有価証券報告書-第87期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/27 14:41
【資料】
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【項目】
111項目

研究開発活動

当社グループは、高度情報化社会の進展に不可欠な情報通信ネットワークを構成する機器や装置、雷サージに対し弱体化している情報通信機器装置を雷から保護するための雷観測による雷予想、雷防護方法、また新製品開発のための基礎研究及びユーザーの要請に応えた製品の開発と従来品の改良等の研究開発を、部門間あるいは関係会社間で緊密な連携をとりながら進めております。
当連結会計年度における各セグメント別の目的、主要課題、研究成果及び研究開発費は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は556,393千円となっております。
(1)通信保安事業
・火災報知器用SPDのスマート化開発
・JR向け避雷器放電電流監視装置開発
・LED方式中高度白色航空障害灯開発
・JR向け列車無線装置用バッテリー寿命監視装置の開発
・GDT放電シミュレーションの開発
・Nシステム中継ボックス用SPD基板の開発
・通信用SmartSPDの開発
・SA端子盤用SPDの開発
・襲雷警報装置開発(陸上自衛隊向け)
・TC形列車接近警報受信機リニューアル品の開発
・新型ブレードセンサーの開発
・風力向け直撃雷電流観測装置の開発
・PVシステムの雷インパルス試験及び解析による研究
・落雷時のVHF放電と放電電荷量の特性に関する研究
・鉄道事業者向け沿線電話機の開発
・雷電磁バリアの効果検証実験
・DC48V用電源SPDの開発
当連結会計年度の研究開発費は534,036千円となっております。
(2)気象事業
・雷短時間予測に関する研究
・JLDNの位置標定精度向上に関する研究
・JLDNの推定電流値精度向上に関する研究
・冬季雷の地域的な性状の違いに関する研究
・VHFセンサーに関する評価に関する研究
・津波情報提供システムの開発
・波予測提供システムの開発
・熱中症情報提供システムの開発
・風力発電事業者向け雷気象情報提供システムの開発
・火山情報提供システムの開発
当連結会計年度の研究開発費は22,357千円となっております。