有価証券報告書-第86期(平成30年4月1日-平成31年3月31日)

【提出】
2019/06/21 15:19
【資料】
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【項目】
158項目

設備の状況(設備投資・新設等)

当社グループ(当社及び連結子会社)では、顧客の皆様に満足いただける品質の確保と原価低減などを目的として電子部品事業、車載情報機器事業及び物流事業を中心に総額52,928百万円の設備投資を実施しました。
当連結会計年度におけるセグメント別の設備投資の状況については、次のとおりです。
なお、有形固定資産の他、無形固定資産への投資を含めて記載し、セグメント別の設備投資の額にはセグメント間の内部利益額を含んでいます。
(1)電子部品事業
当事業においては、当社を中心に新製品の開発・合理化・増産等を目的として投資を行っています。当連結会計年度はスマートフォン向けカメラ用アクチュエータをはじめ、タクトスイッチ®、センサなどのコンポーネント製品等の開発や製造設備への投資を行いました。
当事業における設備投資の額は33,210百万円です。
(2)車載情報機器事業
当事業においては、アルパイン(株)を中心に新製品の開発・生産革新の推進・品質の向上等を目的として設備投資を行っています。当連結会計年度は生産設備の更新や合理化を目的とした機械装置の他、新製品の金型を中心に設備投資を行いました。海外においては、欧州生産拠点であるALPINE ELECTRONICS MANUFACTURING OF EUROPE, LTD.等において生産設備への投資を行いました。
当事業における設備投資の額は13,597百万円です。
(3)物流事業
当事業においては、(株)アルプス物流を中心に事業の拡張・整備・合理化等を目的として投資を行っています。当連結会計年度は今後の取扱貨物量の増加やグローバル化、物流の合理化ニーズに対応するため、国内外における物流拠点及びネットワークの強化・拡充を行いました。
当事業における設備投資の額は5,533百万円です。