連結累計期間に比べ下回って推移しました。
このような経営環境の中、当社の連結業績は、売上高889,342百万円(前年同四半期連結累計期間802,652百万円、前年同四半期連結累計期間比10.8%増)、営業利益75,872百万円(同53,104百万円、同比42.9%増)、税引前四半期純利益73,936百万円(同49,597百万円、同比49.1%増)、当社株主に帰属する四半期純利益56,414百万円(同34,536百万円、同比63.3%増)、1株当たり当社株主に帰属する四半期純利益447円54銭(同274円43銭)となりました。
当第3四半期連結累計期間における対米ドル及びユーロの期中平均為替レートは、121円67銭及び134円42銭と前年同四半期連結累計期間に比べ対米ドルで13.9%の円安、対ユーロで4.2%の円高となりました。この為替変動により、約940億円の増収、営業利益で約183億円の増益となりました。
当社グループの事業セグメントは、「受動部品」、「磁気応用製品」及び「フィルム応用製品」の3つの報告セグメント及びそれらに属さない「その他」に分類しております。なお、第1四半期連結会計期間における組織変更により、従来「受動部品」セグメントのインダクティブデバイス事業及びその他受動部品、並びに「磁気応用製品」セグメントのその他磁気応用製品に、それぞれ属していた一部の製品を「その他」に区分変更するとともに、前年同四半期連結累計期間及び連結会計期間についても変更後の区分に組替えております。
受動部品セグメントは、①コンデンサ事業 ②インダクティブデバイス事業 ③その他受動部品 で構成され、売上高は、439,482百万円(前年同四半期連結累計期間395,078百万円、前年同四半期連結累計期間比11.2%増)となりました。
当セグメントの売上概況を事業別に見ますと、次のとおりです。
コンデンサ事業は、セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ及びフィルムコンデンサから構成され、売上高は、115,010百万円(同111,316百万円、同比3.3%増)となりました。セラミックコンデンサの販売は、自動車市場向けで増加し、アルミ電解コンデンサ及びフィルムコンデンサの販売も、自動車市場向けで増加しました。
インダクティブデバイス事業の売上高は、113,821百万円(同110,852百万円、同比2.7%増)となりました。自動車市場向けの販売が増加しました。
その他受動部品は、高周波部品、圧電材料部品・回路保護部品及びセンサで構成されており、売上高は、210,651百万円(同172,910百万円、同比21.8%増)となりました。高周波部品の販売は、ICT市場向けで大幅に増加しました。圧電材料部品・回路保護部品の販売も、ICT市場向けで増加しました。センサの販売は、自動車市場及び産業機器市場向けで増加しました。
磁気応用製品セグメントは、①記録デバイス事業 ②その他磁気応用製品 で構成され、売上高は、246,417百万円(前年同四半期連結累計期間274,813百万円、前年同四半期連結累計期間比10.3%減)となりました。
当セグメントの売上概況を事業別に見ますと、次のとおりです。
記録デバイス事業は、主にHDD用ヘッドとHDD用サスペンションから構成され、売上高は、173,793百万円(同197,901百万円、同比12.2%減)となりました。HDD用ヘッド及びHDD用サスペンションの販売は、HDDの生産水準が低調に推移したことにより減少しました。
その他磁気応用製品は、電源及びマグネットで構成されており、売上高は、72,624百万円(同76,912百万円、同比5.6%減)となりました。電源の販売は、産業機器市場向けで増加しました。一方、マグネットの販売は、自動車市場及びICT市場向け(HDD向け)で減少しました。
フィルム応用製品セグメントは、エナジーデバイス(二次電池)及びアプライドフィルムで構成され、売上高は、175,760百万円(前年同四半期連結累計期間107,136百万円、前年同四半期連結累計期間比64.1%増)となりました。
エナジーデバイスの販売は、ICT市場向けで大幅に増加しました。
3つの報告セグメントに属さないその他は、メカトロニクス(製造設備) 等で構成され、売上高は、27,683百万円(前年同四半期連結累計期間25,625百万円、前年同四半期連結累計期間比8.0%増)となりました。
地域別売上高の状況は、次のとおりです。
国内における売上高は、前年同四半期連結累計期間の69,986百万円から4.1%減少の67,117百万円となりました。受動部品セグメント及び磁気応用製品セグメントが減少しました。
米州地域における売上高は、前年同四半期連結累計期間の65,318百万円から17.3%増加の76,630百万円となりました。受動部品セグメントが増加しました。
欧州地域における売上高は、前年同四半期連結累計期間の110,429百万円から1.3%減少の109,040百万円となりました。受動部品セグメントが減少しました。
中国における売上高は、前年同四半期連結累計期間の422,872百万円から14.0%増加の482,205百万円となりました。受動部品セグメント及びフィルム応用製品セグメントが増加しました。
アジア他の地域における売上高は、前年同四半期連結累計期間の134,047百万円から15.1%増加の154,350百万円となりました。受動部品セグメント及びフィルム応用製品セグメントが増加しました。
この結果、海外売上高の合計は、前年同四半期連結累計期間の732,666百万円から12.2%増加の822,225百万円となり、連結売上高に対する海外売上高の比率は、前年同四半期連結累計期間の91.3%から1.2ポイント増加し92.5%となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の資産は、前連結会計年度末比109,542百万円増加し、1,404,282百万円から1,513,824百万円となりました。
手元流動性(現金及び現金同等物、短期投資、有価証券)が52,484百万円、有形固定資産が48,272百万円それぞれ増加しました。
当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末比109,079百万円増加し、646,275百万円から755,354百万円となりました。
長期借入債務(一年以内返済予定分を除く)が17,287百万円減少した一方、短期借入債務が70,253百万円、一年以内返済予定の長期借入債務が35,357百万円及び仕入債務が13,896百万円それぞれ増加しました。
当第3四半期連結会計期間末の純資産のうち株主資本は、前連結会計年度末比11,442百万円増加し、738,861百万円から750,303百万円となりました。
外貨換算調整額が減少した結果、その他の包括利益(△損失)累計額が12,959百万円減少した一方、その他の利益剰余金が38,167百万円増加しました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって得たキャッシュ・フローは、117,528百万円となり、前年同四半期連結累計期間比28,212百万円増加しました。これは主に、四半期純利益の増加によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用したキャッシュ・フローは、103,424百万円となり、前年同四半期連結累計期間比10,348百万円増加しました。これは主に、固定資産の取得の増加によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によって得たキャッシュ・フローは、46,168百万円となり、前年同四半期連結累計期間の財務活動に使用したキャッシュフローとの差は65,882百万円となりました。これは主に短期借入債務の増加によるものです。
これらに為替変動の影響を加味した結果、当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して57,894百万円増加し322,998百万円となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費は63,481百万円(売上高比7.1%)であります。なお、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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