有価証券報告書-第146期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)

【提出】
2022/06/22 15:35
【資料】
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【項目】
162項目
(重要な会計上の見積り)
1.工事損失引当金
① 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
(単位:百万円)
前連結会計年度当連結会計年度
工事損失引当金7,4196,499

② 会計上の見積りの内容について連結財務諸表利用者の理解に資するその他の情報
工事損失引当金は、工事契約について、工事原価総額が工事収益総額を超過する可能性が高く、かつ、その金額を合理的に見積ることができる場合に、その超過すると見込まれる額(工事損失)から、当該工事契約に関して既に計上された損益の額を控除することで算定しています。
採算・生産・品質等の管理における問題の発生によって工事損失の見込額が翌連結会計年度に変動する場合、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。
2.のれん
① 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
(単位:百万円)
前連結会計年度当連結会計年度
のれん4,24712,378

② 会計上の見積りの内容について連結財務諸表利用者の理解に資するその他の情報
企業結合時に、取得原価が受け入れた資産及び引き受けた負債に配分された純額を上回る場合に、その超過額をのれんとして認識しています。
のれんは、毎期、事業環境の変化や業績の悪化などに基づいて減損の兆候の判定を行います。
減損の兆候があると判断された場合、事業計画を基礎として割引前将来キャッシュ・フローを見積り、これが帳簿価額を下回る場合に減損損失を認識することとし、のれんの帳簿価額を回収可能価額まで減額します。
将来キャッシュ・フローの見積りには、成長率や割引率などの様々な仮定が置かれているため、これらの仮定が翌連結会計年度に見直される場合には、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。
なお、「(連結損益計算書関係)※7減損損失」に記載の通り、当連結会計年度においてGrazper Technologies ApSに関するのれんについては減損損失1,084百万円を計上しています。