半期報告書-第84期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)

【提出】
2017/12/25 14:31
【資料】
PDFをみる
【項目】
74項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの中間連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この中間連結財務諸表の作成にあたっては、会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額に影響を与える見積りを必要とします。これらの見積りについては、過去の実績やその時点で入手可能な情報に基づいた合理的と考えられる様々な要因を考慮した上で判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの中間連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 中間連結財務諸表等 (1) 中間連結財務諸表 注記事項(中間連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。
(2) 当中間連結会計期間の経営成績の分析
当中間連結会計期間における経営成績の概況について、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1) 業績」に記載しております。
(3) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
① 資産、負債及び純資産
(イ) 資産
当中間連結会計期間末における流動資産の残高は、前連結会計年度に比べ79百万円減少し468百万円となりました。これは主に、現金及び預金が59百万円、短期貸付金が23百万円減少したためであります。
当中間連結会計期間末における固定資産の残高は、前連結会計年度に比べ26百万円減少し、693百万円となりました。これは主に、投資有価証券が25百万円減少したためであります。
(ロ) 負債
当中間連結会計期間末における流動負債の残高は64百万円となりました。
当中間連結会計期間末における固定負債の残高は、前連結会計年度に比べ13百万円減少し、62百万円となりました。これは、長期借入金が13百万円減少したためであります。
(ハ) 純資産
当中間連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度に比べ92百万円減少し、1,036百万円となりました。これは主に、利益剰余金が88百万円減少したためであります。
この結果、1株当たり純資産は23,380円10銭、自己資本比率は89.1%となりました。
② キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
③ 資金の使途について
当社グループの資金使途のうち主なものは、有価証券等への投資資金であります。
(4)経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載のとおりでありますので、ご参照ください。
(5)経営者の問題意識と今後の対応について
「第2 事業の状況 3 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりでありますので、ご参照ください。
(6)重要事象等について
当社グループは、売上高の著しい減少及び継続して経常損失を計上したことから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当社グループは、当該状況を解消すべく、新たな投資機会の創出に取り組むとともに、保有資産の有効活用を図り、売上高の増加と安定的な収益の確保を目指してまいります。