有価証券報告書-第82期(平成31年1月1日-令和1年12月31日)

【提出】
2020/03/30 10:31
【資料】
PDFをみる
【項目】
159項目
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりであります。
①経営成績
当連結会計年度の当社グループの業績は、半導体システム機器部門を中心に販売が減少し、売上高は200,241百万円と前期比4.9%の減収、営業利益は20,916百万円、経常利益は20,518百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は15,481百万円と、それぞれ前期比27.5%、27.5%、30.6%の減益となりました。
この間、為替相場を見ますと、当連結会計年度の平均為替レートは、1USドル109.03円、1ユーロ122.03円と、前年と比べUSドルは1.3%の円高、ユーロは6.4%の円高になりました。
セグメント別の状況は、次のとおりであります。
(自動車計測システム機器部門)
アジアや欧州において販売が増加したことから売上高は81,042百万円と前期比1.7%の増収となりました。利益面では、販売地域構成の変化などに伴う利益率の低下、および研究開発費の増加などにより営業利益は6,454百万円と同16.2%の減益となりました。
(環境・プロセスシステム機器部門)
日本や欧州において販売が増加したことから、売上高は19,500百万円と前期比0.7%の増収となりました。利益面では、研究開発費用の増加などにより営業利益は1,697百万円と同16.3%の減益となりました。
(医用システム機器部門)
日本において販売が増加したものの、欧州においてユーロ安により売上高が円換算で目減りしたことなどから、売上高は25,335百万円と前期比2.6%の減収となりました。利益面では、研究開発費用の増加などにより営業利益は1,302百万円と同28.6%の減益となりました。
(半導体システム機器部門)
半導体メーカーの設備投資の調整を背景に、日本やアジアを中心に販売が減少しました。この結果、売上高は47,191百万円と前期比18.3%の減収、営業利益は10,727百万円と同37.1%の減益となりました。
(科学システム機器部門)
アジアを中心に販売が減少したことから、売上高は27,170百万円と前期比2.1%の減収となりました。利益面では、利益率の高い製品販売が拡大したことなどから営業利益は734百万円と同232.1%の増益となりました。
②財政状態
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ37,765百万円増加し、315,133百万円となりました。主に社債を発行したことにより、現金及び預金が増加したことなどによります。
負債総額は、前連結会計年度末に比べ28,168百万円増加し、143,517百万円となりました。社債が増加したことなどによります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ9,597百万円増加し、171,615百万円となりました。為替換算調整勘定が円高により減少したものの、利益剰余金が増加したことなどによります。
この結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ3.9ポイント減少し、54.3%となりました。
③キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ33,227百万円増加し、96,064百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とその主な要因は、次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益の計上などにより、26,638百万円のプラス(前連結会計年度は19,536百万円のプラス)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、日本、アジアなどにおける有形固定資産の取得による支出などにより、12,367百万円のマイナス(前期は11,029百万円のマイナス)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、社債の発行などにより、19,215百万円のプラス(前期は3,240百万円のマイナス)となりました。
④生産、受注及び販売の実績
a. 生産実績
当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称生産高(百万円)前期比(%)
自動車計測システム機器80,374△6.1
環境・プロセスシステム機器18,763△11.4
医用システム機器26,089△4.6
半導体システム機器39,603△39.1
科学システム機器27,049△4.5
合計191,880△15.7

(注)1.金額は販売価格によっており、セグメント間取引については相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
b. 受注実績
当連結会計年度の受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称受注高
(百万円)
前期比(%)受注残高
(百万円)
前期比(%)
自動車計測システム機器76,943△9.260,590△6.3
環境・プロセスシステム機器19,216△2.75,215△5.2
医用システム機器25,597△0.84,2006.6
半導体システム機器49,389△8.79,19331.4
科学システム機器27,6111.210,0974.6
合計198,758△6.189,297△1.6

(注)上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
c. 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称販売高(百万円)前期比(%)
自動車計測システム機器81,0421.7
環境・プロセスシステム機器19,5000.7
医用システム機器25,335△2.6
半導体システム機器47,191△18.3
科学システム機器27,170△2.1
合計200,241△4.9

(注)1.セグメント間取引については相殺消去しております。
2.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループ経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中における将来に関する事項については、有価証券報告書提出日(2020年3月30日)現在、入手しうる情報に基づいて当社が判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成において採用している重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に記載しております。
また、連結財務諸表の作成にあたって、会計上の見積りを必要とする繰延税金資産、貸倒引当金、製品保証引当金、たな卸資産の評価、固定資産の減損、退職給付に係る会計処理などについては、過去の実績や当該事象の状況を勘案して、合理的と考えられる方法に基づき見積りおよび判断をしております。ただし、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果は異なる場合があります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a. 経営成績等
当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析につきましては「(1)経営成績等の状況の概要」に記載しております。
b. 経営成績に重要な影響を与える要因について
経営成績に重要な影響を与える要因につきましては「2 事業等のリスク」に記載しております。
c. 資本の財源及び資金の流動性の分析
当社グループの財務政策は、資産構成に合わせた最適な資金調達を行うことを基本方針としております。事業成長に向けた投資資金需要に対しては、その投資の内容に加え、資本コスト、資金調達環境及び条件、自己資本比率、手許流動性の水準などを総合的に勘案し、長期的な企業価値向上に最も資すると考える方法により対応しております。運転資金需要に対しては内部留保や短期借入などにより対応しております。借入については、主に社債の発行や金融機関からの調達であります。
なお、連結子会社が資金調達を実施する際には、グローバルな資金効率を向上させる観点から、金融子会社を設立しグループ内で資金融通を行う一方、外部調達を行うことによる経営規律向上、ガバナンス強化を目的として、金融機関からの借入も実施させております。
d. 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、2019年8月に5年後の2023年度を目標年度とする中長期経営計画「MLMAP2023(Mid-Long Term Management Plan 2023)」を策定し、連結売上高3,000億円、営業利益400億円、ROE(自己資本当期純利益率)10%以上をめざしております。
当連結会計年度における業績につきましては、半導体メーカーの設備投資の調整を背景に、半導体機器部門を中心に販売が減少し、売上高は2,002億円、営業利益は209億円、ROE(自己資本当期純利益率)は9.3%となりましたが、MLMAP2023達成に向けて、引き続き諸施策を推し進めてまいります。達成に向けた施策につきましては、「1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等(3)中長期的な会社の経営戦略及び会社の対処すべき課題」に記載しております。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。