有価証券報告書-第52期(平成26年1月1日-平成26年12月31日)

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2015/03/27 15:07
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金融商品関係

(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループは、資金運用については短期的な預金等に限定し、また、資金調達については主として銀行借入による方針であります。デリバティブは、借入金の金利変動リスクを回避するために利用し、投機的な取引は行わない方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクにさらされております。当社グループでは社内ルールに従い、取引先ごとに期日管理及び残高管理を行っております。また、海外で事業を行うにあたり生じる外貨建ての営業債権は、為替の変動リスクにさらされておりますが、同じ外貨建ての買掛金及び借入金との平準化に努めております。
投資有価証券である株式は、業務・財務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクにさらされております。当社グループでは定期的に時価や発行体(取引先企業)の財務状況等を把握し、市況や取引先企業との関係を勘案して保有状況を継続的に見直しております。
営業債務である支払手形及び買掛金は、そのほとんどが1年以内の支払期日であります。一部外貨建てのものについては、為替の変動リスクにさらされておりますが、同じ外貨建ての売掛金の残高との平準化に努めております。
借入金及びファイナンス・リース取引に係るリース債務は、営業取引及び設備投資に係る資金調達を目的としたものであります。変動金利の借入金は金利の変動リスクにさらされておりますが、デリバティブ取引(金利スワップ取引)を利用して支払金利の固定化に努めております。
デリバティブ取引は、借入金に係る支払金利の変動リスクに対するヘッジを目的とした金利スワップ取引であります。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性の評価方法等については、前述の連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計処理基準に関する事項(6)重要なヘッジ会計の方法」をご参照下さい。
デリバティブ取引の執行・管理については、取引権限を定めた社内ルールに従って行っており、デリバティブの利用にあたっては、信用リスクを軽減するために、格付の高い金融機関とのみ取引を行っております。
また、営業債務や借入金は、流動性リスクにさらされておりますが、当社グループでは各社が月次に資金繰計画を作成する等の方法により、管理しております。
(3)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
前連結会計年度(平成25年12月31日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価(千円)差額(千円)
(1)現金及び預金13,395,47013,395,470-
(2)受取手形及び売掛金(*1)9,037,9369,037,936-
(3)有価証券(譲渡性預金)22,32522,325-
(4)投資有価証券117,998117,998-
資産計22,573,73122,573,731-
(1)支払手形及び買掛金1,730,1421,730,142-
(2)短期借入金(*2)1,697,2481,697,248-
(3)長期借入金(*2)3,815,7653,817,6731,908
(4)リース債務(*3)954,201959,5055,303
負債計8,197,3588,204,5707,212

(*1)受取手形及び売掛金の連結貸借対照表計上額及び時価は貸倒引当金( 517千円)控除後の金額であります。
(*2)1年内返済予定の長期借入金の連結貸借対照表計上額及び時価は長期借入金に含めております。
(*3)リース債務の連結貸借対照表計上額及び時価は流動負債及び固定負債を合算した金額であります。
当連結会計年度(平成26年12月31日)
連結貸借対照表計上額
(千円)
時価(千円)差額(千円)
(1)現金及び預金15,440,38315,440,383-
(2)受取手形及び売掛金(*1)10,210,36610,210,366-
(3)有価証券(譲渡性預金)25,66725,667-
(4)投資有価証券94,10394,103-
資産計25,770,52025,770,520-
(1)支払手形及び買掛金2,027,0602,027,060-
(2)短期借入金(*2)1,597,7601,597,760-
(3)長期借入金(*2)3,655,1543,657,6102,456
(4)リース債務(*3)724,551727,1462,595
負債計8,004,5268,009,5785,051

(*1)受取手形及び売掛金の連結貸借対照表計上額及び時価は貸倒引当金( 14,537千円)控除後の金額であります。
(*2)1年内返済予定の長期借入金の連結貸借対照表計上額及び時価は長期借入金に含めております。
(*3)リース債務の連結貸借対照表計上額及び時価は流動負債及び固定負債を合算した金額であります。
(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資 産
(1)現金及び預金、(2)受取手形及び売掛金、(3)有価証券(譲渡性預金)
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(4)投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっており、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注記事項「有価証券関係」をご参照下さい。
負 債
(1)支払手形及び買掛金、(2)短期借入金
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっております。
(3)長期借入金、(4)リース債務
これらの時価は、元利金の合計額を、同様の新規借入又はリース取引を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。
デリバティブ取引
注記事項「デリバティブ取引関係」をご参照下さい。
2.金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(平成25年12月31日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金13,395,470---
受取手形及び売掛金9,038,454---
有価証券
その他有価証券のうち満期があるもの
譲渡性預金22,325---
合計22,456,250---

当連結会計年度(平成26年12月31日)
1年以内
(千円)
1年超
5年以内
(千円)
5年超
10年以内
(千円)
10年超
(千円)
現金及び預金15,440,383---
受取手形及び売掛金10,224,904---
有価証券
その他有価証券のうち満期があるもの
譲渡性預金25,667---
合計25,690,954---

3.借入金及びリース債務の連結決算日後の返済予定額
前連結会計年度(平成25年12月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金1,697,248-----
長期借入金1,559,9331,101,703462,44999,99699,996491,687
リース債務455,961218,874143,54780,88345,1269,808
合計3,713,1421,320,578605,996180,879145,122501,495

当連結会計年度(平成26年12月31日)
1年以内
(千円)
1年超
2年以内
(千円)
2年超
3年以内
(千円)
3年超
4年以内
(千円)
4年超
5年以内
(千円)
5年超
(千円)
短期借入金1,597,760-----
長期借入金1,723,5661,084,409255,49699,99699,996391,691
リース債務261,099186,236124,02388,74243,76720,681
合計3,582,4251,270,645379,519188,738143,763412,372